えーと……連想ゲーム?w
という冗談はさておきまして、若干の論理の飛躍を含みますが私の意見を述べます。
長年色々な書き手を見てきて感じたのですが、書き手は大雑把に分けると二種類に分類されます。
それは、意思疎通が円滑に行えるタイプ(以下Aとする)と、そうでないタイプ(以下Bとする)です。
この場合の意思疎通とはつまり、作品に対して感想を書いたり、その返信をしたり、長所や欠点の指摘の際にあまり滞ることなく意見の交換がスムーズに行えるかどうか、という意味です。
要するに、Aタイプはこれが問題なく、または少なく行えるということで。
Bタイプはこれがちょくちょく滞るということです。
このグループには、なんでそう解釈した? 的なケースや、言っている意味がわからないよ……系など。言葉(日本語)は通じるけど理解してないなこいつ、なケースも含みます。
で。
小説において一定のレベルを超えやすい人はAタイプが多く、突出した作品の書き手はBタイプが多い印象です。(あくまで私の印象です)
さらにあくまで私の印象ですが。
Aタイプは一定水準を超えた普通に面白い作品を書く反面、突出部が少ないことも多く、そのために今一歩殻を破れない傾向が強い印象。
Bタイプは突出した部分がAタイプにはない魅力を持っている反面、全体のレベルはおそまつになりがちで、人によって様々ですけど、意味がわからないであるとか、読みにくい場合も多く。そのために評価は常に低い印象です。
何故このようにわかれるのかについては、私はこのように考えています。
「小説とは、文字を使った作者と読者のコミュニケーションだから」
このように考えれば既出の傾向についてはある程度説明が可能で。
円滑なコミュニケーションにおいて、相手のことを考える、相手の意見をきく、自分がどう言うべきか考える、逆に言うべきでないことを考える、というのが重要だというのは周知の事実ですから。それらがあまり器用でないBタイプの方は「小説というコミュニケーション」において読者との友好的関係を築きにくいのは道理でしょう。相手とマトモに向き合っていないのに近い状態ですから。
逆にAタイプにない尖った部分が出てくる理由は、他人への配慮を考えない思い切りの良さゆえになのかなと。このように考えます。
(ちょっと言い方悪いですが意味的には褒めてます)
で、質問の仕方から察するに。
ついでにサタンさんのお話が事実であるならば、質問者さんはBタイプではないかと。
平成が終わって令和になった今の時代にハーレム学園ラブコメしか受けないか? というズレた質問もそうですが、それ以外の情報が全く無い点や、考えがまるで見えてこない(それゆえにどうとでも読める)から一方的にですがそう判断しました、違っていたら申し訳ありません。
そして仮説に仮説を重ねるようですいませんが、もし仮に「今現在ご自身の書いておられる作品が受けない(公募通らないとか)のはハーレム学園ラブコメじゃないからか?」と言う意味であったなら、おそらくそれは違うでしょう。
既出ですが、Bタイプの方は突出型で、総じて作品全体としてのレベルが低い傾向が強い(失礼)ので、問題点は単純な実力不足である可能性が高いです。……質問者さんの作品を読んでいないので、あくまで可能性としての話ですけど。
このケースの解決策としては、まず致命的で一定水準に満たない部分の補完ですね。それをなんとかした上で、それでも上手く行かないのであれば方向性の見直し、って感じですね。
あるいは原因が方向性である場合は、あまくささんの意見参照です。
小説はエンターテイメントでビジネスですから、需要と供給が重要。ただし、作家志望は自己実現という目的もありますから、この場合は「需要と供給と自己実現」という三軸からなる三次元モデル上において最も満足の行く結果を得られる座標を探すことになります。潜在的需要が見込めて、今現在供給が少なくて、自己実現可能な。
このあたり、経営学とか販売戦略とかその手の本を読むと良いです。
普通に面白いですよ、ランチェスターの弱者の戦略とかゲーム理論とか同化戦略とか。
ここまで色々書かせていただきましたが、これらの話を聞き流すも受け入れるも、それらは質問者さん次第です。ご自由にどうぞ。
でも大体の物事は自身に原因があって、現状は良きにつけ悪きにつけ自業自得と言うのが世の真理ですので、今後どうされるかは慎重にお考えになった方が良いでしょう。
ではこんなところで失礼します。