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主人公の強さをどうするか? (No: 1)

スレ主 長巻 守宮 投稿日時:

皆様こんばんは、長巻ヤモリです。

現在私はシリーズ物のプロット製作に日夜取り組んでいるのですが、

その主人公をどのくらいの戦闘能力の持ち主にしようか悩んでいます。

私が悩んでいる理由は、昨今の小説ライトノベルでバトル、戦闘行為が発生する作品の主人公は、能力も実力も千差万別ですが、

大まかに分けて、

・一般人と同レベルかそれ以下。持ち前の強運や絞りだした悪知恵で何とか生き延びる

・弱くはないが、作品全体で見た実力は中。下手したら一般神にも負ける危険がある為、戦闘の際は工夫や策を用いる傾向が強い

・一般人は話にならず、猛者とされる相手でもごり押しで下せる程強いが、実力や能力による力押しでは勝てない相手が僅かに存在する

・何と遭遇し、どの様な危機が訪れても掠り傷一つ負わず、終始余裕の態度を崩さず、圧倒的かつあっさりと勝つ

だと私は考えており、当初主人公を一番最後に当てはまる、最強の存在としてプロットを練ったのですが、改めて考えてみると、何が起きても苦戦もしないし危機にもならない。

そんなの面白いか? という疑問が浮かんでしまいました。

勿論、主人公を最強にする事で話が盛り上がる演出もありますし、工夫次第で幾らでも話に重みを足せるとは分かっているつもりです。

ですが、所謂チートな能力を何の苦労もなく手に入れ、汗の一つもかかないのでは、やはり緊迫感に欠けるし、下手したら読み手から「どうせ死なないし、勝つんだろ?」と白い目を向けられる危険性が高いと思うんです。

とはいえ、あまりにも情けなくして顰蹙を買うのも辛い所、

やはり多くの方は、“実際にどこかにいそうな人物”を主人公として求める共感を望みながら、“どんな状況でも乗り越えられるかっこいいヒーロー”然とした主人公への憧れも捨てきれないと思うのです。

私がここまで悩むのも、私の作品に登場する主人公は人間ではなく、人型ではあるものの、“人目で人間はないと分かる亜人類”とまず見た目からして、どこかにいそうな人物でなくなっています。

そんな人外主人公が、チート能力なんて発揮して無双したって、陳腐にしかならないのでは……と思った事が、今回相談させて頂いた理由です。

そして、この悩みが生まれるまでは、安易に不死身で最強人外主人公格好いいな! と、読み手の事を考えないかなり一人よがり状態になってしまっていました……。

今の所私のこだわりや作中設定等の事情で、主人公は人外のままにする予定です。
この主人公を作中読者の皆様から白い目で見られる事なく暴れさせるには、どの程度の強さや能力を与えてあげれば宜しいでしょうか?

多くの方から意見やアドバイスを頂ければ恐縮です。よろしくお願いします。

カテゴリー: キャラクター

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主人公の強さをどうするか?の返信 (No: 2)

投稿者 めーゔ : 2 No: 1の返信

投稿日時:

ジャンルにも寄ると思うんですが、主人公の強みは出来るだけ一つに絞った方がいいと聞いたことがあります。
ただ、チートものではどうだか知りませんが……
あまりお役に立ちそうにもなくて、すみません。

主人公の強さをどうするか?の返信の返信 (No: 3)

スレ主 長巻 守宮 : 1 No: 2の返信

投稿日時:

〉あまりお役に立ちそうにもなくて、すみません。

いえいえ! 早々のお言葉大変痛み入ります!

“主人公の強みは出来るだけ一つに絞った方がいい”というお言葉、参考にさせて頂きます!

ありがとうございました!

主人公の強さをどうするか?の返信 (No: 4)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

ワンピースのルフィは参考になりませんか?
あのキャラは、なまじっかな相手ではまるで勝負にならないほど強いです。しかし、

・海楼石に触れると能力が使えなくなる。
・少数ながら、ルフィよりも強い敵が存在する。

などの設定があります。また、

・例えばドフラミンゴ・ファミリーの幹部だったシュガーというのがいます。一見幼女の姿をしていますが、触れた者を玩具に変えてしまい、しかも玩具にされた被害者は全ての人間の記憶から消えてしまうという、かなりイヤな能力を持っていました。
ルフィの強さは超チート級ではありますが基本的に筋肉系なので、こういう能力にはやられてしまうだろうというイメージがあり、シュガーがからんできたシーンではけっこうハラハラしました。

というわけでピンチを作る方法は色々ありますから、遠慮なく主人公無双させてしまってもかまわないと思います。

主人公の強さをどうするか?の返信 (No: 5)

スレ主 長巻 守宮 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ワンピースのルフィは確かに強いですよね。

チート並みに強いのに(脳筋……いやゴムか?)、色々と弱点や勝てない存在がいる。

彼の様に弱点を設ければ、無双させても良いという事なのですね。

わざわざのアドバイスありがとうございます。

考察を深め、プロットを進めたいと思います。

主人公の強さをどうするか?の返信 (No: 6)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

人外で無双してる有名作品では「転生したらスライムだった件」と「オーバーロード」あたりがありますね。
有名作品以外で言えばゾンビになったとかスケルトンだとか熊だとか、けっこうあります。

