人類の文明の進化は、端的に言えば「エネルギーの変化」だと思っています。
最初期はヒトのエネルギー、ようは人力ですね。
これを蓄えるという概念が生まれて狩猟民族から農耕民族へと変化します。
次は馬や牛など家畜のエネルギーを利用する、その次は水車や風車の自然エネルギー。
ほんでいろいろはぶいて、蒸気エネルギーになって電気エネルギーになった。
石油もだけど、ようは「エネルギーの変化」があるときに大きく世界は変化していると思う。
で。
持論でしかないしスレッドの趣旨には合わないけど、個人的には「魔法」がある世界で「古代から魔法の力を使っている」という文明は発展しないし進化も程度が知れると思う。
千年二千年たっても文明レベルは中世とあまり変わらんかな、みたいな。
そう感じるのは、実際この地球上でもそういう変化がない民族は未だに古代とさして変わらない生活をしていると思うためです。
あまりに万能で便利な「魔法の力」なので、最初に急激な発展はあっても、一度成長が止まると「次に成長を伸ばすモノ」がない、魔法以上に便利なものが出てこないのでそこで成長は緩やかになって、進化しないだろう。と。
まあ、私はそう考えているので、ここでスレッドの趣旨に戻すと、「個人の才能に寄らず誰でも魔法のような恩恵を得られる」という新しいエネルギーの設定を出せば旧エネルギーである魔法は淘汰されて次の時代になると思う。
今でもボイラーなど蒸気は使うので、同じように魔法が無くなるわけではないけども。
科学エネルギーはそれにマッチするけど、でもエネルギーの使用はそれを扱う技術あってこそ戦車や飛行機が生まれるわけで、魔法文明にそれはない(魔法で済む話だから研究しないだろう)ので、魔法とまったく違うエネルギーを使うならここで何かのブレイクスルーないし特異的な事があった、としてしまうのが楽かなと思う。