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SFで「時間旅行者が危険をおかしてでも見に行きたいと思えるような幻の作品」の設定に困っています (No: 1)

スレ主 代田錠 投稿日時:

お久しぶりです。半年以上前に「歌手のキャラ(没後にコンピューター技術で再現される)の設定の作り方」に迷って相談した者です。アドバイスを上手く形にできなかったことで自分の力不足を痛感しています。

さて、年表にわずかな情報だけが書かれている作品『D-LIVE ROCK TO THE FUTURE』(※詳しくは別紙「モチーフとしている商業作品」を参照してください)を知ったことがきっかけで、最近頭を離れない設定は以下の通りです。
時間旅行者が登場する作品を想定していますが、その重要な要素となる「時間旅行者が危険をおかしてでも過去の時代まで見に行きたい、と思えるような幻の作品」の設定が上手く決まらなくて困っています。

『(仮題)未来から落ちてきたあいつ_ACT TO THE FUTURE』
【キーワード】
管理社会、時間旅行者、後世の年表に題名しか残らなかった作品

【イントロダクション】
 2096年、ヒトは肉体を捨て仮想空間上で生きていくことが当たり前となっていた。まるでオンラインゲームと現実の生活が一体化したような世の中。建前上では肉体が由来の苦しみ、病や老衰、容姿の悩みなどから解放されていたはずだったが、何もかもが記録されていることなどが原因の息苦しさを感じる人も存在する。
 近未来、2045年。過去には何度も何度も悲惨な出来事があったけれども、終わらない日常が続いていきそうな雰囲気の世の中。現実世界よりもロボットや人工知能、身体埋め込み式マイクロチップなどが一般に普及している時代。
 さて、後世に作られた年表に題名が残っていても内容が残らない作品はいつの時代にも存在する。そんな作品のひとつ『エンドレス・ワールド』の現物を探すため、人格を電子データ化した青年「登録名:キッド404NF(以下略)」がロボットにダウンロードされた状態で時を超えて2045年にやってくるが、不具合で意識を失ってしまう。
 そんなキッドを発見したのは近隣住民、最上アオイ(モガミ・アオイ)だった。

【想定できる設定・場面】
・本作品におけるタイムマシンの制限
本体を特定の場所に固定した状態で、人または物だけを別の時代に飛ばすという形式。
過去に飛ばした物体のみが未来に戻されるため、過去の物は一切未来に持ち帰れない。
別の時代に滞在できる時間には制限がある。

・本作品の劇中劇『エンドレス・ワールド』
企画および主催した「(株)EDEN」がまだ無名だったころの作品、と未来のマニアは知っている。どこかのデータベースに説明文だけは残っていたが内容そのものが不明。
後世に記録して残すことが難しい形式の作品という設定で、ジャンルは演劇またはリアル脱出ゲームなどを想定している。

カテゴリー: 設定(世界観)

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モチーフとしている商業作品、現実の人々、物事 (No: 2)

スレ主 代田錠 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

【モチーフとしている商業作品】
ミュージカル『D-LIVE ROCK TO THE FUTURE』
映像が残っていないとされるため、参考にできたのはあらすじとネーミングのみ。要約では以下の通り。
[西暦2096年は、ヒトの感情を抑制するコンピューター音楽「TUNE」が流れているディストピア。そんな時代から暗殺者「コードネーム:キッズ」が2016年にやってくる。
彼のターゲットは反乱軍を結成するとされる女性・ローラ。そして、反乱軍の武器は人の心を動かす彼女の歌「ENDLESS WORLD」だった。
しかし、キッズは2016年の人々との交流で"本当の音楽"を知り、共に管理社会と戦おうとする]
参考URL
https://twitter.com/LT_Rabbit5/status/1161270125326004224?s=19
https://twitter.com/LT_Rabbit5/status/1161271200154185728?s=19

