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タイトル:そういう悩みへの解決策としては、序盤をいくらいじっても無駄です 投稿者: あまくさ

ん~。
言いたいことが伝わっていないような気がしたので、補足してみます。

>この「起」ではいくらなんでも主人公が忍耐不足過ぎて共感が得られないから無しかなと。

これが気になったんです。
そもそも麒麟さんの主人公は「忍耐不足」な性格なのでしょうか? 承の部分がきっちりできているのなら、主人公に忍耐力が有るのか無いのかは明確に決まっていて、それを示すエピソードなどもあるはずなのでは?
そこがちゃんとできていて仮に忍耐力のある主人公として確立しているのなら、起を考えるにあたって忍耐力のなさそうな行動をさせてしまうという発想がでてくるはずはありません。そうなるとしたらキャラがブレているということです。(序盤では忍耐力に欠ける主人公が中盤の経験を経て成長する設定なら話は別ですが、だとしてもそういうストーリーができているなら序盤の描き方は逆算して決まってくると思います)

そもそも私としては、厳しすぎる名家から逃げ出したいと思うことが読者の共感が得られないほど「忍耐不足」なのかどうか疑問を感じないでもありません。
が、仮にそうだとして。

>唯一の心の支えとなっていた身内が他界して精神崩壊、他の身内(分家等)が見かねて主人公を連れ出す

つまり「忍耐不足」な主人公を甘やかしてくれる身内がいて、その人が死んだから忍耐ができなくなった、という話じゃないですか? それぐらいなら身内の死などという大袈裟な設定を使わず、主人公が自分のやりたいことと家の事情の齟齬について考え、自らの意思で家を出たことにした方がよほど男らしいです。
つまり考えていらっしゃる設定は逆効果なんじゃないですかという指摘をさせていただいたのです。他力本願と書いたのもそういうこと。

>やはり「起」はしっかり書く必要がありますね。

むしろ承が大事じゃないかというのが私の意見です。
承の詳しい内容や主人公のキャラ設定をしっかり考えれば、起の部分の主人公の行動についてそこまで迷うことはないと思います。繰り返しますが忍耐不足で情けないと読者に思われてしまう主人公を作ってしまったのであれば、序盤をいくらいじったところで誤魔化せることではないでしょう。

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