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タイトル:処女作前編の批評依頼。の返信の返信の返信の返信の返信の返信 投稿者: 【本人から削除依頼】

 竹牟礼さんなりに簡潔に言い換えてみると「表現のコントロール」となるわけですね。それでいいと思います。何かが腑に落ちたのは確かでしょう。どう言い換えるかに拘っても仕方ありません。今の作品の改稿や次の作品で具体的に分かることですから。

 さらに「表現のコントロール」のポイントとして「意図的に」というものをお考えになったわけですね。「思い浮かんだ言葉を連ねる」だけではまだうまく行かず、「何をどう伝えたいかを考えて言葉を選ぶ」といったことになるでしょうか。そこもいいと思います。

 その「意図的に」を行うには、要領があります。「読者の視点で見てみること、考えてみること」です。「思い浮かんだ言葉を連ねる」状態だと、自分には分かるし、しっくり来る言葉も選べます。まず、それを書いてみる。

 しかし、読んで欲しいのは読者という赤の他人ですよね。竹牟礼さんの作品内容を知らずに読み始めるし、作者の竹牟礼さんのことも知らない。そういう人が読んで分かるのか、を考えてみるわけです。読者が苦労して読み解くようではいけません。作品を見せずに読みあげてみて、事情を全く知らない赤の他人が即座に理解できる必要がある。それができているか。

 言い換えれば、「言いたいことを言っただけでは伝わらない。相手の事情に応じて述べる必要がある」ということです。

 繰り返しますが、大事なのは読者の視点です。よく「頭を真っ白にして」と言いますが、小説なら作者として何をどう書いたかを忘れるということです。「なろう」で知らない作者の知らない作品を読むときのように、自分の作品を読む。

 物凄く難しいです。当たり前ですよね。自分が書いた作品をきれいさっぱり忘れるなんて、とてもできません。また、自分の作品なら、書いてないことまで知っている。ですから、読者の視点になる、というのは、仮想的に読者を想定して、シミュレーションするといった感じになります。それでも難しいです。私もきちんとはできません。だけと、やろうとするしかない。

 ちょっと差し出口を利きますが、サタンさんとのやり取りについて。お礼とか気持ちとかの話になってきていますが、実用的な側面もあることは注意してください。

 感謝はあったほうがいい。だけど、感謝の気持ちさえ伝わればいいのではないのです。ご質問に対して回答があり、その回答をどう理解して、どこが自分に役立ちそうで、どこが採用できないか、あるいは実行が今はまだ無理なのか。それらを簡潔に伝える必要があります。

 なぜなら、竹牟礼さんは複数回の質問をしておいでです。回答する側としては、以前のご質問との関連性はもちろん、質問内容や返信から推測される竹牟礼さんの実力、得手不得手、好みなどを参考にしたくなります。以前から回答してきた人であれば、特にそうなります。

 回答に対するポイントを突いた返信がないと、その辺りがさっぱり分からないわけです。回答する側としては回答の精度を上げていけなくなります。回答する側としては、非常に不本意です。
(注:これは自分の性分を基準にしています。質問ごとに回答を考えたい方もいると思いますが、返信が邪魔になるわけではないでしょう。)

 さらに、たった一度の質問だったとしても(最初に質問するときも同じ)、返信内容から、回答の一部が誤解を招いてしまったかどうかなどが分かります。回答が間違って伝わったと思ったら、補足したり訂正したりできます。しかし、回答に即した返信がないと、そこも分かりません。回答する側としては、質問した方を惑わせてしまってないか、不安なままになります。

 返信は単なるマナーでも形式的な手続きでもありません。回答に対する要点を押さえた返信は、相互的な情報伝達がうまくいったかどうかの確認になり、質問した人と回答する人両方にメリットとなります。そういったことも考慮に入れてみてください。

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