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タイトル:キャラクターの魅力が上手く書けないの返信の返信の返信 投稿者: ヘキサ

例えがマニアックでごめんなさい(汗

>ストーリーにキャラを入れ過ぎると話自体が破綻する

ちょっと違いますかね。どっちかというとみりんさんの言う「何故」「理由」をしっかりキャラクター達が実感できていない状況を作ってしまう、というところです。だから大事なのは「動機がないのに無理やり動かしているのはダメ」のほう。

確かにキャラクターごとに別の動機を作っているシナリオってのはあるんですけれども、おおむねそのゲーム自体に「キャラクターは、だいたいこういう仕事を受けて生活している」「基本的に○○な事態を見たら放っておけない」というお約束があるんです。例えばだけど、異能ものだったら「異能が原因だと思わしき事件には積極的に解決に協力する」とかね。何故かっていうと、対抗できるのは自分達しかいないから。

で、初心者マスターあるあるに「キャラクターから見て受けるとは思えない仕事・関わるとは思えない事件をつくってしまう」というのがあるんです。それも誰か一人、というわけではなく、全員に対して。
でも、マスターってシナリオ作るの一生懸命なんですよ。それで遊ばせてもらっている立場であんまり重箱の隅をつつくようなことは、みんな控えるようにしています。だから「微妙なきっかけだけどとりあえず動いてみよう」という協力的なプレイヤーさんもいる。それでも、あんまりに微妙なシナリオだとやっぱりうまく動けないんです。

だから「動くのがお約束だから動こう」とか無理に思わずに「もうちょっと情報が出そろってから・気持ちが固まってから動こう」という感じで、自分やキャラクターの気持ちに嘘をつかずに行動する。そういうほうがかえってうまくいく時もある、ということです。

もちろんこれは、マスターを困らせるためにやるものではないですし、マスターも協力的なプレイヤーに甘えすぎてはいけない。その辺の様子は空気を読みながらみんなでなんやかんやするんですよ。それでも全体的に失敗ぽい感じだったら、最後の反省会で(おもにマスターが)反省する。そうやって「物語を作るのに必要なものは何か」を突き詰めていくと、やっぱり「動機」の部分が大事だなあ、とか思ったりするんですよ。

……こんな感じで。あんまりわからないようでしたら、聞き流していただいて構いませんが、「そのキャラの立場・気持ちになった時に『何か変な感じがする』と思ったら、あまり作者や物語の都合ばかりを優先しすぎないようにしてみる」ということです。私の場合はもはや演技の際の、勘の域で判断している話なので、ちょっと言葉で説明しきれないんですが、何か参考になれば幸いです。

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