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書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまう (No: 1)
スレ主 武内 投稿日時:
初めまして、みなさんに相談したいことがあり投稿しました。
もう10年以上も似たことが続いているのですが、小説を書いているとすぐに「つまらないな……」と感じて筆が止まってしまいます。
思いついたプロットや会話文、設定をかきとめている間は楽しいのです。
しかし3日間もすると、
・「なんかつまらないな……」
・「これ、全然おもしろくないな」
・「こんなの書いて意味あるのか?」
・「すごい薄っぺらいな」
・「説教臭いし、テーマもよくわからない」
と自責に似た感情が生まれ、嫌悪感がどんどん増して書くことを放置してしまいます。
自分で自分の揚げ足取りを永遠に繰り返している気持ちです。
なにがあって自分でこんなに自分を貶めているのか、よくわかりません…
スピリチュアルな問題なのかと考えた時期もありますが、結局何にも答えが出ないまま年月だけが過ぎています。
そこでみなさんにお聞きしたいのですが、
書いてる途中で「なんかつまらない」と強い感情に駆られたとき、どのようにその状況を解消していますか?
また、「自分の場合は○○が原因で同じ状況になった」といった思い当たることがあれば教えてほしいです。
カテゴリー: やる気・動機・スランプ
この質問に返信する!人気回答!書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信 (No: 2)
投稿日時:
>「自分の場合は○○が原因で同じ状況になった」といった思い当たることがあれば教えてほしいです。
モノの良し悪しがわかるようになったため、しかしそれを改善する技術や才能に乏しかったため。
というのが原因として考えられたかなと。
ようするに、多くの物語を作り読んできたために「面白いかどうか」は判断できるけど、「どうすれば面白くなるか」ってのがわからない。
だから作ってるときは楽しいけど、一度冷静になってしまうと冷静に評価してしまうので面白味を感じられないし、それをどうしたら面白くなるのかもわからないから投げ出してしまう。
そういう状況に覚えがあると感じられたのなら、考え方を変えてみると良いです。
「そのプロットが面白いかどうか」ではなくて、「そのプロットの面白いところはどこか」と、評価するのではなくプロットの面白いところを探しましょう。
それが真実面白いモノでなくても良いです。
面白い場所を探すことが出来ればあとはソコを盛り上げれば面白くなるんで、ぶっちゃけ何でもいいです。
そう考えりゃ、基本的にどんなプロットでも面白いですよ。
いやいや、でも冷静に見るとやっぱ面白くないんだ、と思うでしょうか。
そりゃ、「面白い場所」の見せ方に間違いがある構成をしたプロットだからです。
「面白い場所」つまりプロットで「押し出したい場所」ですね、これを十分にプッシュできれば、少なくともそれなりには面白いハズなんですよ。
面白くないのは、「面白い場所」をプッシュできてない、つまり「面白い場所を書けてない・表現できてない」からです。
なので、面白くないと感じるなら
1.面白い場所、押し出したい場所を明確にする。
2.それが十分に押し出せているかどうか、目立つ構成にできているかどうか。
というのをチェックしてみると良いでしょう。
設定などを作ってるときには、こうした作品イメージは漠然としたイメージでしかないことが多く、例えば「辛い過去を抱えた主人公が悪魔を倒していく」というイメージで作ると、その「雰囲気」が面白いと感じてプロットを作るわけだけど、「雰囲気というイメージ」は言語化できていないので実際プロットには「雰囲気」が表現できていない。
「辛い過去の設定」「悪魔を倒していく展開」と、その状況の説明はされてるけど、「そういう雰囲気」は相変わらずイメージにあるだけでプロット上に表現できていないでしょう。
だから「出来たプロットを読むと面白くない」と感じるわけです。
面白いと思ってたモノを書けてないプロットなんだから当たり前なわけですね。
なので、面白い場所は明確に(雰囲気は罠)。それを押し出せているかどうか。というチェックが大事なわけです。
それが出来た上でなお面白くないプロットというのも確かにあります。
でもその原因は明らかです。
書くべき事をしっかり書けていて面白い場所のプッシュも出来てるプロットが面白くないのは、単純にテーマが悪い。またはテーマに対しアプローチが悪い。ようするに想定する読者層(作者自身を含む)に対して、合わない、というだけ。
>書いてる途中で「なんかつまらない」と強い感情に駆られたとき、どのようにその状況を解消していますか?
