小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

返信する!以下は元記事

タイトル:設定の細部は決めてから? それとも書きながら追加?の返信 投稿者: ヘキサ

おひさしぶりです~。
以前話題に上げていた拙作のほうは、16万字弱で脱稿させていただきました。
お先に失礼~とドヤ顔決めたいところですが、今は次作の構想中で、また別方向の難易度の高さに唸っている最中です。

で、私も1派ですかね。途中で手を加えるのは危険という気持ちが強いです。

2は当初のプロットとのズレが出た時にやったことがあります。出した情報、まだ出していない情報のチェックをしてコピペを駆使して整理し直しましたが、止まってしまうほど大がかりに&完璧にはやりすぎないようにしています。

3は……よほど致命的なミスを犯していない限りはやりませんかな。

で、こういう言い方をするのはちょっと僭越ですが、やとうさんの「国名は架空だけどモデルは実在の国」という舞台セッティングは私もよくやるタイプでして、これの利点は「史実に忠実にしなくても読者に大目に見てもらえる」というところです。これが与える精神的余裕というのは、私にとっては馬鹿にならないものでして、ずいぶんと執筆時の心の支えになっていた、と思います。

そして、細部が気になる人向けの話をしてみようかな。
昔「シナリオを数行しか書かない」という方がGMのTRPGに参加させていただいたことがあるんですが、ぐうの音も出ないほど筋の通ったストーリーで、その要点を極限まで絞った密度の濃さに唸らされたことがあります。

そのシナリオを見せて頂く勇気は、当時はなかったのですが、今になるとそこに一体何が書かれていたのか、想像できるようになりました。
それはおそらく――仕事もので、主人公達は仕事を達成することだけに集中していればよかったのですが――GMが考える必要があったのは「依頼人の思惑」「依頼人の敵の思惑」これだけだったのではないか、ということです。

人の気持ちは変わりやすい、と思う方も多いかもしれませんが、目的意識を持っている人の気持ちを変えることは、実は非常に難しい。ここを守っている限り「キャラがぶれない」でいられる、ということがわかったんです。

その世界観の技術的に無理だとか不可能だとか、そのへんはどうとでも都合がつけられたりします。そのキャラクターがその意図でいる限り、ストーリーはそう進んでいく。私にとっては上杉鷹山の名言「為せば為る」を思い起こさせる話でした。

……なんかちょっと自分語り入っちゃって恥ずかしいんですけれども、創作時にけっこう本気で気合いを込めているところなので、参考になりましたら、と思います。

コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ 「設定の細部は決めてから? それとも書きながら追加?」のスレッドへ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