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タイトル:爆弾や毒物の作り方の返信 投稿者: 蛇鷲

描写、技法はよく分からないので真面目に爆発物や毒物の話をします。
まず爆弾。素人が手っ取り早く作るなら爆竹(普通の花火だとうまくいきません)を分解して中の火薬をガラス瓶(鉄パイプより確実に破裂しますしペットボトルよりも威力が上がります)に入るだけ詰め込むのが一番。電気信管だって豆電球割ってフィラメントの部分にマッチの頭をつければ黒色火薬相手には十分なものになります。もっと簡単にしたいなら煙草を導火線代わりに瓶の口に差し込むのも可。釘を入れたりガスボンベやガソリンと組み合わせれば威力はさらに上がります。
もっと凝りたい、威力がほしいのであれば爆薬から製造しましょう。
具体的な手法は伏せますが、効率などを無視し手間暇かければ酸化剤となる硝酸や塩素酸化合物は警察の眼につかない方法で十分自作できます。それを適当な可燃剤(砂糖でも一応可)とうまい割合で調合すれば出来上がり。それを圧力鍋に詰め込み信管(豆電球とマッチだけでは不安なので爆竹から火薬を取り出して加えたほうが確実)を取り付ければ爆竹+ビンよりもはるかに強力なものとなります。配合によっては硫酸と反応して爆発するようにもできるので、硫酸を入れたガラスアンプルと組み合わせ、割れたらドカンという仕掛けにもできます。
威力はがた落ちしますが火薬を使わなくても作れないことはないです。ガソリンと少量のエーテルかアルコールを混ぜて瓶に半分ぐらい入れ、電気信管をつけ密閉すれば出来上がり。可能なら中には空気でなく酸素を満たしておきたいところ。
肥料用の硝安と軽油を混ぜれば爆薬だけは作れますが、これは自作爆弾どころかダイナマイトを用いても起爆するかどうか怪しいものなのでおすすめしないです。
注意点としては火気と静電気、後摩擦や含有水分量でしょうか。

次に毒物。これはものにもよりますが、合成するよりもあり物から取り出す方がよっぽど楽です。
植物から抽出するなら大概のものは砕いてアルコールかエーテルにいれれば取り出せます。あとは塩酸なんかで少し変性させるなどいくらか手間を加えてから溶媒を蒸発させれば粗毒が手に入ります。細かい所や精製はものによるので自分で調べてください。道具は手袋やなべ、乳鉢(すり鉢やフードプロセッサーでも)など。試験管など実験器具は基本いりませんが分液漏斗はあると楽です。また溶媒にとかしたまま保管するならペットボトルよりガラス容器がおすすめ。
農薬なども同じ。溶媒を選んでそちらに成分を移行させ、溶媒をとばして濃縮すれば出来上がり。
毒ガスの合成はお勧めしません。ヒ素やリン、フッ素などめんどくさい材料がいりますし、また十分な対策をしないと合成した当人がその場で被害者になりますので。それでもというのなら『混ぜるな危険』のものを自動的に混ぜるような仕掛けを作るのが簡単かつ無難かと。

参考資料としましては『薬理凶室』が出している書籍がおすすめです。もっと詳しい作り方が載ってます。また過去実際にやらかした事件を調べるのもよし。
本当は「作者は爆弾を作ったことがあるのでは?」と評されたほど爆弾づくりの描写が生々しい小説があるのですが、タイトル、作者名ともに覚えておらず、残念ながら紹介できないです。

最後になりますが、実際に試すのはくれぐれも自己責任でお願いします。特に爆薬の場合、指どころか腕ぐらいは覚悟してください。

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