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タイトル:自信満々の小説がダメダメだったら、どうする?の返信 投稿者: t

未完成のまま次にいくと。新作執筆中に不安におしつぶされて人に意見を求めたくなってしまいます。未完成→新作→未完成のループという最悪の癖がつき、これが原因でやめていく人も実際かなり多いです。私だったらとりあえず完結させてから、期限をきめて指摘された箇所を手直しして、後は評価シートの貰える新人賞に応募します。

生活の中心が小説になっているなら話は別ですが、普通はいつまでも小説を書き続けていくことは難しいです。進学、就職、それに年を取れば自然と価値観が変わります。時間制限があるものなので、無料でプロから意見を貰える場は有効活用していきたいですね。もちろん強制するつもりはありませんし、他の人が何を一番に選択しようと私には関係のないことです。

長い期間、設定を練れるのはすごいことですが、私が思うに冬空星屑様はまだその価値に気が付いていないだけのように思います。ただ、練った設定をどう文章として書くかについてほとんど考えていなかった点に問題があり。
仮にプロットや素晴らしい設定集を作っても、それをドラマ仕立てで本文にどう書いていくかまで計算して分かっていないと……なかなか難しい現実があります。

率直な感想としては、プロット相談掲示板の案は書くのが大変な小説だなという印象です。それは主人公が大きくなりすぎていて物語との釣り合いがとれていないからです。
ストーリーというのはイメージとしては緩やかな坂道、あるいは階段です。情報を小出しにしながら、物語の中心へと主人公を導いていきます。
主人公が中心となって話が進んでいるように錯覚してしまいがちですが、物語からしてみれば主人公は数いる役者の一人で、たまたまゴールにたどり着いた者でしかありません。
長期間考えるとどうしても、主人公=物語としてしまいがちです。

例えば学園都市アスタリスクでは主人公が失踪した姉を探す目的で学園にやってきただった(?)と思います。物語が進むにつれて何が起きたかが分かってきます。
前に私が感想に「主人公の頭が悪い」と書いた理由は、うる覚えですが主人公は500万人に1人(だったかな)そんな才能を持った人間が、そもそもお金で苦労するわけがないんです。
しかし本屋や動画配信サービスにある数多の作品には、超がつくほど優秀な主人公が苦労する話なんていくらでも転がっています。なかにはお金で苦労する話も当然あります。それはどこが違うのかといえば、彼らはみな弱点をもっています。
主人公の弱点がどのように変化していくか。また、誰がどのように主人公の弱点を刺激しているかを注目しながら。ノートに取りながらでもいいですし。プロの作品のストーリーをよく見返してみるといいと思います。

何かのお役にたてば幸いです。

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