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爆弾や毒物の作り方 (No: 1)

スレ主 粘膜王女三世 投稿日時:

 作品内で爆弾や毒物をキャラクターが作成するシーンを扱うのですが、ことがことだけにネットで調べても作り方が分かりません。
 もとより「それっぽい文章」で流すつもりではあるのですが、その「それっぽい文章」を作る程度の知識や文章力も自分にはどうやらないようなのです。
 どう書けばそれっぽくなるか、知っている人いたら教えてください。

カテゴリー: その他

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爆弾や毒物の作り方の返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

いや結構ググれば出てきますよ。
テロで使われる過酸化アセトンが一番簡単かつ有名じゃないでしょうか。確か爆弾としては不安定らしくそれこそテロか爆弾マニアくらいしか作らない、と聞いた。本当に簡単に作れるけど、本当に簡単に暴発するんで作ってる間に吹っ飛ぶこともよくあるとかなんとか。

>それっぽい文章
SFで、特に意味はないけどSFっぽく見せるための単語をならべることをテクノバブルと言ったりするけど、そんな感じ。
例えば、「なにかを作る」という場面なら、料理レシピを参考にするといい。
まあ適当に豚汁あたりのレシピをネットで調べて、その作り方を参考に爆弾でも毒物でも作るシーンを組み立てる。
もちろん、塩だとか味噌だとかって言葉はテクノバブルのごとく別の単語に変えて。
料理レシピには「ここがコツ」とか「事前に下味を」とかある。大したことじゃないけどそれは状況が変われば(爆弾制作になれば)非常にテクニカルなことをしている場面で、それがある種のリアリティにもなったりする。

もちろん爆弾なんて作ったことないから、そんな応用をとっさに出来るわけがない、と思う人もいるとおもうけど、こういうのでは「適当にでっち上げる」のがそれっぽく書くコツだと思っています。
大枠は料理レシピを参考にして「なにかを作ってるリアリティ」を出してるので、あとは「作ってるモノ」にソレっぽい見た目を与える、ようはテクノバブルででっち上げれば、ソレっぽいシーンの出来上がりです。
爆弾を作るんだから爆弾の作り方を参考にしがちだけど、まあそれが出来るならそれが一番いいと思うけど、架空技術や魔術などをはじめ、創作にはホンモノを参考に出来ない事が多々あるので、「それっぽい場面」があれば良い場合は、こんな感じでそれっぽくでっち上げています。

当然のこと、イメージででっち上げてるので現実とは大きく違います。化学物質の取扱を間違えてるかもしれない。
なので、そういう化学物質の注意事項など書こうとしてる場面はしっかり資料を見て齟齬がでないようにするし、Wikipediaを見た程度じゃ理解できないような部分は、「さあココからが神経を使うところだ――(一時間後)――」みたいなコレは流石に適当な例だけど、ようは、理解できない部分は書かなければ良いだけなので、情報の取捨選択もでっち上げには必要な能力だと思います。
専門的なことは一部だけでもあればテクノバブルとして役に立ちます。「それっぽい場面・文章」というのは、「それっぽい場面で読者に適切なイメージしてもらおう」というモノではなく、「それっぽいイメージをなんとなく持ってくれれば問題ない」という雑なものなので、こういう細部は適当で、単語だけ出してって詳しくは書かないです。

爆弾や毒物の作り方の返信 (No: 3)

投稿者 あざらし : 2 No: 1の返信

投稿日時:

以下、物騒な話しですので確信には触れず、伏せ字を混ぜます。

>作品内で爆弾や毒物をキャラクターが作成するシーン

爆薬にしろ毒物にしろ、作中でどれぐらいの分量が必要になるかが鍵です。
まずは毒物の場合を例にしますが、"Lethal Dose, 50%"日本語では、50%致死量や半数致死量と呼称される数値があります。
おおよそ一般的な個体はmg/kgが単位、言葉にすると『体重一キロあたり、○ミリグラムを投与すると半数が死亡する』ということです。
端的には毒の強さですね。

なぜこれが鍵になるかと申しますと、御作のキャラクターが『一人の人間を毒殺する』場合と、『敵対組織の数百人を毒殺する』場合で必要となる分量が変わってきます。
プリン4人分とプリン400人分だと、必要となる設備が異なるのと同じです。プリン4人分を100回作る、なんてのは現実的ではありません。
要するに『家庭にある調理器具で作れるのは家族分』ということですね。