プロットや書きたい内容を端的に一行の文章にしたものを「ネタ」と考えているのですが、このネタの時点で面白くない・面白味がない場合は、面白い要素を足すか早い段階で諦めます。
要素を足すと面倒な事になる場合も多いので、さっさと切り捨てることが多いと思います。
そうではなく、ネタには自信があるけどプロットが面白くない場合は前述した通り、その面白さを表現できていないだけなんで、何度もプロット案を出して原因を探り、納得いくまで作り直します。
テーマが悪くてもアプローチの仕方が良ければ面白くなるので、ネタに自信がある場合諦める事はほとんどないですね。
>自分で自分の揚げ足取りを永遠に繰り返している気持ちです。
>なにがあって自分でこんなに自分を貶めているのか、よくわかりません…
たぶん、完璧なものを作ろうとしてる気持ちがあるんじゃないでしょうか。
どうせ作るなら良いものを作りたいというのは当然の事ですが、それが過ぎれば自分の作品のアラばかりが見えてしまって何をしてもダメ出ししか出てこないでしょう。
ようは、ハードルを高く設定してるんじゃないかなと思います。
例えば、「勇者が魔王を倒す話」というステレオタイプなネタを書いてみて下さいな。短編でもいいしプロットでもいいんで。
じゃあ、まずこのネタの「面白い場所」はどこでしょう? 私はオーソドックスに「勇者が魔王を倒す話なんだから、悪者を倒していく勇者の姿が面白い場所だ」と考えます。もちろん答えは人によって違うでしょう。
そしたら、「勇者が悪者を倒す姿」をアピールしてけば良い話で、少なくともそれだけで「勇者が魔王を倒す話」としては楽しめる本になります。つまり面白い方です。
カレーを作るとき、真っ当に料理をして、ちゃんとカレーの味がすれば、そりゃ美味しく食えるでしょ?
作者としての感性や好みは置いといて、面白い場所が明確で、それを押し出せていれば、面白く読めます。
それを、どこそこの名店で食べたシーフードカレーと比べたら、そりゃ見劣りするでしょうよ。
でも、そのカレーは名店とは違う味わいがあるんだし、自分のカレーのハードルは名店のシーフードカレーではないのですよ。
「ちゃんとカレーの味がすること」というのが適切なハードル。
書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
「押し出したい場所」
とても参考になりました!
自分の「ここを見てほしい!」という場所を煮詰めて、創作してみます!
ありがとうございます!
書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信 (No: 3)
投稿日時:
つい先日、ン十年前の黒歴史入りしかけて途中で止まらせていた作品を仕上げまで持っていくことができたhexaです。
その作品は、他の方から原案を頂いたものだったのでストーリーやキャラにぶれがなかったこと、比較的短めだったので終わらせてみようと思えることができましたが、それでも「これつまんないとか、矛盾があるとか思われるかも。今更仕上げてどうすんだ」という自身のメンタルやテーマ寄りの問題の部分はありましたし「これを表現する語彙が探し当てられない、終わりをどう結べばいいのか迷う」などの技術面での迷いも両方ありました。
仕上げた感想としては、つまんないかもと思う気持ちを振り切って仕上げようと考えたこと、当時よりも適切な語彙や表現が見つけられることができて成長したなと思えたこと、などがとても自身の成長に繋がったという気がしています。
ただその一方で、それよりも昔に考えていながらまだストーリーが纏まっていないものも沢山あって、今やっとひとつ昔の作品を仕上げられたことで「他もそのうち仕上げられるかなー」とようやく期待が持てるようになった、というところです。
おおむねサタンさんが詳しく書いてらっしゃいますが「いろいろ足そう」の思考は危険、と私にも思えます。むしろ「これだけが書けていればいい」を見つけて短めに切り上げたほうがいいように思えます。その「これ」を一文で表せる(「ログライン」という用語で通っていることもあります)のはやっぱり大事だという気がしています。それ(ログライン)を持っていることが書いている最中の自信、心の拠り所となると思えることがわりとあるなと感じました。以上、何か参考になればと思います。
書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
ログラインという言葉、初めて知りました。
自分からすればやはり仕上げることのできる人は本当にすごいと思います。
めちゃくちゃためになりました、ありがとうございます!