>改めて考えてみると、何が起きても苦戦もしないし危機にもならない。
いやいや。逆にそれが面白いんですよ。
読者は「そのシチュエーション」を楽しんでいるので。
えーっと。
従来の物語の楽しみ方は、「主人公はこの難局をどうやって乗り切るのか」という楽しみ方で、おそらくスレ主さんもそのように考えてると思います。
でも、いわゆる異世界で無双してる系の読み物の楽しみ方は、「いかにもな敵役がでてきた。こいつはどうやってボコボコにされるのか」って感じなんですよ。
だから別に苦戦も危機もなくていいし、余裕で敵を倒してもなんも問題なくて、まあ俗っぽい悪意ある言い方をすりゃ「どのようにして主人公がドヤ顔するか」その過程でみじめにやられる敵を見て楽しんでるんです。
なので、逆に、そんな物語に無理して「難局」やら「危機」やらを乗っけてもコンセプトが真逆なので面白くなくなる可能性が出てきちゃいます。

だから「難局をどう乗り越えるのか」を楽しさにしたい場合は主人公の設定をそれほど強くない形にする。
前述した通り「主人公の活躍」を楽しさにしたい場合はこれに特化して無双させる。
そんだけの話です。
第三の回答として、この両取りで「主人公は一般人レベルだが、連れの使い魔が最強クラス」というのもありますね。
主人公メインだと「危機」を書けて、使い魔をメインにすれば「無双」が書ける。
この場合、弱い主人公の存在が希薄になるので、個性的な能力を得ている事が多いと思います。
そんで主人公の存在をアピールしてくことになるので、主人公の能力をメインにした物語展開になると思う。

で。
そうなると、スレ主さんは何が書きたいの、って話になっちゃう。
>やはり多くの方は、“実際にどこかにいそうな人物”を主人公として求める共感を望みながら、“どんな状況でも乗り越えられるかっこいいヒーロー”然とした主人公への憧れも捨てきれないと思うのです。
「多くの方は」ではなくて、スレ主さんは、ではないかと思う。
そういう主人公像はウケやすいし憧れを持ってる人は事実多いだろうと思う。
けど、「危機」がないと面白くないと考えてて、それを乗り越える人物像を見てみると「どんな状況でも乗り越えられるカッコいいヒーロー像」になると思う。
そういう物語が好きだから、逆算して「危機がないと面白くない」と感じているのではないかな、と。
ようは少年漫画的主人公像ですよね。

すると、イメージに合わないのは「強さ」ではなくて「人外」の部分じゃないでしょうか。
でも「人外」は現状作品の個性なので、これを除外するのは私もありえないと思う。
だから、その「人外」キャラが作者の理想に近づく過程の「強さ」を問題視しているのではないかな、と。

なので、いくつかパターンを考えてみると、
まず「人外」の時点で「強い」という先入観を持ちます。基本的にモンスターは人間より強いためですね。
なので、「人外」なのに「弱い」という組み合わせは意外であって、割と面白いと思う。
最初は弱くて間抜けで足を引っ張るキャラでもいいんじゃないでしょうか。
この点については、スレ主さんは「長期連載されてる漫画の、一番盛り上がってる部分の主人公の強さ」をイメージしちゃってると思う。
漫画「NARUTO」も主人公は序盤、最弱で間抜けで足を引っ張りまくってるキャラですよ。でも頑張ってるって描写が好感を持てたわけで。

次に、「人外」で「強い」の組み合わせは、先入観通りの展開なので、お約束になると思う。この場合はやっぱ無双系が合うかなと思う。
タイトルあげても知らんだろう書籍化作品で言うと、死んだ主人公がスケルトンで復活し、ゾンビに進化したことから人間に戻れるのではと悪戦苦闘する話ってのもあるので、無双一択ってわけじゃないけど、やっぱ「強い」だと危機を作りにくいので「危機・困難」以外の楽しみを作る必要がある。
ちなみに、戦闘メインで考えているような気がするけど、「危機」はなにも戦闘に限った話ではなく、主人公は力は強くても全てにおいてパーフェクトではないので、対人関係などコミュニケーション能力に乏しいなどで「危機」は作れる。
ゾンビの例だと、主人公は人間に戻りたいので人間と敵対はしない、しかし見た目はモンスターなのでコミュニケーションが出来ず、ここで「強さは関係ない危機」を作ることが出来る。
古典レベルにベタな手段だと「恋愛に疎い」とかでヒロインに振り回されるとかも昔はよくありましたね。
「危機」の作り方次第で、ようは無双ものは戦闘面でのみ危機を作りにくい。というだけ。
発想の転換が大事。

