>・「なんかつまらないな……」
>・「これ、全然おもしろくないな」
>・「こんなの書いて意味あるのか?」
>・「すごい薄っぺらいな」
>・「説教臭いし、テーマもよくわからない」
小説を書いている人のほぼ全員が、多かれ少なかれそういう悩みを感じながら書いていると思いますよ。イメージと実践は別物ですから。
書きたいものと書けるもののあいだには、深くて暗い川があるんです(笑
まあ、なぜそういう心理状態になるのかという考察は難しい話になるのでおくとして、乗り切る方法はたぶん一つです。
◎つまらなくても無理矢理でもいいから、最後まで書き上げる。
バカみたいなアドバイスに思えるかもしれませんが、私がそう考えるだけじゃなくて、かなり多くの方が異口同音に仰っていることですから、たぶんシンプルな心理なのだろうと。
苦しいのも色々な心理的抵抗があるのもこらえて最後まで書き上げてみると、それなりに分かることが一つや二つはあるものなんですね。
小説を書くというのはどういうことなのか、おぼろげながら少し分かった、という感覚。
これを理屈ではなく体験することが大きいんじゃないかと思います。
それを体験すると、自分のやっていることに少なくとも先はあるんだと信じられるようになるので、次からはだいぶ楽になります。