> f-log さん
ご丁重なご返信ありがとうございます。ドラコンです。
>私も必然性があれば出しても良いと思ってます。
必然性を含めて「説得力」でしょうね。先に挙げた『薬屋のひとりごと』でも、主人公の養父は、西洋世界が想定される「西方」に留学していましたから。つまり、東洋風世界が舞台でも、西洋世界との交流がある世界であることが示されています。もっとも、チョコレートが登場したのが1巻、養父の西方留学が明らかになるのが2巻でしたが。
中世ヨーロッパ風異世界でも、帆船とはいえ、高度な航海術を有し、ほかの大陸と交流があるような世界であれば、トマトやジャガイモが出てきてもそれほど違和感でないのでありませんか。
シャワーにしても、古代ローマを想定した「過去の高度な水道技術を応用して造った」とでもあれば、説得力が出てくるでしょう。
次に、世界観への馴染ませ方です。『薬屋のひとりごと』では、漢字圏が舞台とはいえ、「巧克力(チョコレート)」と漢字(中国語)で表記していました。作中世界が漢字圏でも、「外来語」であることを明示すれば、無理に漢字表記する必要はないですよ。登場人物にとって、耳慣れない語であれば、むしろひらがなで表記したほう良いかもしれませんね。実際、『薬屋のひとりごと』7巻では、主人公にとって耳慣れぬ西方人名がひらがなで書いてありました。