その性格と設定、必ずしも矛盾はしない気がしますよ。
>心に影があって、「めんどくせーな……」「なんで俺が……」とかいいつつも、眼の前の人がピンチな時はかっこよく決めてくれる感じの主人公にしたいんですが、
その性格、けっこうラノベ的です。心の底ではヒーローに対する憧れがありながら、素直に表に出せないんですね。
心に本当に深刻な闇をかかえた人間なら、ピンチの人を助けてかっこよく決めたりしませんよ。人を助けることはあるかもしれませんが、そこでかっこよく決めるというのは根が単純であることの証明です。
そういう性格の主人公がラノベ好きでも違和感はありません。ただし、自分がラノベを読んでいることを隠したがるとは思います。
なので、ラノベ好きがバレそうになったときに狼狽えて全力で否定するといったエピソードを加えておけば問題ないのでは? ラノベ世界に転移するという後の展開にも自然につながると思います。