批評ありがとうございます。
総合評価30代の赤点みたいな作品を読んでいただき、心ぐるしいような、嬉しいような戸惑いを感じています。
そして、丸の少ない答案用紙から間違った設問を拾いあげ、指摘する作業は大変だったと思います。
批評に対しての返信は何を言っても言い訳になりそうで、難しいですね。
それに、長文で批評してくれているのに「ありがとう」だけでは誠意がないので、少し書いていきたいと思います。
最初、主題は不遇な青春を取りもどそうとする主人公が異世界と現代を行き来する。
「犬夜叉」のようなラブコメをやろうとしたのですが、見事に主題から外れました。
長い執筆期間。二か月未満くらいでしょうか? プロット通りに異世界にいって帰ってくる。これは達成させることができたのですが、なろうの流行を取り入れよとしたり、どうすれば評価してもらえるのか? という動機でテコ入れをしていくうちに、主題からそれていった事。
「ラノベ一冊=一巻」と考えていたので主題を展開させる速度が緩やかになり、具体的には存在しない2巻でやればいいという状態に気づかないまま主題が明示されずに物語が進んでいった要因なのかなと思いました。
そして、主語の部分は無意識下の所業ゆえに、指摘されるまで気づきませんでした。
他者に批評されて初めて頭が回り始めることも新たな発見でしたし、自身の作品を頭から足元まで読んでくれた上での批評は得難いものでした。
また、作品を書く原動力を得らた気がします。
改めて、読んでいただきありがとうございます。