わざわざ作品の講評までいただき、恐縮です。
私がお叱りを受けたのは、もっと昔の企画作品でした。現在では時系列順に改稿されてしまっていますが、まどろっこしい展開になっています。
ご覧くださった作品については、「読者が読み取った情報の整理」を行う場面が必要だったと考えています。
そういえば、井上ひさし『紙屋町さくらホテル』でも、序盤の最後で特高の刑事が登場人物についての調査メモを読み上げていました。
基本的な5幕構成でいえば、「開示」「葛藤要因の提示」「葛藤」「対決」「終局」のうち、最初の3つで情報整理のシーンが必要となるというところなのでしょう。
ご指摘ありがとうございました。