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タイトル:恋愛要素は無理矢理にでも入れとかないといけないですか?の返信 投稿者: あざらし

逆説的ではありますが、ご質問から『(恋愛要素を)入れるべきであろう』というお考えが覗えます。
ラノベに限っていえば、恋愛要素なしというのはハードルがあがります。
ですので、単純には入れて頂いた方が良いです。

もう一点。

>僕は恋愛ものを作るのは苦手なほうです

では『なにが得意なのか?』ということです。
苦手なことなんかより、こっちの方が遙かに重要です。
恋愛要素がないことで上がったハードルを飛び越えるのが、mikaさんの得意とすることです。

>女の子の心情も知りません。

言葉通りにとらないで欲しいのですが、異性に限らず他人の心情なんて真に理解はできません。想像してるだけです。
小説においては『創り出したキャラクターの説得力』がリアリティです。

その上で書きますが、女の子の心情がわからなくても、男性の心情は解りますよね?
心情が解らなくとも、外から見た女の子の反応は解りますよね?

視点の話になっちゃいますが、男性主人公の視点で、他者の内面には全く踏み込まない三人称一元視点ならば、もとより女の子の心情を書くこと自体がありませんよね。
ヒロインの心情は、実生活と同じく(主人公から見た)反応や行動で、読者に『ヒロインはこういう心情なのだろう』と感じさせる書き方です。

また、恋愛要素というのは別にイチャコラするだけではありませんので、片思いでも成立します。読者に対して『このふたりがくっついて欲しい』そう感じさせれば、立派に恋愛要素になります。

そもそもラノベの恋愛要素というのは、『付き合い出すまでの過程』を楽しませるものが主流で、『付き合っているふたりのやりとり』は少数です。漫画で言うところの少年誌と青年誌の違いです。もしmikaさんの作風が少年誌よりならば、それは恋愛要素が書きやすい舞台でもあります。
苦手だから諦めるのではなく、自分に書けるであろう恋愛を模索するのも手だと思いますよ。

それでも、もし、どうしても恋愛要素が書けないなら、恋愛要素を完全に廃して他で勝負するという方法があります。
冒頭あたりで書きました『なにが得意なのか?』ですね。

1)「この作品のウリは何処ですか?」という質問をされないような作品
2)読みさえすれば誰でも『この作品のウリは○○だな』という感想を抱ける小説

最低条件が1)
目指すべきは2)
できることならば、『恋愛要素がないということに読者は(読んでいるときに)気づきもしない』というレベルで物語に没頭できる作品。

諦めずに書ける恋愛要素を模索し、同時にmikaさんのウリとなる部分を伸ばして欲しく思います。
ではでは執筆頑張って下さい。
応援いたします。

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