どちらかというと「謎の軍隊を率いる奴らを撃退したぜ~ふう」で止めて、続巻から「実は一巻の敵は魔王の幹部、それも一番格下(←お約束として笑ってもらうところ)だったのだ!」ですかねー。
ラストはとりあえずそこに仮住まい、ということにしてもいいし、「いやでも楽しく旅行もいいじゃん?」でもいいし、続巻になってから「なんか魔王とか面倒なのがいるらしい、仕方ないちょっと出先でいろいろ調べてくるわ」で旅立つでもいいと思う。
もし、最初からはっきり「魔王軍の幹部」と書いてしまったら、それはネット応募で完結していないものでも受け付け可、でないと厳しいと思います。
ライトノベルを遡りすぎれば、スレイヤーズではただの旅の魔導士が魔王を倒すまでを一巻で終わらせています。
ただ、ご存知の方も多いと思いますが、そもそもこの世界の魔王は何体かに分かたれているし、異界の他の魔王というのも存在する。
インパクトという意味では、魔王の幹部というのはあまり強くないかな、と思います。むしろ「魔王がひとりだと誰が決めた? 魔王は魔王同士で勢力争いをしていて、さらにその上の魔皇帝(今テキトーに名前つけました)だっている!」とかでもいいと思います。
あと、最初に確認ですけど「勇者」って本来は「何か勇敢なことをした人に贈られる称号」なので、物語開始時点から勇者、というのは、何かの功を立てたか勇者を多く輩出している家の生まれだとかで何らかの形で「勇者」の定義を決めていないといけないと思うんですけれど、Yukiさんの世界ではどういう扱いなのか、そこがちょっと気になりました。などなど、雑感をつらつらと上げてみました。では