これは爆発物でも変わりません。
大量に作るとなると設備が必要となり、目立たずに作れる分量には限りがあります。
ちょっと穏やかでない例を出しますと、だから隠れて作っても場所がバレて空爆のポイントになったりするわけです。

とはいえ、爆発物の場合は(影響の及ぶ範囲)方向性をコントロールすることで比較的少量で済む方法もあります。
ビルの爆破解体をテレビ等で見られたことがあるかと思いますが、モンロー・ノイマン効果を利用した方法です。(とはいえ、ちょっとしたビルでも数百キロの爆発物を使います。ただ、これでも無闇矢鱈と爆発させるよりも極めて少ない分量で済みます)

対人なら他に、もっと簡便な方法がありますが【ふせます】(似たようなもので個人携帯できるありふれた軍用兵器がありますので、ちょっと調べればピンとくるはず。必要なら調べてみて下さい)

モンロー・ノイマン効果を利用して人間一人を絶対確実に絶命させる程度なら、家庭にある器具+α。
DIYが趣味の人なら、あとは目量0.01gのデジタルはかりが必要なぐらいで、おおよその道具は揃ってる状態です。
あとは材料ですね。

ということで御作のキャラクターが、かなり優秀かつ強力な爆発物、粉末状の個体をスプーン一杯ほど作ると仮定します。(人間ひとりなら十分な量です)
材料は病院との関係が深い調剤薬局なら、ある程度は揃います。(薬剤師さんが危険物取扱者の資格を取りやすいってのは、毒物だけに限らず、こんなことも理由のひとつです)
他にも調剤薬局では置いてない材料がいくつか必要なのですが、【ふせます】や【ふせます】で買えます。

1)スプーンの上で材料AとBを秘密の割合でまぜます。【本当はふたつじゃありません。結構多いですし、後述の順番に挿入する形でまぜます】
2)できた物体に水を入れます。ここだけは本当に水。薬局で普通に買える純水でOKです。
3)これをバーナーで加熱しながら混ぜ、水分を飛ばしていきます。安定してるので爆発しません。鼻歌交じりで大丈夫。
4)ある程度の水分が飛ぶと溶けたチョコレートぐらいの堅さになります。
5)出来た物体を【ふせます】して、冷やしていきます。
6)糸を引く程度の、ねちゃねちゃした状態になりましたら、材料Cを【ふせます】
7)【ふせます】をして、乾燥すると粉状になります。実際に使用するときは【ふせます】をして取り扱いを簡便にします。
8)電気式雷管を作り、9V電池をトリガーにして爆轟させます。

ホームメイドで入手しにくい材料がいくつかありますが、薬剤師さんなら少量の入手は不可能じゃありません。不可能じゃないはずですが、無くなると目立つはずです。
早晩に公安にマークされるはずですので、たぶん早々に捕まります。念のため。
ちなみに念を入れて伏せ字を入れまくりましたが、理系の大学生で好奇心が旺盛なら、ひょっとすると知ってます。知ってる人は「しー」でお願いします。

手順そのものは、サタンさんが料理と書いていらっしゃいますが、全くもってその感じです。分量がかなり重要ですのでお菓子も近いと思います。

現代の高性能爆発物を紹介しましたが、『火薬ならなんでもいい』というなら材料はAmazonで揃います。
人類史に残る歴史的な遺産ですので、調べるのも簡単ですが一応ふせさせて頂きます。
材料4つを混ぜて、鍋にかけて煮て、ふきんで漉して、天日で乾燥。
たったこれだけで、天日乾燥中に火を投げ入れでもしない限り危険はありません。
ほとんど料理ですが、実際にキッチンで作れます。
混ぜるときに細かく材料を砕くのですが、漢方薬の調合だとか、インド人がスパイスを石臼でひいている図を想像して頂ければ、ほぼそのまんまです。使ったことはありませんが、たぶんミキサーで大丈夫だと思います。
私も必要があって何度か作りましたがメチャクチャ簡単。(市販品で満足できれば普通に誰でも製品として買える海外でのことです。違法性はありません)