短編集『クロノス・ジョウンターの伝説』から「布川輝良の軌跡」
(これを原作とした戯曲・舞台は『あした あなた あいたい』)
この作品で主人公、布川輝良が過去に飛んだ目的は、現在では取り壊されてしまった貴重な建物「朝日楼旅館」を写真に撮ること。

児童書(史実を交えたSFファンタジー)『未来を走れ ハイブリッドエコカー』
あらすじの要約は[未来から来た亀(テレパシーで話せる)が初代プリウスの開発者と交流。自分に託されたメッセージとタイムマシンのパスワードを思い出し、未来に帰る]というもの。
この交流の名残りは「初代プリウスのバッテリー減少を示すランプのデザインを亀にした」という設定。

原作のないプラモデル『ヘキサギア』
「ヘキサギア世界観設定資料集」のうち『プロジェクト リ・ジェネシス』に関する設定→https://hexa-gear.com/project-regenesis/#project-regenesis01
設定文のうち、全人類とその歴史の電子データ化に関する部分のみ。戦闘に関する設定を除く。

【モチーフになった現実の人々、物事】
SNSユーザーのうち、「自分の生きたことのない時代における、特定の分野」に興味をもっていることが伝わってくる投稿の人々。具体的な例では、

・戦前のお笑い芸人”あきれたぼういず”について熱心に調べ、漫画にまとめた人。
・60年代後半のアイドルグループ”フォーリーブス”が好きで、イラストを描いたり、古本屋や国会図書館で当時の雑誌を探したりしている若者。
・60年代後半のバンド”ザ・ワイルド・ワンズ”が好きでレコードを買ったり、熱心に調べたりしている学生。最近発売された歴史の本『ぼくらの茅ヶ崎物語』に寄稿している。

SFで「時間旅行者が危険をおかしてでも見に行きたいと思えるような幻の作品」の設定に困っていますの返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

いまいち何に悩んでるのかわからない。
設定であるなら、「時間旅行者が危険をおかしてでも見に行きたいと思えるような幻の作品」とタイトルの時点で設定できてるはず。
それが具体的にどのような作品であるか、という事に悩んでいるのであれば、まず問題を正しく理解したほうが良いと思う。
まあ、人の創作物に他人が「何が正しいか」を語るなんて私が恥ずかしいのだけど。

とりあえず、「時間旅行者が危険をおかしてでも見に行きたいと思えるような幻の作品」を作りたい。
でも、これは物語的には「時間旅行者が危険をおかしてでも見に行きたいと思えるような何か」であっても問題ない。
それでも物語は成立するはず。
てことは、そもそも「どんな作品?」という部分はどうでもいいハズ。別ものでも話は成立するんだから。
同様に「時間旅行者が」というのも、例えば「逃走中の政治犯が」でもいいし、「戦地で助かる見込みのない一兵卒が」でもいい。
「危険を犯すに値する立場の人物」であれば成立する。
となると、大事なのは「危険をおかしてでも見に行きたいと思える」という部分。
この「思える」というのが曲者で「作品」にも「人物」にもかかってくるから、「そう思えるくらいの作品」と考えるか「その作品にこれほど執着がある人物」と考えるか、ともかく、二通りの考え方が出来る。

「そう思えるくらいの作品」とする場合、「そう思えるくらい素晴らしい作品だ」と感性に訴えないほうが良い。そもそもそれを表現するほどの技術が作者にないためです。
これは個人をバカにしてるんじゃなくて、芸術などの評価や価値などは人それぞれなので、一様に「素晴らしい作品です」と言うのは茶番にしかならないと思うので、これを実現させる技術をもった作者はいないと思う。
だから、感性に訴えるなら「主人公が個人的に執着している」として主人公に感情移入させることで「主人公にとっては素晴らしい作品」という印象にしないと、上手くいかない。
よって、「作品が凄い」タイプの話の場合は、「作品に危険を犯すだけの値打ちがある」と、即物的な金の話にしてしまうのが一番楽。
そうでなくとも、「一般的に価値がわかる尺度」でまとめたほうがよい。
例えるなら、想定してる話とはまったく違うけど、トレジャーハンターが一攫千金を狙って危険を犯してでも狙いに行く。という話なら成立しますよね。

