どうも円様、初めまして。マリン・Oというものです。
私も素人ですが、自分なりの意見をさせていただきます。
ええっと、その前に少し伺いしたいことがあるのですが、主人公の性別と書きたい作品のジャンルはどのようなものでしょうか?
これがわからないと少し意見しずらいので、教えてください。そうしていただければ再訪します。
ええ、ここからは単純に主人公の設定を見て感じたことを書きます。
個人的に一番気になったところはここですね。
・なんでもこなし、なんでもいち早く聡明な頭脳の持ち主でとあること以外では<葛藤はしない>
この葛藤しないというポイント、これは小説の醍醐味を真っ向から潰すような設定だと思うんですよ。
物語というものは基本的に『苦境にさらされている主人公がどのようにそれを乗り切るか』という構成が様式美なんですよね。
ピンチにならない主人公は見ていても面白くないです。どんなに強い主人公でも、苦戦する時は必ず訪れるものなんですよ。
私の好きな漫画に北斗の拳という作品があります。知名度が非常に高い作品ですので円様も名前くらいは聞いたことがあると思います。
(あ、ご存知でしたらすみませんね。ここからはご存知じゃない方向けの紹介になりますので)
北斗の拳は拳法家であるケンシロウが荒廃した世界で戦い抜くという作品です。
実際に読んだことがない人でもケンシロウは最強の主人公として認知していることでしょう。
しかしそんな彼も決して無敗ではありません。ケンシロウだって敗北することもあります。
信じられないかもしれませんがケンシロウは、作中で三回も敗北しています。
……まあ簡潔にまとめると、どんなに強い主人公でも苦境に陥る義務があるということです。
正直にいいますと、円様の主人公は初心者がよく作る「完璧すぎて面白みがない主人公」だと思います。
誤解のないように補足しますが、これは誰でも慣れない間は一度通る道です。
実際に私も始めてばかりはそんな面白くない主人公を作っていましたので、恥じる必要はありません。失敗しても次に生かせばいいだけなのですから。
ええっと、他にも気になることはあるのですが、それはもっと詳細な設定を聞いてから言わせていただきます。今日はこのくらいで。