サタン様、またしても大変身になるお言葉を下さり、ありがとうございます。
お陰様で、私は主人公の活躍で生じるワクワクを主として見せていきたいと考えているのだと気づく事が出来ました
その上で、改めてプロットを練って生まれた設定を紹介させて頂きたいと思います。
主人公は虚無に対して唯一の対抗手段と不老、怪力の持ち主。だが戦闘においてはそれしか取り柄が無い為、当初は怪力任せのごり押ししか出来ない(初代レッドキングみたいな戦い方)
が、その後努力を重ね、力を活かせる戦い方や武器の扱いを身に付けて成長していく。
そして更に、虚無は権力者や身分の高い者に憑依する傾向が強いので、疑わしき相手でも主人公達は接触する事が出来ず、
ではどうすれば接近出来るか? と、不馴れながらも様々な策や機転を用いり苦労をする。
そして主人公の弱点は、熱の使用には膨大な体力を消費する、という者にしました。
見えない相手に闇雲に撃てる様な代物ではなく、もし使いすぎれば最悪力尽きて死んでしまうという代償が存在する。
加えて、問題点として指摘していただいた主人公の性格ですが、
私自身これだという言葉が未だ見つからず、模索中なのですが、簡単に言うと主人公は、自身の考えを変えない頑固さはあるものの、他者の考えや主張を、それも歪んでいたり、利己的でも、可能な限り一つの考えとして認め、尊重しようとする深い度量を持っています。
ですが、虚無はこの世の全ては自分達によって殺され、壊され、滅ぼされるべきだという本能の下、その価値観を行動によって全ての存在に強要します。
主人公は、それだけは受け入れる事は出来ない……だから奴等を倒す……。
といった具合で、成長や葛藤の果てにワクワクやカタルシスが待つ、という内容にして行きたいと思っています。
長々と失礼しました。
重ね重ねとはなりますが、お言葉を頂ければ恐縮です。