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タイトル:次が読みたくなる文章が書けないの返信の返信の返信 投稿者: 読むせん

勝手に改造してみた。不快だったらスイマセン。
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1人の少女が朝霧の中を駆けていた。

ある国では「セーラー服」と呼ばれる服の襟が、彼女の花のような顔をガクアジサイのように、ふわっと彩(いろど)る。
海軍(セーラー)らしい爽やかな群青色に生える、黒く短めの髪をはためかせるフットワークは軽やかだ。

だが、当の彼女の表情は、爽やかな通学風景というには強張ったものだった。

 まだいける、目的地は当分先のはずだ。

クリーム色の石畳から芽吹いた足音が、赤い屋根と白の壁にあちらこちらで反響する。ああもうローファーなんて履いてくるんじゃあなかった。
 
ひとしきり走ると、少女は壁際の薄暗がりに隠れるように立ち止まった。影の境い目は暗く湿っている。
息をひそめ聞き耳を立ててみると、モルタルが剥がれてレンガが見えているまがり角の向こうから誰かのーーー追手の足音。こちらに向かってくる。

 気付かれた?ううん、足音は不安げだ。こちらのことを見失っている。

 少女は一瞬迷う。
悟られぬよう音をたてぬよう動いたものか、それとも意を決して走ったものか……。

 そして走ろうと決め、スタートダッシュの姿勢になろうと屈(かが)みかけたその時、なまあたたかい風が、うなり声のようなものを運んできた。

ーーーーぎゃおおおぅ。

 不気味な、きしむような音だった。
 鳴き声のようでもあり物音のようでもある。
 少女はなぜともなくそれを山猫か何かの大群の声だと思った。

 不気味な異音に萎縮(いしゅく)してしまった少女とは裏腹に、追手はそれを気にする様子もなく、こちらへ向かってくる。
 タイミングを逸(い)っした。急がなきゃ。

 再び少女が動こうとした瞬間、またうなり声が聞こえた。さっきより近い。声も足音も。
 化け猫達の声の主(ぬし)が、ちょうどこの辺りを通り過ぎる時、追手は角を曲がり隠れるように身を屈(かが)める「あたし」を見つける?ううん、猫より奴の方がきっと早い。

 焦(あせ)る気持ちとは裏腹に、そう、ぼんやり思っていると、

 

「・・・・一陣の嵐はわが手のうちに。ごきげんよう、お嬢さん?さあこっちだよ」

 
猫は、もうそばにいた。

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→ここらでもう次のページに行っちゃう方が好き。
かってに妄想加筆がおおいから違う部分も出ていると思う(;´∀`)

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