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信 (No: 6)
投稿日時:
>・「なんかつまらないな……」
>・「これ、全然おもしろくないな」
>・「こんなの書いて意味あるのか?」
>・「すごい薄っぺらいな」
>・「説教臭いし、テーマもよくわからない」
小説を書いている人のほぼ全員が、多かれ少なかれそういう悩みを感じながら書いていると思いますよ。イメージと実践は別物ですから。
書きたいものと書けるもののあいだには、深くて暗い川があるんです(笑
まあ、なぜそういう心理状態になるのかという考察は難しい話になるのでおくとして、乗り切る方法はたぶん一つです。
◎つまらなくても無理矢理でもいいから、最後まで書き上げる。
バカみたいなアドバイスに思えるかもしれませんが、私がそう考えるだけじゃなくて、かなり多くの方が異口同音に仰っていることですから、たぶんシンプルな心理なのだろうと。
苦しいのも色々な心理的抵抗があるのもこらえて最後まで書き上げてみると、それなりに分かることが一つや二つはあるものなんですね。
小説を書くというのはどういうことなのか、おぼろげながら少し分かった、という感覚。
これを理屈ではなく体験することが大きいんじゃないかと思います。
それを体験すると、自分のやっていることに少なくとも先はあるんだと信じられるようになるので、次からはだいぶ楽になります。
書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
書き上げないと味わえない感覚があるんですね。
やはりなんとかしてまずは書き上げてみようと思います!
ありがとうございます!
書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信 (No: 7)
投稿日時:
いわゆる【賢者タイム】やね!!!!
満足するまでシコったら一転、おかずにすら嫌悪を覚えて捨てちゃうとかいうやつ。
満足する前に寸止めしながら、セルフ焦らしをしましょう(笑)
わたしは全ての創作活動を自慰的行為だと認識しています。
====================
とりあえず一回全部ないようを忘れましょう。
小説執筆時にやりたくなる気分転換を意図的に行い忘れてしましましょう。
・・・・忘れてから設定を読み返した時、そこには自分のドストライク小説の構想があることに気付くのです。
だって、自分の面白いと思った要素全部乗せだぜ?自分の嗜好ダイレクトなオートクチュール小説に、誰より自分こそがファンになること請け合いです。
=================
なので、投げ出した昔の構想を引っ張り出し、清書しなさい。
あまりにメモ類が漠然としすぎて無理だったら、以降のメモは分かりやすく書く努力をしなさいな。(私はこれです(-_-;))
もし清書できなかったら・・・・・・【清書の仕方がド下手くそ】な事こそが問題です。その場合【仕上げ力(りょく)】を鍛えなければならなくなるわけだ。
スピリチュアルより筋肉だ。小説執筆の筋肉とAV男優が鍛えるというガマン筋?をきたえよう
書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
>>自慰行為
すごいわかりますw
我慢もトレーニングの一つなので、やってみます。
自慰行為もやり抜けば力になりますよね!
書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信 (No: 8)
投稿日時:
>>書いてる途中で「なんかつまらない」と強い感情に駆られたとき、どのようにその状況を解消していますか?