ほんでついでに、「弱い主人公」と「強い相棒」で考えると、主人公が人外なので相棒は人間が良い比較対象になれる。
この場合、前述したけど相棒に主人公が守られてる形になるので、主人公には主人公の個性が必要で、そしてコンビで考える以上、二人のパワーバランスが崩れることは二人のコンビの「楽しみ方」も変わってくることになるので、割と書くのが難しいと思う。
逆パターンで「強い主人公」と「弱い相棒」では、これもまあ無双系によくある「規格外の主人公が、強いが人間レベルの相棒に凄い凄いとヨイショされる」という形になる(規格外の無双モノでなくとも)。
この場合、「相棒」サイドで「危機」を書くことが出来るので、まあ、弟子の成長を見守る人外師匠というエピソードが考えられると思う。

以上で、じゃあスレ主さんはどんな話が書きたいの、という事になってしまう。
前述した内容は組み合わせのパターンで書ける物語……というか読者に提供する「楽しみ方」が変わってくるので。
それ次第で、主人公の強さをはじめ諸々が変わってくるんじゃないかなと思います。
基本はヒーロー像を求めてる気がするから、「人間にはまず負けない程度には強い」でいいんじゃないかなと思う。
人間相手には強くヒーロー像を書けて、主人公と同じ「人外」相手になれば戦闘面でも「危機」を書ける。
ただこれは、いいとこ取りしようとした妥協案だと思うので、やはり「どんな楽しみ方を想定しているか」という書きたいモノを今一度考えてみるべきだと思う。

主人公の強さをどうするか?の返信の返信 (No: 7)

スレ主 長巻 守宮 : 1 No: 6の返信

投稿日時:

サタン様、返信が遅くなり申し訳ありません。
そして、夜分遅くのたくさんのお言葉に心から感謝いたします。

頂いたお言葉を新たな知識として吸収させて頂き、自分が何を書きたいか、改めて考えてみた結果、少し、固まってまいりました。

せっかくたくさんのお言葉を頂けたので、現時点で固まった部分を掲載させて頂きたいと思います。

サタン様並びに、閲覧された皆様から新たなお言葉を頂戴できれば幸いです。

スレ違いかつ長くなりますので、一部省略しております。

世界観
スチームバンクを元とした、“神術”と呼ばれる神秘的な力が一つの学問として認められた、鉱石の発掘、技術開発で発展した社会が舞台のSFファンタジー

内容はシリアス寄り。ダークではあるが、笑いや涙もありにしようとしています。

作中の敵
“虚無”という名の世界の天敵
 実体も自我も無く、ただ本能に従って世界に破滅をもたらそうとしている存在

実体も自我が無いため直接的な行動を起こせない為、人間や動物、ロボット等にまとわりついて性質を狂暴化させたり、希に憑依する事で自我と身体を手に入れ、文明崩壊や全生物絶滅の為に暗躍する事もあります。

主人公は、そんな虚無達を唯一倒す事が出来る「熱」を有し、発する能力を持っています。加えて、卓越した身体能力を発揮して、虚無に囚われた相手とも戦う事が出来ます。

ただし虚無は姿が見えず、気配も皆無な為、主人公は倒すことは出来ても、その陰謀を事前に察して先手を打ったり、誰にも接触していない虚無を発見する事が出来ない。

そこで、ヒロインが出てきます。

ヒロインも同じく人外ですが、一般人よりは強いが、主人公と比べるとそこまでの強さはなく、人間でも戦闘技術や能力の高い相手や、虚無に囚われた人や生物(虚無は強い生き物や、強い人間、或いは権力者や身分の高い者を本能的に好んで接触します)が相手の場合ほぼ負けます。

その代わりヒロインは、虚無を見る事が出来ます。存在を察し、取り付かれた者や、変異させられた者を看破する事が出来ますが、虚無そのものを消滅させる力は持ち合わせていません。

従って作中主人公は、自分や仲間と協力、或いはたった一人で虚無に立ち向かう事になりますが、その際にはヒロインの協力が不可欠になります。

一方ヒロインも、虚無やその陰謀に立ち向かうには力不足ですが、主人公や仲間に虚無の位置や憑依の有無を伝えるという、重要な役目を担っています。

以上の様に、主人公は一般人は元より、憑依されたり、狂暴化した相手を下せる程強いが、半面素体の虚無相手には、手の出しようがない。

ヒロインは自力で虚無を食い止める事は出来ないが、その能力を駆使して、主人公を手助けする事が出来る。

この様に、一見無双の様に見えるが、明確な弱味を持つ主人公と、それを支えるヒロインを主軸に物語を展開させていこうと思います。

重ねてとなりますが、お言葉を頂ければ幸いです。

主人公の強さをどうするか?の返信の返信の返信 (No: 10)

投稿者 サタン : 0 No: 7の返信

投稿日時:

