ドラコンです。遅ればせながら、横やりついでに追記します。
読むせんさん、サタンさん、あまくささんもご指摘の通りですが、資料は集め出すときりがありません。資料を読むこと自体が好きのなら問題ないのですが、月に10冊買っても、読めるのが5冊だとすると、年に60冊未読の資料がたまります。
ゆずきさんのご質問は漠然としていますが、
>過去の歴史の庶民の暮らしを、話の都合上入れたいと思っています。
とのことでしたら、私でしたら「食」を優先的に押さえておきます。作中の生活を描くなら、「食」が手っ取り早い一案です。『映画ドラえもん』は、必ず食事の場面を入れることになっているようです(映画の中では、ジャイアンはかつ丼ばっかり食べています)。「食」から生活が見えてきます。
江戸時代の「食」について、1冊紹介します。
『幕末単身赴任 下級武士の食日記 増補版』(ちくま文庫、青木直己)
タイトル通り、単身赴任の下級武士の食生活に詳しく、「食」を通じでの単身赴任の下級武士の生活に具体的なイメージが持てる1冊。米を炊く時間や回数も書いてある。
私が下記リンク先に投稿した中華風ファンタジーでは、中華風世界であることを明らかにするため、中盤以降、大量に中華料理を出しました。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/review/novels/thread/1126
中華料理のネタ元は次の通りです。
・中国編ガイドブック
・中国旅行記
・中国食文化史のエッセイ
・Wikipediaの「中国料理」のページ
・Yahoo!の料理レシピ検索
異世界ファンタジーなら、モチーフにする国へ旅行した場合、食べてみたい料理を出すのが一つの手です。拙作の中華風ファンタジーもこの例です。