元記事:コンテストについての返信
作品自体は、「その作品だけ」で評価される。
その作品単体での完成度や作家性のみで、それ以外の評価基準は基本的にはないので別作品が理由でのマイナスはないでしょう。
ただ、コンテストが何のコンテストかわからないけど、新人賞のような編集が審査するものである場合、「受賞」するコースとは別に「拾い上げ」で作家デビューするコースがある。
拾い上げとは、応募作を読んだ編集が「この作品は受賞はしないだろうけど個人的に面白いと思うし伸びしろもあるから、自分が担当編集者になって唾つけとこう」と青田買いをする事。
そういう場合、明確な基準があるわけではなく編集者の「この作品を売りたい・この作家を育てたい」という気持ちが重要になってくるから、作品の評価だけでなく、作者のプロフィールも地味に関係してきたりする。
例えば歳いってる応募者に対して若い編集者が上からモノを言いにくいし、学生でもないのに社会人経験なさそうな大人と仕事の話は面倒くさいし、そういう一緒に仕事しにくい相手には、正直わざわざ連絡したりしないよね、という感じ。
その延長線上に、「この人はこういう作品を書きたい人なんだ」というわかりやすさがあるのとないのとでは、多少、パンチの威力が変わってくるかもしれない。
でも、たぶん「複数作品送ってくるってことはある程度は量産できる人」っていうプラスのほうが大きいんじゃないかな。
別ジャンルを書いて「まったく違う方向性のものを書いた」と本人は言ってても、読む人によっては違う方向から作者を見れるから違う中にも共通するものを見出して「こういうのやりたい人なんだ」って逆にわかりやすかったりもするし。
上記の回答(コンテストについての返信の返信)
スレ主 飴井凜 : 1 投稿日時:
そうなのですね!受賞とは別に、「拾い上げ」というものが存在することも初めて知りました!受賞するにあたってマイナスな評価はないということなので、全力を尽くします!!