>内容はシリアス寄り。ダークではあるが、笑いや涙もありにしようとしています。
いいとこ取りをしようとしてる気がする。
ちょっとしたスパイス程度であればいいと思うけど、例えばダークな話の中に笑いがあったら台無しだし、笑いの中に涙があると個人的にはどっちかに絞れと思う。
例えばよくあるのがコメディ主体でラストはしんみりさせる展開だけど、後味は良くなるけどしんみりしたら笑えないので、コメディものとしては魅力が半減してると思う。
要約すると「笑いあり涙ありのダークなシリアスもの」ってことで、イメージでは成立してると思うけど、それって「本格ミステリのラノベ」とか矛盾を含むようなことを言ってる気がする。
抽象的な表現になるけど、「ダークなシリアス」を書きたい場合、「笑いあり涙あり」の部分が思考のノイズになって考えがまとまりにくくなるって事があると思う。
実際に執筆する段階ではちょっとした展開で笑いを書くにしても、物語を思考してる現段階では何か一つに絞ったほうが良い。

物語の概要を書いて下さってありがとうございます。
でも私が言ってるのは「その物語の楽しみ方」の話です。何を読者に提供したいと思ってるのか。
主人公が怪物を倒していくうえで「感動を与えたい」と思うなら「感動させたい」だし、「笑いを与えたい」と思うなら「楽しい笑いを提供したい」だし、主人公の活躍をと思うなら「活躍を見てワクワクさせたい」となる。
何を書きたいのかという問いは、「主人公が怪物を倒していく」という物語の概要を教えてくれという事じゃなくて、「その物語の何が面白いのか」ということです。
念の為、これはディスってる言葉じゃなくて「笑いを与えたい」なら「笑えることが面白いコト」なので、「主人公が怪物を倒してく話」で読者に何を提供したいのか(例の場合は「笑い」を提供したいという答え)。ということ。

なんとなく読み取れる感じでは「主人公の活躍を書きたい」と受け取れる。
すると、「主人公の活躍」から読者に与えられるもので考えると「ワクワクさせたい」とか「スカッとさせたい」という感じだと思う。
で、たぶん「ワクワクさせたい」というのが上位じゃないかなと感じます。
とすると、まあ王道で話をしますが、「ワクワクする」の要素の一つとして「新しい技を覚えた」とか「新しい武器を得た」とかってのがあります。例えば少年がエアガンを拾ったら構えてみたいとワクワクする、みたいな。
であれば、「成長」が書けるよう成長の余地を残しておくために強すぎるのはどうだろうかと思います。「主人公は虚無に対して唯一の有効打を持っている」というだけで強さの設定は十分じゃないかな。
とはいえ、序盤は虚無の設定解説や主人公の強さ、力の設定説明もろもろを書くので、そのためにはやられ役が必要で、更に「ワクワク」があるので、序盤はどうあってもあまり苦戦せずに虚無を倒していくことになると思います。
この点においては、主人公の強さは敵の強さとの相対的なものになるし、「強さ」の設定はどうでもいい話だと思う。現状の認識で問題ないんじゃないでしょうか。

設定面で気になるのは、
>一見無双の様に見えるが、明確な弱味を持つ主人公と
ここ。
例えば「主人公は物理バカで魔法には弱い」というわかりやすい設定ならともかく、「素体のままだと手が出せないがヒロインがいれば~」とか「誰かに接触してる虚無相手なら主人公は強い」とか、条件があって、この場合、主人公に弱点があるんじゃなくて虚無の設定が込み入ってるんじゃないかと思う。
設定自体は複雑と言うほどではないと思うけど、条件がつく弱点は書きにくいし伝えにくいので、読者にはわかりにくいと思う。
小説は文字だけなので、そういう「条件」を読者が把握しないと「目の前のヤツは虚無に取り憑かれてた? なんで主人公わかんなかったんだよ」みたいになっちゃう。
これは、「主人公は気付けない」って設定だから、でも読者には把握してもらわないと情景がわからないので、結果、「主人公は気が付かないが、読者は知っている」という書き方になる。
正直、ちょっと難しい。
まあともかく、これは「主人公の弱み」じゃなくて、「虚無の設定」だと思う。
主人公には現状「虚無に有効打を打てる」という個性があるだけではないかな。「強さ」の面ではそれで十分だと思うし、弱みとかそういうのは気にしないほうがいいと思う。

設定自体は現状で問題ないと思うけど、虚無の設定を主人公の設定と考えてしまったり、虚無は幽霊みたいなモンで対策が無いってだけなのにそれを複雑に説明したり、世界観を組み立てようと考えすぎてるような気がする。
だから主人公の強さなんてのも気になるんじゃないかな。
主人公の個性は「虚無に有効打を打てる唯一の人物」なので、それが栄えれば問題ない。
主人公の強さ自体がたとえ弱くとも、それより弱い虚無を出せば余裕で倒せるし、主人公が規格外に強くてもそれ以上に強い虚無を出せば主人公は苦戦する。
そしてそれは作者のさじ加減ひとつなので、強さ自体は別にどうでも良い。
ただ、序盤は「虚無の設定」と「主人公の力」と「主人公の活躍」を書かなきゃならないので、それが書ける程度の「強さ」はあったほうが良いし(弱いなら打開できる知能の高さ、強いなら多少はゴリ押しできる力など)、現状考えてる設定でそれはクリアしてるようなので、問題ないんじゃないかなと。
例えば主人公が普通の人間程度に弱かったとしても、すごい好戦的な人物なら無理でも立ち向かっていくんじゃないでしょうか(なのでこれが発見された幽遊白書の時代の漫画は不良主人公が多かった)。
すると、問題なのは主人公の強さよりも性格だと思う。

