質問を読む限りだと、主人公は羞恥心が強いもしくはプライドが高いために、人付き合いに恐れを抱いているようなイメージ。まあそういう屈託を『心に影』って言って言えないこともないかもしれないけど。
影っていうのが抽象的な便利ワードすぎるので、もうちょっと主人公の性格を分析的にとらえて言語化したほうがいいような気がする。
>やっぱり、ラノベの世界に行くので「ラノベが好き」であるべきだと思う
そんなことはないでしょう。ラノベなんて見たことも聞いたこともない主人公が何かの間違いでラノベ的な異世界に飛ばされて、ライトノベルのお約束をお勉強しながら冒険する話だって良かったはず。
序盤からラノベテンプレ知識で異世界チートみたいなやつがやりたいのだとしても、ラノベに異常に詳しい図書委員の美少女とかを一緒に転生させてチーム行動させればいいでしょう。主人公が序盤無知&隣にちょうどいいガイド役がいると世界観の説明がしやすい利点もあるし。その場合だとヒロインの知識と主人公の異能でトラブルを切り抜けていくバディものっぽくなるのかな。なんにせよ『ラノベの世界に行くので「ラノベが好き」であるべき』は先入観なのでは。そういう設定で書きたいならそれはそれでいいのだけれど、道がそれしかないわけじゃない。