新人ラノベ作家が一発屋で終わる理由とは?実力不足と切られるショックの大きさ

(AMGとのタイアップ記事です)

新人作家が一発屋で終わる理由は、大きく2つあると思います。

1つは、デビュー作がヒットせずに出版社から打ち切られた際のショックから立ち直れないから(栄光からどん底に)。

2つめは、たまたまアイディアが良かったなど、まぐれ当たりでデビューしてしまったから。(実力不足)

デビューした出版社から切られるのは大きなショック!栄光からどん底に

作家デビューを果たすと、誰でも自分が出版社から認められた!と、非常に喜びます。

もしかすると、どんどん人気が出て、漫画やアニメになるかも知れない! と夢が膨らんでニヤニヤが止まりません。

しかし、現在(2018年4月)、新人ラノベ作家の本は7000~8000部ほどしか市場に出回らず、本屋に平積みされることもあまりありません。
ラノベ作家は新規参入が多い上に、読者はすでに人気となっている作品を主に買うため、デビューしたのはイイけれど、全然売れなかった! となるケースが多いのです。

すると、最初は期待をかけてくれた担当編集者の態度がガラリと冷たくなり、音信不通になります。
デビュー作が売れないと、すぐに見切りを付けられてしまうのです。

これはかなりキツイことで、絶頂からドン底に落とされます。
すると、ほとんどの人は心が折れてしまうのです。

何作も小説を商業出版している作家さんに話を聞いたことがあるのですが、これは本当にキツイようです。
その方は新人賞を受賞してデビューしたレーベルから見限られたので、「小説家になろう」から再デビューして、絶対に〇〇文庫の編集者を見返してやる!と意気込んでいました。

実際にその方は、なろうから再デビューできたのですが、ここまでガッツがある人は実際にはレアだと思います。

実力不足なのに、まぐれ当たりでデビューしてしまうと次が出せない!

例えば、「小説家になろう」での連載が人気が出て、デビューできたのは良いけれど、その後、7作品書いたのに人気がまったく出ない、という人の話を聞きます。

これは、たまたまアイディアが良かったなどのまぐれ当たりケースです。

他にも、生まれて初めて書いた小説で、一発で新人賞を受賞してしまった作家さんとお会いしたことがあるのですが、その後、全然次回作が出せずに苦しんだそうです。

こちらも、ちゃんとした実力が備わっていないのに、デビューできてしまったケースです。
一発でデビューなど、一見、才能がある人に思えますが、実際にはラッキーでデビューできてしまったので、次が続かないのです。

小説というのは、実はダーツの的当てに似ています。

ダーツは実力者になっても、狙った的に的中させるのは簡単ではありません。
逆に実力不足でも、運が良ければ、狙った的にヒットさせることが可能です。
小説がヒットするか否かは、実力だけでなく、運の要素もかなり関わっているのです。
なので、出版社のプロの編集者も、作品がヒットするかどうかは実際に出してみなければわかりません。

まぐれ当たりしてしまった人は、的中率が低いので、すぐに消えるのは必然なのです。

対策。実力をデビュー前に地道につける。仲間を作って挫折のダメージを最小限にする

対策としては、

1・まぐれ当たりではなく、ちゃんとした実力をデビュー前に地道につけること。

2・ダメだった場合のダメージを最小限にすること。

の2つが考えられます。

2についてですが、意外とラノベ作家同士は繋がっていて、なにかの際に会って、現在の流行や、業界の動向などの情報交換をしたりしています。
これはどうしてかというと、一人で創作活動に励んでいいると、鬱になるからです。

本の売上や、「小説家になろう」でのランキングが気になって、夜も眠れない、というプロ作家さんがいます。
たくさん本を出していても、人気を維持するのが難しいため、こういった不安が付きないのです。

しかし、仲間ができると、ダメだった場合のダメージが確実に軽くなります。
(ライトノベル作法研究所でオフ会や勉強会を開いているのもこのためです)

チャンスの多い環境に身を置く!

他の人より有利なチャンスの多い環境に身を置くのも良い手です。
電撃文庫などは、3作品までチャンスをくれると言われています。
(他のレーベルだとだいたい一発退場です)

他にも、AMGに入るのもおすすめです。ここは専門学校と出版社が合体した組織です。

アニメや漫画、ラノベ業界と深い繋がりを持ち、プロになるための生きたノウハウを教えてくれるだけでなく、学内に「AMG出版」という出版部門を持ち、商業出版も行っています。

ここから出された本は、自費出版と違って、作家としての実績として他の出版社からも評価されるので、AMG出版からデビューすれば、KADOKAWAなどAMGと繋がりのある出版社からも本を出すことができます。

ふつうの出版社と違ってデビュー作が売れなかったら音信不通とはならずに、卒業後も、AMG出版のコンペに参加したり、特別講義や編集部批評会に参加することができます。
もし、出版社から切られてたりしても、相談に乗ってもらえる仲間や講師、再チャレンジする機会があるので、他の作家より断然、有利な環境を手に入れられます。

なにより、まぐれ当たりではない、確実な実力が手に入ります。
計400万部を達した大ヒット作『鋼殻のレギオス』の作者、雨木シュウスケさんもAMGの出身です。卒業生が出した本はこれまでの総数で約650冊。二作目が出せている人は、2012年から2017年までの卒業生で6人います。

2012年から2017年卒業生で2作目が出せているAMG出身の作家

水城水城「サイコメ」ファミ通文庫
橋本愛理「物念世界」AMGブックス
森川秀樹「招福招来 福を招くと聞きまして。」富士見L文庫
蒼井湊都「囚われ姫と灼熱の将軍」ルルル文庫
仁科朝丸「VRエロゲやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する ~クロスアウト・セイバー~」ファミ通文庫
高峰自由「俺の青春に、ゲームなど不要!」電撃文庫

AMGのような学校と企業が人材育成のために繋がっている産学共同システムは、急成長したインドのIT企業でも取り入れられています。

人材を使い捨てにするのではなく、学校と企業が協力して育てていこうという、血の通ったシステムです。
こういう有利な環境に身を置くのがお勧めです。

AMGの小説・ノベルス学科

天才でも挫折する!デビュー作が失敗しても諦めないで

いずれにしても、作家に挫折はつきものです。
例えば、漫画の神様と言われた手塚治虫も、世の中の流行の変化についていけず、漫画がまったく売れなくなり、立ち上げたアニメ制作会社『虫プロ』も倒産してしまう、という悲惨な時期がありました。

苦しんだ結果、自分の作風を時代に合わせて変えてしまい、ブラックジャックで再び人気を取り戻します。

神様と言われた天才でも挫折するのですから、デビュー作が失敗に終わっても諦めずに、執筆を続けて欲しいと思います。