主人公の強さをどうするか?の返信の返信の返信の返信 (No: 13)

スレ主 長巻 守宮 : 1 No: 10の返信

投稿日時:

サタン様、またしても大変身になるお言葉を下さり、ありがとうございます。

お陰様で、私は主人公の活躍で生じるワクワクを主として見せていきたいと考えているのだと気づく事が出来ました

その上で、改めてプロットを練って生まれた設定を紹介させて頂きたいと思います。

主人公は虚無に対して唯一の対抗手段と不老、怪力の持ち主。だが戦闘においてはそれしか取り柄が無い為、当初は怪力任せのごり押ししか出来ない(初代レッドキングみたいな戦い方)

が、その後努力を重ね、力を活かせる戦い方や武器の扱いを身に付けて成長していく。

そして更に、虚無は権力者や身分の高い者に憑依する傾向が強いので、疑わしき相手でも主人公達は接触する事が出来ず、

ではどうすれば接近出来るか? と、不馴れながらも様々な策や機転を用いり苦労をする。

そして主人公の弱点は、熱の使用には膨大な体力を消費する、という者にしました。

見えない相手に闇雲に撃てる様な代物ではなく、もし使いすぎれば最悪力尽きて死んでしまうという代償が存在する。

加えて、問題点として指摘していただいた主人公の性格ですが、

私自身これだという言葉が未だ見つからず、模索中なのですが、簡単に言うと主人公は、自身の考えを変えない頑固さはあるものの、他者の考えや主張を、それも歪んでいたり、利己的でも、可能な限り一つの考えとして認め、尊重しようとする深い度量を持っています。

ですが、虚無はこの世の全ては自分達によって殺され、壊され、滅ぼされるべきだという本能の下、その価値観を行動によって全ての存在に強要します。

主人公は、それだけは受け入れる事は出来ない……だから奴等を倒す……。

といった具合で、成長や葛藤の果てにワクワクやカタルシスが待つ、という内容にして行きたいと思っています。

長々と失礼しました。

重ね重ねとはなりますが、お言葉を頂ければ恐縮です。

主人公の強さをどうするか?の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 19)

投稿者 サタン : 0 No: 13の返信

投稿日時:

いいんじゃないでしょうか。私は、特に問題は見当たらないと思う。
まだ決めたいコトはいろいろあると感じてるかと思いますが、このくらい決まったならさっさとプロットを作ってストーリーラインを組み立てたほうが良いと思います。
というのも、これ以上の設定は物語がないと決めにくいからです。

で、失礼と思いつつも言ってしまうと、たぶんあまり書き慣れてない方ではないかなと。
ひょっとしたら、以前、人外キャラである主人公の外見について投稿された、そのストーリーの練り直しを今作ってるのかな、と。
あれとは別作品で、バリバリ書いてる方だったら差し出がましい真似だけども、
もう物語の方向性が見えているので、「こんな感じの作品」ってのは形にすることが出来る段階だと思います。
私が「コレ使ったらええやん」って思ったのは、次の一文です。

>そして更に、虚無は権力者や身分の高い者に憑依する傾向が強いので、疑わしき相手でも主人公達は接触する事が出来ず、ではどうすれば接近出来るか? と、不馴れながらも様々な策や機転を用いり苦労をする。

えーと、まず主人公の目的は「虚無を消滅させること」で、そのストーリーが現状ない状態。
序盤は「虚無の設定」や「主人公の能力」などを提示するため、あまりややっこしい事はせずに「虚無に襲われるもののいとも簡単に倒してしまう主人公」というエピソードになると思う。

ヒロインと主人公が既に知り合ってる状態なら、この時点での問題は「主人公が簡単に虚無を消滅させる」という事の重大さを表現しにくいってこと。「虚無」がどれほどヤバいのか、「主人公の能力」がどれほど貴重なのか、が提示しにくい。
なにしろ主人公にとってもヒロインにとっても、虚無を退治することは普通の事になってる状態なので、そのままではヒロインの驚く反応などを書けず、情報の提示のために工夫が必要になる。

ヒロインと主人公が序盤のエピソードで出会う場合、この問題は簡単に解決する。ヒロインは主人公の能力を知らず、またヒロインは虚無を視認できるので、「虚無をいとも簡単に消滅させる様子」と「それを見て驚くヒロインの反応」によって提示したい設定の描写が可能だからです。
でも、この場合、問題点というか疑問点がある。「虚無は主人公には視認できないので、その能力を主人公自身がどうやって知ったのか」ということと「じゃあヒロインはそれまでどうしてたの、倒せないんでしょ」ってこと。
倒せないけど大掛かりな作戦で虚無を別世界へ送り返すことはできる、みたいな対策は用意しててもいいと思う。
普通なら凄い作戦が必要な敵相手に、ワンパンで!? みたいな主人公の凄さの対比としても利用できる。