でも、おそらくそうではないと思うので、「主人公が個人的に執着している」という事にしたほうが良いと思う。
つまり、作品にではなく主人公のほうに設定が必要なのではないでしょうか。
例えば、なんらかの映像作品で、主人公は現存のものを途中まで見るけど、データ破損で最後が見れない。どうしても最後が気になる。ただ作品の最後までを見たいという一心で、危険を犯して時間移動する決意をした。とか。
こうした場合、主人公がどうしてそこまで気になったのかって設定が何か欲しいですよね。
作品の設定としては、今現在決まってる事で十分だと思います。

SFで「時間旅行者が危険をおかしてでも見に行きたいと思えるような幻の作品」の設定に困っていますの返信 (No: 4)

投稿者 にわとり : 1 No: 1の返信

投稿日時:

 フランダースの犬では、ネロは死ぬ前にわざわざ教会にルーベンスの絵を見に行ってそのまま凍死したりしているので、そういう人がいてもいいんじゃないの? というくらいの気持ち。
 あるいは2096年の居心地が悪かったから2045年に逃れてきたのかもしれないし、タイムマシンに乗ったのは自分の意志じゃないのかもしれない。『何もかもが記録されていることなどが原因の息苦しさを感じる人も存在する』ような社会なら、たとえば脛に傷を持つ者たちなどには居心地の悪い世界だろうし、タイムマシンがあったら過去に逃れて人生をやり直したいと思っても不思議ではない。そして、もし彼の雇用主がコレクターの富豪で、ある日"2045年に公開されたとある作品をこの記憶媒体に焼いてきなさい"などと彼に命令してきたとしたら。
 あ、もちろん『過去の物は一切未来に持ち帰れない』としても、データは回収できるんだよね。そうじゃなかったら身体をデータ化した2096年の人間はタイムマシンで過去から帰ってくる際に自身の記憶すら保持できないことになる。

SFで「時間旅行者が危険をおかしてでも見に行きたいと思えるような幻の作品」の設定に困っていますの返信 (No: 5)

スレ主 代田錠 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

にわとりさんが挙げてくださった、「人生をやり直したい」という設定は考えていなかったです。
また、「データは回収可能」という設定です。
見かたによってはツッコミどころがあるかもしれませんが、以下は
【2096年(=遠い未来)で想定できる設定・シーン】です。

・何らかの原因で、現実世界で人が生きていくには厳しい環境となっている。少なくとも電子機器は動かせる。この設定については「過去の人に未来のことを明かすわけにはいかない」という理由でなんとかならないか?

 安全なはずのサーバー「TUNE(チューン)」内でも、最低限の多様性(遺伝情報の多様性。ただし生物として再生した時に欠陥が出ないものに限る)しか認められていない。
 子孫を残すことを、計画的かつ「遺伝子情報の合理的な組み合わせのシミュレーションでのみ済ます」ことが長い間続けられている。
 2096年のメインキャラクターも生身のヒトではなく、電子データとしてしか存在していない。

 人々には思想の自由が無いどころか、「危険地帯で機械を操作する時」などを除いて意識すら持たされない。必要な時以外は冷凍睡眠に近い。
 キッドが知っている限りでは、「大多数の人はいい意味でも悪い意味でも自分の意見がない。全体の利益になることか、資源を無駄にしないために何もしないことしか考えていない」らしい。

・キッド、2096年の価値観でもかなり変わり者とされる。彼もまた、管理社会に疑問を持つひとり「ニックネーム:ザトウ」(※「TUNE管理者」側に近い権限を持っている可能性が高いキャラクター)にスリープ状態から起こされた後、非合法(※基準は2096年の価値観による)な情報を見せられた影響で、ある団体に仲間入りしたため、過去の時代への好奇心が強い。