爆発物としての性能は当然ながら大したことありません。(件の火薬は大量のガスを発生させて燃えることが重要ですので)
使い方で爆弾に転ずるのは確かですが、花火の火薬の方が今日的には高性能です。
ただし同じ”火薬”という名前ですが、目的と性質が全く異なりますので、花火の火薬では指を吹き飛ばすのがオチです。好奇心に負けても絶対にしないようにだけ、ご注意を。
あくまで御作、小説に役立てて頂ければ、という話しです。

参考になりましたら幸い。
ではでは、執筆頑張って下さい。

人気回答!爆弾や毒物の作り方の返信 (No: 4)

投稿者 蛇鷲 : 3 No: 1の返信

投稿日時:

描写、技法はよく分からないので真面目に爆発物や毒物の話をします。
まず爆弾。素人が手っ取り早く作るなら爆竹(普通の花火だとうまくいきません)を分解して中の火薬をガラス瓶(鉄パイプより確実に破裂しますしペットボトルよりも威力が上がります)に入るだけ詰め込むのが一番。電気信管だって豆電球割ってフィラメントの部分にマッチの頭をつければ黒色火薬相手には十分なものになります。もっと簡単にしたいなら煙草を導火線代わりに瓶の口に差し込むのも可。釘を入れたりガスボンベやガソリンと組み合わせれば威力はさらに上がります。
もっと凝りたい、威力がほしいのであれば爆薬から製造しましょう。
具体的な手法は伏せますが、効率などを無視し手間暇かければ酸化剤となる硝酸や塩素酸化合物は警察の眼につかない方法で十分自作できます。それを適当な可燃剤(砂糖でも一応可)とうまい割合で調合すれば出来上がり。それを圧力鍋に詰め込み信管(豆電球とマッチだけでは不安なので爆竹から火薬を取り出して加えたほうが確実)を取り付ければ爆竹+ビンよりもはるかに強力なものとなります。配合によっては硫酸と反応して爆発するようにもできるので、硫酸を入れたガラスアンプルと組み合わせ、割れたらドカンという仕掛けにもできます。
威力はがた落ちしますが火薬を使わなくても作れないことはないです。ガソリンと少量のエーテルかアルコールを混ぜて瓶に半分ぐらい入れ、電気信管をつけ密閉すれば出来上がり。可能なら中には空気でなく酸素を満たしておきたいところ。
肥料用の硝安と軽油を混ぜれば爆薬だけは作れますが、これは自作爆弾どころかダイナマイトを用いても起爆するかどうか怪しいものなのでおすすめしないです。
注意点としては火気と静電気、後摩擦や含有水分量でしょうか。

次に毒物。これはものにもよりますが、合成するよりもあり物から取り出す方がよっぽど楽です。
植物から抽出するなら大概のものは砕いてアルコールかエーテルにいれれば取り出せます。あとは塩酸なんかで少し変性させるなどいくらか手間を加えてから溶媒を蒸発させれば粗毒が手に入ります。細かい所や精製はものによるので自分で調べてください。道具は手袋やなべ、乳鉢(すり鉢やフードプロセッサーでも)など。試験管など実験器具は基本いりませんが分液漏斗はあると楽です。また溶媒にとかしたまま保管するならペットボトルよりガラス容器がおすすめ。
農薬なども同じ。溶媒を選んでそちらに成分を移行させ、溶媒をとばして濃縮すれば出来上がり。
毒ガスの合成はお勧めしません。ヒ素やリン、フッ素などめんどくさい材料がいりますし、また十分な対策をしないと合成した当人がその場で被害者になりますので。それでもというのなら『混ぜるな危険』のものを自動的に混ぜるような仕掛けを作るのが簡単かつ無難かと。

参考資料としましては『薬理凶室』が出している書籍がおすすめです。もっと詳しい作り方が載ってます。また過去実際にやらかした事件を調べるのもよし。
本当は「作者は爆弾を作ったことがあるのでは?」と評されたほど爆弾づくりの描写が生々しい小説があるのですが、タイトル、作者名ともに覚えておらず、残念ながら紹介できないです。

最後になりますが、実際に試すのはくれぐれも自己責任でお願いします。特に爆薬の場合、指どころか腕ぐらいは覚悟してください。

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