前置きを書こうとしたら話が脱線しちゃった。
で、「虚無を消滅させる」ためのストーリーは、もうそのまま「虚無は権力者や身分の高い者に憑依する傾向が強いので、疑わしき相手でも主人公達は接触する事が出来ず、ではどうすれば接近出来るか? と、不馴れながらも様々な策や機転を用いり苦労をする。」コレでしょう。
要約すると、「いかに権力者に近寄るか」がストーリーになる。
対面すれば戦闘になり、すなわちクライマックスで、倒すことで終わる。
すると「近寄らせないようにする」ことが物語の「障害」として成立するので……そうだな、ヒロインの性格については触れられてないけど、ここでヒロインにも障害になってもらうか(というのは私個人の考えね。こうしろってことじゃないよ)。
主人公は「滅ぼされるべきだという本能の下」という行動原理なので、権力者であろうと関係ないと行動しようとするんだけど、それをヒロインが止める。目立つと次の行動が取りにくいから人間に気付かれないよう行動すべきだ、と。
これでターゲットに「近寄りにくく」なった。
最初はヒロインが計画立てて、それが上手くいって、虚無を倒す。という流れでも良いと思う。いまは「障害」についての話題だけども。
これは、読者に「この物語はこういう流れで展開しますよ」と教えるためもあるからですね。
で、その次のターゲットでは計画が失敗、虚無は自分の巣に逃げて罠で主人公たちを待ち構えるとか、政治家がターゲットになって近寄りにくかったり、講演会を狙ったら逆に虚無に自分の存在を認識されてしまったとか。
まあ、ようは同じことを何度も言っちゃうけど「どうやって近づくか」というストーリーを作って、近寄ったら「虚無との戦闘」に移って、倒してエピソードは終わり。
物語が大きく変化する中盤まではこんな感じでストーリーラインを立てられるでしょう。

ほんで、ここで私は適当に「虚無は自分の巣に逃げて~」と書いたけど、これは虚無の設定ですね。そんな設定はないので私の適当です。
要するに序盤の展開でこうした虚無の設定や主人公・ヒロイン・他世界観の設定について書いていく(物語を広げていく)ので、「その設定が事前にないと書けない」と思うなら何か考えるべきだけど、いまの私のように何もないけど物語の流れでとりあえず「虚無の巣」とか適当に書いちゃって、するとそういう設定が必要だって事がわかるので、「設定を利用して物語を作る」よりも「物語から必要な設定を作る」ほうが簡単だと思うなら、もうさっさと適当に物語を作っちゃったほうがいい。
ちなみに私は物語先行派なので、これを勧めてるだけです。個人の問題なので従う必要はないです。
私の場合、そうすることで、例えば「虚無の巣」というのはつまり「敵が主人公を待ち構える場所」なので、であれば別に「虚無が作り上げた結界フィールド」とかSFファンタジーっぽくしてもいい。
ということは、コレって「何でもいいような枝葉の設定」って事で、あんま考えなくてもいい事だってわかるでしょ。
設定先行の考えを否定するわけではありませんが、あれこれ設定を考えるとどれが重要なのかわからなくなってしまうので、物語を基準に優先度を考えると私なら、このくらい設定が決まってればさっさと物語を作るべきと思います。

物語全体のストーリーを決めるには、あとはオチですね。どうしたらラストに進むのかっていう条件を決めるべきでしょう。
虚無の親玉みたいなのがいるならこれを倒すことが最終目的となるので、中盤にその存在が判明する事になります。
それ以降は「親玉を倒すための展開」になるので、「虚無に近づく過程」という序盤のストーリーとは毛色が変わります。
これについてはやはりオチについてわからないとどうしようもないですが、現状決めかねているのなら、やはり序盤のストーリーを組み立ててみると見えるものもあるので、私の場合は「この流れならこういうラストかな」というのが何個か案が出ます。
「親玉案」は安直なので、せっかく主人公の弱点設定も作ったことだし「戦いすぎて主人公が死ぬ案」でもいいかな。すると「死の危険がある」と判明するのは中盤なので、中盤以降は「容易に倒せる敵だけどやりすぎると死ぬかもしれない」という「危機」が書けますね。
死んで終わりじゃ後味が悪いので、想いを託せるライバルキャラがいたほうがいいかな、弟子キャラでもいいかな、じゃあ序盤を再構成してみよう。
と、そんな感じで、とにかくもう設定やイメージを膨らませるのではなく物語を作って、試作品で試行錯誤する段階ではないかな、と思います。

主人公の強さをどうするか?の返信 (No: 8)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

環境かな?
私なんかは兄妹なんですが
兄「強い主人公が無双すんのサイコ―」
妹「弱くて工夫する主人公が好き」

です。兄妹喧嘩すると兄がガチ殴りで圧勝する環境で育ちましたから。都会はともかく、田舎は祖父母の強権で男の子の利権がやばいねん。
=================
兄読者にとって「主人公無双」は主人公=自分という「安心」をもたらし
妹読者にとって「主人公無双」は主人公=兄と感じて敵側に共感してしまう