 生産性がないからろくでもないとされる「趣味を楽しむ人々の団体」に彼もまた所属(※実際の操作はSNSをフォローしあったりメッセージを送りあったりするようなものだが)。そこから過去の知識(作品や出来事などに関するデータ)を共有し、知的好奇心を満たす喜びを知ってしまったらしい。
 このとき、女性型データ人間「ローズN52」から2045年の作品『エンドレス・ワールド』(※物語の内容は、管理社会に反抗する人々。どちらかというと暴力よりは表現する活動による)について教えられる。

 その活動をしていくとき、「TUNE管理者」側に見つかって記憶を消される者も少なくないが、参加者はあきらめずに情報(過去の作品や出来事についてなど)のコピーを取り、仲間内で人から人へと受け渡している。

 ある時、味方数名(タイムマシンの研究者を含む)が「TUNE管理者」側に記憶を消されるという、追い詰められた状況になってしまい、キッドはこれまでの活動の影響で「自分一人が過去に飛んだとしても現在の状況は変えられないはずだけど、どうせ管理者に記憶を消されるなら、危険なタイムトラベルをやってでも本物を見たい作品がある」と思った。

【2045年(=近未来)で想定できる設定・シーン】
・アオイが流し読みするネットの記事の見出しが
「非侵襲式の電子機器でイライラ抑制」
「残されていなかったテレビ番組、視聴者が保存していた映像のおかげで再放送」
「ツメアリツメナシカワウソ最後の1匹が死ぬ」

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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SFで「時間旅行者が危険をおかしてでも見に行きたいと思えるような幻の作品」の設定に困っていますの返信の返信 (No: 7)

投稿者 にわとり : 1 No: 5の返信

投稿日時:

>何らかの原因で、現実世界で人が生きていくには厳しい環境となっている。

 人々は望んで電脳化したのではないの? 『建前上では肉体が由来の苦しみ、病や老衰、容姿の悩みなどから解放されていたはずだったが、何もかもが記録されていることなどが原因の息苦しさを感じる人も存在する』(No.1)を読むと、技術革新にともなって民衆の主体的な選択のもと、人体がデータ化が進んでいったかのように読めるけれど。

>子孫を残すことを、計画的かつ「遺伝子情報の合理的な組み合わせのシミュレーションでのみ済ます」ことが長い間続けられている。

 そもそも身体がデータ化され、個人が個人のまま永遠に生きられる世界で生殖する意味とは一体?
 社会の持続性や相続の問題は、自分自身が"死なない"ことによって保証されているはずだし、子孫を残したいという動物の本能を殺しきれていないということであれば、システムによって管理された不自由な生殖なんて何の欲望の代替にもなりはしないのでは。
 もし将来的に、人類が生身の人間に後戻りする可能性を考慮しているのだとしても、電脳化第1世代の遺伝情報だけを念のため記録しておけば事足りるはずだし、交配のシミュレーションに何の価値があるのか全くわからない。

>人々には思想の自由が無いどころか、「危険地帯で機械を操作する時」などを除いて意識すら持たされない。必要な時以外は冷凍睡眠に近い。

 これもよくわからない。人類の意識活動をまるごとシミュレーションできるほどテクノロジーが発達しているなら、危険地帯での機械操作なんか、目的に合わせてチューンナップされたAIにでも任せりゃいいじゃん。人間がデータ化された世界において、人がAIに優越できるのは"人権(≒自由)を持っている"というただ一点に尽きるのでは。逆にデータ化された人間から人権を奪ったらそれは作業用AIの下位互換でしかないし、そうなれば人間の人間性こそが資源の浪費であり不要なものと言えてしまう。データ化された人間の、少なくともマジョリティは表向き自由を謳歌していなければならないし、逆にそうでなければ何のための電脳化だったのかわからなくなってしまう。

