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タイトル:構成で困っています。の返信 投稿者: t

2話が勢いがあって輝いていました。
そこから8話まで読むとごちゃごちゃしていました。

改善案ですが、まずは読者のことを考えます。
もしこの作品を年間1冊も読まない読者に見せたとします。
十人十色で何かしらの感想があると思いますが。
「分からない」という反応がかえってくると思います。
この場合は、神様についてのことが読者には分かりません。

この物語は神様が中心にいて、神様がいることで話が進んでいきますよね。
もし作品を読んでも神様のことが分からなければ、どうなるでしょうか。
少しきつい言い方になってしまうかもしれませんが。
神様を知らないので、物語との接点がなく、反応のしようがありません。

しかし詳しくみていけば、これが神様だ! と思わせるものはちゃんと書かれています。
天界に帰りたいとか、長方形のなかから杖を取り出すとか。
時間を止めるとか、魅了とか。
なぜこれらが読者のなかで繋がらないのかといえば、
それは事前のルール説明がなかったからです。

3話で目的が与えられる【天界に帰りたい】
その方法は? →分からない。
8話まで読んでも、手順や筋道が分からず。
成功を具体的にイメージできなかったことが、とても良くなかったです。
話が全然進まないと思われても仕方ないです。

長方形から杖を取り出す、時間を止める、魅了するなど、アイディアは面白いです。
8話なら魅了の一件で暇部に入ることを決めたで終わっていて
そこがゴールじゃないんです。
この入部が、どれくらいすごい変化が起きたかの結論を書かないと!
「入部した、だから何?」と読者に反応されて終わりです。
天界に帰りたいという目的に対してこれらのアイディアが、目的を前進させるのか後退させてしまうのか。イベント(変化)のなかで使われてはじめて、読者のなかで話が繋がってくるわけです。

みたところ今は8話で約3万字です。
私としては最初から書き直しはされない方がいいです。
(迷子になってしまい先に気力が尽きてしまうため)

普通に考えれば、天界に帰るために必要なルール説明をしてから→
天界へ帰るために必要なものを集めるなど、といった流れにしたいところですが。
例えば部室で、こうすれば天界に帰れますという方法が書かれているノートなり、メモなり、道具が見つかったとします。
9話目の序盤からルール説明を始めて。
後はそこに書かれている通りの道具を集めながら物語を書いていき。
最終話で儀式を披露する、天界に帰るか帰らないか。みたいなイメージです。

ただ、読んでみた感じだと。
文章の視点ではなく、キャラの視点がぶれぶれだったので。
できるだけ今のようなテンポとリズムを崩さない感じで、
自分の書きたいことを優先するためには。
もっと書く難易度を下げた方がいいと思いますね。
今は8話で約3万字なので、私だったら9話で物語にリセットをかけます。

9話でヒロインがあっさり天界に帰って、
9話の終わりでヒロインが天界から戻ってくる。
理由は、5話でみせた。
「少し筋力を強めたわ。」
どうやら筋力増加の奇跡らしい。
これを解除しないと戻ってこないとダメと偉い人に言われた、とでもして。

そこから10話でもう一度天界に帰るためのルール説明を、偉い人に聞いてきたとかで、ヒロインが始めます。
7つのドラゴンボールを集めたら……とか。
人間の魂99個と、魔女の魂1個を食べさせて、デスサイズを……とか。
そこから3万字かけて
ドラゴンボールを集めたり、デスサイズ作りで、物語を進めます。
16話あたりで何かの手違いで、今度は主人公が天界に帰ってしまう。

17話で戻ってきて、そこからまたルール説明からはじめて。
だいたい3万字かけて24話あたりで最終話がやってきて、
ヒロインが天界に帰るか帰らないかして終わる。
ルール説明→ストーリー進行→最終話の一連の流れを鍛える
良い練習にもなると思います。

長々と書きましたが、強制するつもりはないですし。
やっぱり小説は好きなように自由に書けばいいので。
参考にならないなと思ったら全部ゴミ箱行きでもいいですし、
いいなと思うアイディアは、遠慮せずにどんどん取り入れればいいです。
私のことは気にせずに楽しんでもらえたらと思います。

\\٩( ‘ω’ )و /ファイト! 2話はセンスに溢れていたよ! 君ならできる!//

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