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タイトル:SFで「時間旅行者が危険をおかしてでも見に行きたいと思えるような幻の作品」の設定に困っていますの返信 投稿者: 代田錠

にわとりさんが挙げてくださった、「人生をやり直したい」という設定は考えていなかったです。
また、「データは回収可能」という設定です。
見かたによってはツッコミどころがあるかもしれませんが、以下は
【2096年(=遠い未来)で想定できる設定・シーン】です。

・何らかの原因で、現実世界で人が生きていくには厳しい環境となっている。少なくとも電子機器は動かせる。この設定については「過去の人に未来のことを明かすわけにはいかない」という理由でなんとかならないか?

 安全なはずのサーバー「TUNE(チューン)」内でも、最低限の多様性(遺伝情報の多様性。ただし生物として再生した時に欠陥が出ないものに限る)しか認められていない。
 子孫を残すことを、計画的かつ「遺伝子情報の合理的な組み合わせのシミュレーションでのみ済ます」ことが長い間続けられている。
 2096年のメインキャラクターも生身のヒトではなく、電子データとしてしか存在していない。

 人々には思想の自由が無いどころか、「危険地帯で機械を操作する時」などを除いて意識すら持たされない。必要な時以外は冷凍睡眠に近い。
 キッドが知っている限りでは、「大多数の人はいい意味でも悪い意味でも自分の意見がない。全体の利益になることか、資源を無駄にしないために何もしないことしか考えていない」らしい。

・キッド、2096年の価値観でもかなり変わり者とされる。彼もまた、管理社会に疑問を持つひとり「ニックネーム:ザトウ」(※「TUNE管理者」側に近い権限を持っている可能性が高いキャラクター)にスリープ状態から起こされた後、非合法(※基準は2096年の価値観による)な情報を見せられた影響で、ある団体に仲間入りしたため、過去の時代への好奇心が強い。

 生産性がないからろくでもないとされる「趣味を楽しむ人々の団体」に彼もまた所属(※実際の操作はSNSをフォローしあったりメッセージを送りあったりするようなものだが)。そこから過去の知識(作品や出来事などに関するデータ)を共有し、知的好奇心を満たす喜びを知ってしまったらしい。
 このとき、女性型データ人間「ローズN52」から2045年の作品『エンドレス・ワールド』(※物語の内容は、管理社会に反抗する人々。どちらかというと暴力よりは表現する活動による)について教えられる。

 その活動をしていくとき、「TUNE管理者」側に見つかって記憶を消される者も少なくないが、参加者はあきらめずに情報(過去の作品や出来事についてなど)のコピーを取り、仲間内で人から人へと受け渡している。

 ある時、味方数名(タイムマシンの研究者を含む)が「TUNE管理者」側に記憶を消されるという、追い詰められた状況になってしまい、キッドはこれまでの活動の影響で「自分一人が過去に飛んだとしても現在の状況は変えられないはずだけど、どうせ管理者に記憶を消されるなら、危険なタイムトラベルをやってでも本物を見たい作品がある」と思った。

【2045年(=近未来)で想定できる設定・シーン】
・アオイが流し読みするネットの記事の見出しが
「非侵襲式の電子機器でイライラ抑制」
「残されていなかったテレビ番組、視聴者が保存していた映像のおかげで再放送」
「ツメアリツメナシカワウソ最後の1匹が死ぬ」

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