 ……とまあ設定に関していろいろ思うところはあるのだけれど、それよりストーリーを書き上げるためには起承転結が重要。過去に跳んだキッド君がエンドレスワールドを鑑賞するためにはどんな困難を突破しないといけないの? エンドレスワールドを鑑賞したキッド君は何を思い、どう行動するの? というところが詰められなければ物語としてまとまらない。設定やディテールの粗さは勢いでごまかせるけれど、物語の結末に至る道筋が具体的に見えていないのは致命傷になる。敢えて伏せてるだけならいいけれど、構想が固まってないのならまずはそれに注力すべき。

SFで「時間旅行者が危険をおかしてでも見に行きたいと思えるような幻の作品」の設定に困っていますの返信の返信の返信 (No: 8)

スレ主 代田錠 : 0 No: 7の返信

投稿日時:

今回の場合も、自分の癖「あまり関係ない細部にこだわりすぎること」が出てしまったように思います。
しばらくこの掲示板を離れ、物語の主軸に関係する設定を決めていこうと考えています。

ここでの書き込みの内容についての反省 (No: 9)

スレ主 代田錠 : 0 No: 8の返信

投稿日時:

質問したいことが伝わりにくい投稿ではありますが、反応をくださってありがとうございます。
大変申し訳ないですが、しばらくの間、この掲示板での書き込みを休むつもりです。

以下は、周囲から見て「だから何?」と思われかねない内容ですが、
このスレッドだけでなく、
前回の質問のとき( https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/3863 )や
プロット相談掲示板でのスレッド( https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/plot/novels/thread/205 )でも、
「設定が頭から離れない(から、学業と生活で不注意になりそうで不安です。そういう実体験もあります)」や「(小説の書き方について、対人ではなくネット上の)ここしか相談する場所がない」
「学生時代が終わる前に小説を一作でもいいから書き切らないと、創作活動をする時間がなくなるんじゃないか?」
という焦った感情で書き込みしていました。ここでの対人イメージが悪くなりそうな掲示板の使用方法だったかもしれないと思い、このコメント冒頭のことを決めました。

修正後のあおり文を貼っておきます (No: 10)

スレ主 代田錠 : 0 No: 9の返信

投稿日時:

修正後のあおり文(イントロダクション)を貼っておきます。

イントロダクション
 西暦2045年。過去には何度も何度も悲惨な出来事があったけれども、人々はそれを忘れたり嘆いたり乗り越えたりしながら、終わらない日常が続いていきそうな雰囲気の世の中。また、ロボットや人工知能、身体埋め込み式マイクロチップなどが一般に普及している時代。
 そんな時代の学生・最上アオイ(モガミ・アオイ)、彼女も所属する《城南大学 エンタメ研究会》は学園祭の準備期間中のはずだが、展示内容がうまく決まらないまま時間だけが過ぎていく……。

 一方、遠い未来の21XX年。急変した気候や汚染に適応することを目的に、外観からは分からないヒトへの遺伝子操作やサイボーグ化などが当たり前となっている時代。そのうえ、趣味を楽しむことや発信する内容などが制限され、便利な機能とひきかえに人体埋め込み式電子機器『TUNE(チューン)』によって何もかもが記録されている。
 この状況を多くの人々は受け入れていたが、一部の人にとっては息苦しさを感じる世の中だった。その1人が歴史好きの青年・キッドである。
 さて、後世で作られた年表に題名が残っていても内容が残らない作品は、いつの時代にも存在する。そんな作品のひとつ『エンドレス・ワールド』の現物を探すため、キッドが決死の覚悟で時を超えて2045年にやってきたところ、まだ完成前だと判明する……。

SFで「時間旅行者が危険をおかしてでも見に行きたいと思えるような幻の作品」の設定に困っていますの返信 (No: 6)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

よく分んないけど・・・・萩尾望都の【海のアリア】かな?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
物語に重要な地位を占めるものが【ベリモン結晶】という奇跡の楽器系生命体です。