私の場合、自分なりの勝利条件(これが読者を惹きつける小説でしょという)を何年も考え続ける、という回答になりますが。具体的に勝利条件が何を意味するかはお教えできません。
編集者さんの座談会や選考に参加した作家の話だったり、一行コメントを読むと小説を書く気持ちが失せますね、超難しいと思ってしまいます。書いていて「なんかつまらない」と感じることはありますよ、例えばそれはこんな時です。
作者にしか分からない形でしか成長できていないので、前作と似たような作品やプロットになっている、おそらく今のままだと爆死。そういうのって最後まで書かなくても分かります、自分自身が一番よく分かっていて爆死です。
でもどう改善すればいいか分からない。
この期間はとても苦しいのですが、ここでどれだけ辛抱できるかでその人の限界が決まると私は考えています。
趣味でやるだけなら、特定のジャンルだけを何百冊も読みこんで、中学英語と高校英語の違いのような、なんとくなく感覚に頼りながらそれっぽく書いていけばいいのではと思ってしまいますが……。
まぁどうするかというより、どう考えるかだと思います。
「なんかつまらない」と感じることができるのは、考えようによってはブレーキの力が強すぎるだけで、わずかな違いに気付くことができるセンスがあるともいえます。ネット小説を読んでいると、そこでアクセル踏んじゃう? ブレーキじゃないの? みたいな内容ってたくさんありますよね。
彼らは逆にブレーキが緩いので、ブレーキもアクセルも両方大事だなと学ばせてもらう。
でも、この作品がつまらないとか楽しいとか、そんなのは気にしても仕方がないことなので。どうでもいい。結果を意識すると不安になって書けなくなります。
だんだんと小説が苦痛になります。
だからそうではなくて、
鼻歌まじりに書きたくなるような。
自分が書いていて楽しいと思えるような環境作りから始めて、スイッチのオンとオフを切り替えるところから。具体的には、学生やサラリーマンが自習しにくるような喫茶店や図書館で作業するとか。息が詰まったら街を見下ろせる公園などにリフレッシュしにいくだったり。煮詰まったら散歩するとか。
いつもいつも小説が書きたいわけではありません。
べつに小説のことだけではなくて、日常の人間関係で疲れて……。
ここに行くとスイッチが入って小説が書きたくなるような場所を見つけるといいです。
「なんかつまらない」と思ったらどこがつまらないのか、落ち着いて考えることができる場所で、ノートとペンを広げて何時間でも自問自答してみます。
私はわりと、エジソンの”1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。”スタイルですね。「なんかつまらない」と思うセーブポイントを日々更新していく、これが結構楽しいのですが……。
そして疲れたら必ず休みをとりましょう。
毎日、小説をやるより、後々のことを考えれば、いま変な手癖がつかないことも大切です。
明日はもっと小説が書きたくなるような、ポジティブな努力が続いていくような行動や思考を前向きに、と私は考えていますね。
書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
ブレーキ!
確かにそうです、とても自分で強いブレーキをかけているように感じます。
色んな小説を読んで、自分の心理抵抗を減らしてみますね。
ありがとうございます!
書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信 (No: 12)
投稿日時:
自分の理想と筆力のギャップがあったりすると、
そう感じるのではないかなと思います。
つまらないなと思ったら一旦書くのをやめて、休んでみると
ある日突然ポッと浮かぶ事があります。
後は早めに寝て、朝書いてみるとか
ちょっと違った状況を自分に用意してみると良いかもしれません
書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信の返信 (No: 14)
投稿日時:
確かに今までは夜に思いついて、それを書くということを行っていました。
思い切って朝書いたり、場所を変えたりするのもよさそうですね。
アドバイスありがとうございます!
書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信 (No: 13)
投稿日時:
すみません。当初はコメントするつもりはなかったのですが、
>もう10年以上も似たことが続いているのですが、小説を書いているとすぐに
>「つまらないな……」と感じて筆が止まってしまいます。
中略
>嫌悪感がどんどん増して書くことを放置してしまいます。
スレ主さんはもしかして今まで一度も小説を書き上げたことがないのではないですか?
だったらやることは一つです。
とにかく最後まで書き上げることです。
書いていて自分の目から見ても正直面白いと思えなくても、今の自分の実力で出来る範囲で形にするしかないです。
料理に例えれば一度も料理を作ったことがない人間に料○の鉄人どころか町の食べ物屋の料理の水準にすら満たないものしか作れないのは当然だと思います。
自身の力量は現時点ではそこまでなんだからと割り切るのは諦めではなく適切な現状認識による判断なのですから。
このホームページでも書かれていますが、小説を最後まで書き上げるのはRPGでモンスターを倒してレベルを上げるのと似ています。
どれだけダメージを与えようが倒さなければレベルが上がるどころか経験値すら貯まりません。
そして最初は誰もが弱いモンスターを倒してコツコツ経験値を貯めていくより他にないのです。
ふと感じたことを書いただけなので違っていたらスルーしてください。
書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信の返信 (No: 15)
投稿日時:
まさにその通りで、ほとんど書き上げたことがないです。
今は書き上げることが経験値をあげることにつながるんですね。
何が何でも書き上げて、完成させるということを達成してみます!
ありがとうございます!