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タイトル:魔法が使えない理由付けの返信 投稿者: サタン

そういうのは、発想を逆にしてみると良い。
この場合は「使えない理由」だね。
例えば「異世界の肉体に魔力属性が馴染んでいないから」とか「全属性が使えるため、相性の悪いもの同士の魔力が相殺されてしまっていて、出力がゼロになってる」とか。
または、うーん、あとの話題と少しカブるんだけど、「火の魔術なら火の魔術を喰らうなりして「知る」過程がないと使うことはできない」とか。これだとまず敵の術を食らって生き残らないといけないので、おそらく想定されてる展開が変わってしまいますね。

で、いまこうした案をだしたのは、スレ主さんが前提として「ピンチになって使えるような展開に」と書かれたため、「そうなる設定」の案を出したに過ぎません。
なので、更に突っ込んで考えると「最初は魔法を上手く使えず」という時点でも「どういう具合に上手く使えないのか」で設定ないし理由づけは変わってくるので、
えーと、例えば、うーん、かなり勝手に設定を変えたり付け加えたりしますが、

魔術の属性は本来6種で無属性は認知されていない伝説上の属性として、主人公は全属性のコントロールが上手くいかず相殺されてゼロの出力=魔術が発動できない。魔術の構成自体は問題ないのに発動だけができず、原因は誰にもわからない(全属性を持ってる人は前例がないため)。
そこで敵に襲われる。仲間の魔術師やらが活躍して楽勝ムードであるものの、魔術師のウィークポイントである魔封じに囚われ、強い魔術師が次々とやられていく。
魔封じは6種の属性を封じるもので、仕組みとしては魔術の属性に焦点を絞って6属性全ての蛇口を絞めるような高度なものだった。
しかし、そこには7つ目の無属性を持つ主人公がいた。
そのうえ、普段は6属性が邪魔をして発動出来なかったものが、今は魔封じでその6属性が封じられていて、無属性のラインだけが開放状態。
いざ次は自分たちが敵にやられるという絶体絶命のピンチになって、主人公は唯一無二の力を開放したのだった。

と、まあ、こんなかんじ。
「どうしたら使えるようになるか」ではなく、「使えない理由」を考えたほうが、「それが解消される話」を書くだけなので、楽でスマートに決まると思う。
おそらく属性を足したり引いたりして魔術を創作する話を想定して全属性という能力に決めたのかなと思うので、私が出した例はそのまま使うことは出来ないでしょうし考えてる流れとは違うでしょう。
というか、ちょっと聞いただけの第三者が出す案はロクなもんじゃないので、あくまで「ただの一例」で考えてみてくれると良いと思います。
こうしたほうが良いとか提示された設定が悪いとか、そういうことは一切ないです。
ここで私が言いたい事は、最初に書いてるけど「使えない理由」と発想を逆にしてみると良い、ということだけで、例はその一例というだけです。

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