選ばれた演奏者がベリモンで音楽を奏でると、ベリモンがその演奏をテレパス機能で視聴者の脳内に送信。
 視聴者は素晴らしいまでの多幸感に包まれ、プロジェクター投影機すらなしで幻想すら見える音楽に陶酔します。

ドラッグや飲酒なんかより凄い快感で、しかも後遺症も出ない。むしろ視聴後は健康になる。未来の奇跡型ミュージックです。
ーーーーーーーーーーーーー
そんな奇跡の音楽ベリモンは生視聴、ライブでしかその効果を発揮せず、演奏者の死亡とともにその音楽も失われます。

録音すると、その奇跡は損なわれてしまうんです。
=============================
正直、ロボットに乗ってタイムトラベル系では、あまり価値あるものをテイクアウトできませんね。

音楽をテイクアウトとか録音でもすんの?録音機のない時代に戻って?

これが香りだとか味だとか、形に残せないもの、過去に残せないものならいいんですが・・・・
映画とかなら視聴後に見た人の心の中に何かを残しつつ、フィルム消失とかありそうですが・・・・。あとは出演俳優とか。夏目雅子ぉぉぉ。

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タイトル:SFで「時間旅行者が危険をおかしてでも見に行きたいと思えるような幻の作品」の設定に困っています 投稿者: 代田錠

お久しぶりです。半年以上前に「歌手のキャラ(没後にコンピューター技術で再現される)の設定の作り方」に迷って相談した者です。アドバイスを上手く形にできなかったことで自分の力不足を痛感しています。

さて、年表にわずかな情報だけが書かれている作品『D-LIVE ROCK TO THE FUTURE』(※詳しくは別紙「モチーフとしている商業作品」を参照してください)を知ったことがきっかけで、最近頭を離れない設定は以下の通りです。
時間旅行者が登場する作品を想定していますが、その重要な要素となる「時間旅行者が危険をおかしてでも過去の時代まで見に行きたい、と思えるような幻の作品」の設定が上手く決まらなくて困っています。

『(仮題)未来から落ちてきたあいつ_ACT TO THE FUTURE』
【キーワード】
管理社会、時間旅行者、後世の年表に題名しか残らなかった作品

【イントロダクション】
 2096年、ヒトは肉体を捨て仮想空間上で生きていくことが当たり前となっていた。まるでオンラインゲームと現実の生活が一体化したような世の中。建前上では肉体が由来の苦しみ、病や老衰、容姿の悩みなどから解放されていたはずだったが、何もかもが記録されていることなどが原因の息苦しさを感じる人も存在する。
 近未来、2045年。過去には何度も何度も悲惨な出来事があったけれども、終わらない日常が続いていきそうな雰囲気の世の中。現実世界よりもロボットや人工知能、身体埋め込み式マイクロチップなどが一般に普及している時代。
 さて、後世に作られた年表に題名が残っていても内容が残らない作品はいつの時代にも存在する。そんな作品のひとつ『エンドレス・ワールド』の現物を探すため、人格を電子データ化した青年「登録名:キッド404NF(以下略)」がロボットにダウンロードされた状態で時を超えて2045年にやってくるが、不具合で意識を失ってしまう。
 そんなキッドを発見したのは近隣住民、最上アオイ(モガミ・アオイ)だった。

【想定できる設定・場面】
・本作品におけるタイムマシンの制限
本体を特定の場所に固定した状態で、人または物だけを別の時代に飛ばすという形式。
過去に飛ばした物体のみが未来に戻されるため、過去の物は一切未来に持ち帰れない。
別の時代に滞在できる時間には制限がある。

・本作品の劇中劇『エンドレス・ワールド』
企画および主催した「(株)EDEN」がまだ無名だったころの作品、と未来のマニアは知っている。どこかのデータベースに説明文だけは残っていたが内容そのものが不明。
後世に記録して残すことが難しい形式の作品という設定で、ジャンルは演劇またはリアル脱出ゲームなどを想定している。

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