妹としては「主人公無双」でも自分の価値観を他のキャラに押し付けようとしない無双主人公なら好きです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>主人公は、そんな虚無達を唯一倒す事が出来る「熱」を有し、発する能力を持っています。

それで「主人公はこの世界唯一の希望!!」とか持ち上げられたら、私という読者ならウゼェ・・・・・ってなります。兄や一人っ子なら「サイコ―!!」ってなるかも。

主人公の強さをどうするか?の返信の返信 (No: 9)

スレ主 長巻 守宮 : 0 No: 8の返信

投稿日時:

アドバイスありがとうごさいます!

実は私も、「主人公はこの世界唯一の希望!!」

というのが嫌で、主人公を強くしすぎる事に抵抗がありました。

作中では、虚無は権力者や、軍や政府の高位に取り付きます。その上で、虚無はヒロイン以外には見えないし、存在を把握する事も出来ないので、
作中主人公は危険人物、謀反人扱いされる危険を常に帯びており、はっきり言って英雄とは扱われません。

せいぜい、憑依や変異から救われた被害者から謝礼や感謝の言葉を受ける程度に止めようと考えています。

主人公の強さをどうするか?の返信の返信の返信 (No: 11)

投稿者 読むせん : 0 No: 9の返信

投稿日時:

まてまてWWW
それをすると「それを求める読者には嫌われるよ?」が大事ポイント。
読者切り捨てにもなるでー?の意味。

未来トリップ系スチパン描こうかな?でいいんですよね?なら「虚無」自体はメジャーにしてもいいと思う。
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虚無の実態は分からないけれど虚無が発生するとスチパン世界では大打撃になる
でもスチパン技術では、なぜか虚無を退治することができず、被害が出まくり本格的に社会問題化しつつあった。
なんなら「虚無は神の罰が具現化した」だのと叫ぶインチキ科学者やカルト教団も起こったりとワチャワチャ。

そこに未来トリップした異形の主人公?が現れ、虚無の亜種として殺されかけつつスチパン世界を走り回り
「あ、虚無じゃんエンガチョー」
サクッと虚無を倒してしまう。虚無は過去世界ではけっこう居たモンスターの一種で、倒し方さえ覚えたら子供でも倒せるザコの一種だったのだ。(私の後付けせっていが火を噴くぜWWW)

スチパン時代では「虚無」はかなり前に絶滅させたせいで倒し方を失伝(しつでん)させていたため、適切な退治法がわからなかったかんじだった。しかも主人公の技?が現代ではインチキ魔法とかに分類された原始的な魔法技術とかだったとかWW

これにより過去の産物の見直しフィーバーが起こり、ちょっとディストピア的停滞が起こりつつあったスチパン世界に風が吹き、主人公は虚無退治会社とかを興しつつ隠居「実は知る人ぞ知る、あの名探偵☆彡」みたいなポジとかもいいと思うっす。

顔は知らないけれど名前はスラムの子供でも知っている有名人!!とかね。

主人公の強さをどうするか?の返信の返信の返信の返信 (No: 14)

スレ主 長巻 守宮 : 0 No: 11の返信

投稿日時:

なるほど! 現時点では、虚無は誰にも気取られず暗躍し、主人公達の戦いも、所謂歴史に残らぬ戦いにしようと考えていたので、敢えて公の存在にしてしまうという考えは頭にはありませんでした!

目からウロコです!

頂いた設定、十二分に参考にさせて頂き、活かしたいと思います、ありがとうございました!

主人公とヒロインにケンカをさせる (No: 12)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

設定を拝見しました。ポイントはわりとはっきりしているようです。
主人公とヒロインが協力しないと虚無を倒すことができない。ここですね。

で。
そういうことなら主人公とヒロインが仲が悪いことにすると話が面白くなります。ほぼ一択じゃないかな。

仲が悪い理由は軽いノリからシリアスまで色々。ヒロインがツンデレ気味でいちいち主人公に突っかかる程度でもコミカルな作風なら有り得るし、もっと深刻にするなら過去に何かあって一方がもう一方に対して絶対に許せないと思っているとか、素性や価値観の違いから互いの行動を認めることができないとか。
反目の内容はマクガフィン(置き換え可能な要素)でいいんです。反発しあっているのだけれど、虚無を倒すために一緒に行動せざるを得ないという状況が、仲が良かったり信頼しあっているよりドラマを生みやすいんじゃないかと。
そういう考え方です。

主人公とヒロインにケンカをさせるの返信 (No: 15)

スレ主 長巻 守宮 : 0 No: 12の返信

投稿日時:

あまくさ様、アドバイスをありがとうございます。

実は、主人公とヒロインの関係性については、私の中で少し固まっており、

ヒロインは、これまでにもその能力故、虚無の陰謀や、それによる悲劇的末路を何度も見てきた。

それ故に、当初は本来の意味の虚無の精神(世の中の全てが虚しく、無意味だという価値観)に捕らわれ、タガの存在しない虚無に対して恐怖を抱き、臆病になっていた。

しかしある時主人公と出会い、見初められ、殆ど強制的に虚無との戦いに協力させられていく。

共にいる事で、少しずつ主人公に惹かれていくヒロインだが、心のどこかで主人公に虚無と戦って欲しくない、死んで欲しくない、という思いから、主人公に協力しきれない時が多々生まれ始める。

虚無を認められず、戦う事を辞めない主人公と、虚無に対する恐怖、現実を知っているヒロイン。
相反する考えを持つ二人は不仲でも嫌いあってもいませんが、完全に思想は統一されていない、

そこに僅かな溝や歪みが生じ、時に危機を呼ぶ事もあり得る。

こんな感じの関係性でドラマを生み出していければ、と思います。

僭越ながら、もしまたご意見を頂ければ恐縮です。

長々と失礼しました。

主人公の強さをどうするか?の返信 (No: 16)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

>僭越ながら、もしまたご意見を頂ければ恐縮です。

とのことなので、少し思ったことを。
他の方への返信も含め、わりと観念的だなという感じがします。
悲劇的末路、虚無に対する恐怖、現実を知っている。そういう言葉だけではキャラクターは動いてくれません。具体的に何が起こり、それに対して主人公やヒロインが何をするのかというところから考えた方がいいと思います。

主人公の強さをどうするか?の返信 (No: 18)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

一つ書き落としたので、追記します。レスは不要です。

>相反する考えを持つ二人は不仲でも嫌いあってもいませんが、完全に思想は統一されていない、

とのことですが、

>共にいる事で、少しずつ主人公に惹かれていくヒロインだが、心のどこかで主人公に虚無と戦って欲しくない、死んで欲しくない、という思いから、主人公に協力しきれない時が多々生まれ始める。

要するに主人公を大切に思うゆえの不一致ということなので、これは実はベタ惚れの状態ですよ。どこか作者の願望が入ってしまっていて、主人公とヒロインの関係性を突き放しきれていないように見えます。そこにお気づきかどうか、やや気になります。

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タイトル:主人公の強さをどうするか? 投稿者: 長巻 守宮

皆様こんばんは、長巻ヤモリです。

現在私はシリーズ物のプロット製作に日夜取り組んでいるのですが、

その主人公をどのくらいの戦闘能力の持ち主にしようか悩んでいます。

私が悩んでいる理由は、昨今の小説、ライトノベルでバトル、戦闘行為が発生する作品の主人公は、能力も実力も千差万別ですが、

大まかに分けて、

・一般人と同レベルかそれ以下。持ち前の強運や絞りだした悪知恵で何とか生き延びる

・弱くはないが、作品全体で見た実力は中。下手したら一般神にも負ける危険がある為、戦闘の際は工夫や策を用いる傾向が強い

・一般人は話にならず、猛者とされる相手でもごり押しで下せる程強いが、実力や能力による力押しでは勝てない相手が僅かに存在する

・何と遭遇し、どの様な危機が訪れても掠り傷一つ負わず、終始余裕の態度を崩さず、圧倒的かつあっさりと勝つ

だと私は考えており、当初主人公を一番最後に当てはまる、最強の存在としてプロットを練ったのですが、改めて考えてみると、何が起きても苦戦もしないし危機にもならない。

そんなの面白いか? という疑問が浮かんでしまいました。

勿論、主人公を最強にする事で話が盛り上がる演出もありますし、工夫次第で幾らでも話に重みを足せるとは分かっているつもりです。

ですが、所謂チートな能力を何の苦労もなく手に入れ、汗の一つもかかないのでは、やはり緊迫感に欠けるし、下手したら読み手から「どうせ死なないし、勝つんだろ?」と白い目を向けられる危険性が高いと思うんです。

とはいえ、あまりにも情けなくして顰蹙を買うのも辛い所、

やはり多くの方は、“実際にどこかにいそうな人物”を主人公として求める共感を望みながら、“どんな状況でも乗り越えられるかっこいいヒーロー”然とした主人公への憧れも捨てきれないと思うのです。

私がここまで悩むのも、私の作品に登場する主人公は人間ではなく、人型ではあるものの、“人目で人間はないと分かる亜人類”とまず見た目からして、どこかにいそうな人物でなくなっています。

そんな人外主人公が、チート能力なんて発揮して無双したって、陳腐にしかならないのでは……と思った事が、今回相談させて頂いた理由です。

そして、この悩みが生まれるまでは、安易に不死身で最強人外主人公格好いいな! と、読み手の事を考えないかなり一人よがり状態になってしまっていました……。

今の所私のこだわりや作中設定等の事情で、主人公は人外のままにする予定です。
この主人公を作中読者の皆様から白い目で見られる事なく暴れさせるには、どの程度の強さや能力を与えてあげれば宜しいでしょうか?

多くの方から意見やアドバイスを頂ければ恐縮です。よろしくお願いします。

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