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バトルのない物語の書き方 (No: 1)
スレ主 ふわー 投稿日時:
私が今まで創作してきた話は、みんな超能力や魔法等の異能があるバトルものです。
バトルが無ければ物語を膨らませることができません。
日常もの学園もの恋愛もので、ピンチや読者を引き付ける展開はどう作ったらいいでしょうか。
アドバイスをいただければ幸いです。
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!バトルのない物語の書き方の返信 (No: 2)
投稿日時:
お役に立てるか分かりませんが私見を述べさせていただきます。
基本的に、主人公たちの目標を阻害するような展開を作ればお話を膨らませると思います。ここの原理はバトル系と同じです。
短いですが、これに尽きると思いますし。書きたいジャンルのことについて、ネットで調べれば、色んなテンプレが出てくるので、それらを組み合わせて、オリジナリティーを加味すれば、いいお話が書けると思います。
具体的な展開やピンチの作り方は、作品によると思いますし、正直、私も練習中なので、提案は差し控えます。
ただ、物語の主軸となる要素を遺憾なく発揮した、必然性のある内容であれば、それなりに面白くできると思います。
曖昧ですみませんでした、私からは以上です。
バトルのない物語の書き方の返信 (No: 3)
投稿日時:
基本的にはバトルものと変わらないので、一つの考え方の話になるかなと思います。
まず「バトルもの」って当然だけど戦闘シーンが一つの目玉になるわけで、「戦闘ないし戦闘に関わるものが面白い」という形になってるはず。
例えば戦闘そのものじゃなくてもそこにある駆け引きとかね。戦闘に関わるもの。
で。
別のジャンルを書こうとすると忘れがちなのが、この「面白いもの」のこと。
「バトルもの」じゃないから戦闘シーンはない、と考えると思うけど、無いわけじゃないんですよね。
「戦闘」に代わる「面白いもの」はあるし、それ自体が無くなるわけじゃない。
それはもちろん恋愛だったり論破無双だったりいろいろあって、言われんでも用意してると思うのだけど、問題はソレをどうするのって事でしょう。
でも、これは「戦闘」に代わる要素なだけなので、考え方は同じなんですよ。
要するに恋愛なら「恋愛ないし恋愛に関わるものが面白い」という形になってりゃいい。
例えば、『ロミオとジュリエット』は悲恋ですが、愛し合ってるけど立場と身分が二人の邪魔をする、という部分が「面白いところ」ですよね。
で、こういう「その作品の何が面白いのか」をちゃんと考えられていれば、たぶん難しいことは何もないのでは。
ロミオとジュリエットの場合なら、ただひたすらに二人の恋仲の邪魔をしまくればいいんだし、二人の関係がバレちゃいけない相手にバレそうになれば当然ピンチだし、会う機会が少ない中で約束の時間に間に合わない事態が起きればピンチでしょう。
ピンチ自体は、「その物語の目的」がわかってれば「その目的に対する障害」を考えればいいだけです。
ロミオとジュリエットの例では「二人の恋愛(の成就)」が目的なので「二人の恋の邪魔をするもの」なら何でも障害になりうる。
そこに「面白いところ」を考えると「二人の立場と身分」があるので、それを利用した障害を置くのが一番おもしろいでしょう。
例えば、「ジュリエットが父親から外出禁止を言い渡される」というだけで、こんなんガキの罰かよってレベルだけど「恋愛の障害」であり「身分や立場」も書けるので、割と良い展開になると思う。
日常ものは、日常がテーマになるものです。
素人目には簡単そうに思えるけど、意外と難しくて、「日常からテーマを探してくるセンス」がないと、ほんとキツい。
これもピンチの考え方は前述した事と同じ。ただ、日常でそこまで切羽詰まった「ピンチ」はそうそう無いので、単に物語に対する障害であれば良い要素。
多くの場合は誤解や人間関係などを障害に置いたりしてると思うけど、……まあ、モノの見方の角度の問題もあると思う。
物語には、意図的に狙った場合を除いてほぼ確実に「障害」はあるので、漫画でもいいんで日常モノを読んで「これのどこがどういう障害なんだ?」と研究してみると良いと思う。
学園ものは、学園をテーマにしたものです。多くの場合は舞台が学園になるわけだけども、つまり基本的には「学園ないし学園に関係ある何か(部活・寮など)」で起こりうる日常をテーマにしたもの、です。
なので、日常とあんま変わらなかったりします。
日常ものよりも「部活」など方向性が定まってる事が多いし、例えば学園ミステリとか学園バトルとかになると、そもそも学園の設定の時点で「ミステリがある設定」「バトルしてもおかしくない設定」になっていて、「そういう学園」で起こりうる事をテーマにしているわけで、
学園ものはその「学園」の設定次第でどうにでもなっちゃう。
だから、ひとえに「学園もの」と言っても、それどういう学園ですか、と聞き返すことになるかなと。
でもまあ、通して作り方はバトルものと大して変わらない、というのはわかるんじゃないかなと思います。
バトルのない物語の書き方の返信 (No: 4)
投稿日時:
謎解きとかが好きです。
例えばラブコメだとちょくちょくあるのが【幼少期の恋人が誰だったか、思い出せない】人狼ゲームもどきとか。
そもそも戦闘物のメインは【なぜ戦闘が発生するか?】になるのでは?バトル主体にするからこそ、バトル外の要素が必要になるはず。
好きな人を正解させないと世界が滅ぶ・・・・とかでも別にバトルは必要ないよ。
あっても良いけれど。そもそも、どうやって世界が滅ぶねん?で謎といたりしても良い。
テニヌってバトルものだよね! (No: 5)
投稿日時:
いきなり、近いジャンルを考えるからイメージが脇にくいのです。
バトルから遠いエクストリームスポーツもの、救助もの、内省、外交、教育、料理…外枠を埋めてみたらどうでしょう!
急にバトルものを書きたくなっても打ち直しが出来ません!
バトルのない物語の書き方の返信 (No: 6)
投稿日時:
難しい問題ですが、ハーレムものなんかはバトル抜きでも読めますよね。(そういうのが実在します。)
この世界につまらない小説はいっぱいあるので、そっから翻案すれば題材は得られます。
例えば、ボクシングで引退する年齢が37歳と定まっているのに、チャンピオンだけはその制限がないことを逆手に取って、平凡な勝ち負け半々ぐらいのB級ボクサーがまずA級に上がり、いきなりタイトルを取ることを目標にする(B級の人は挑戦する資格がない)ノンフィクションの
「一八〇秒の情熱」
という話があります。これは負けることを知っていて無意味に挑む話で、勝っていく話でもなければ、幸せになる話でもありません。しかも、主人公はボクシング以前に、生活費のために腰を痛めながら働き、腰の病気になっても、青汁と鶏肉とご飯だけを食べて、減量して勝負に挑むのです。
また、よく考えると、この世界の頂点に立つためには、ヒトであることが必要で、しかもその中のひとりの「王」にならないといけません。兎田ぺこらに、その辺の素人のブサイクが挑むようなもんです。いくらぺこらがチキン冷めちゃった事件で人気を落としても、絶対に負けることはありませんが、兎田ぺこらと競争したら負けます。
だから、この世界には敗者のほうが多い、そして、その敗者たちを書いた物語もたくさんあるということを踏まえて、そういう文献を漁(あさ)ることで、分かっていくと思います。
例えば村上春樹も、不倫ばかりしていた男が突然W不倫(両方の性別の2人共本当の結婚相手がいるのに不倫しているという意味)の不倫相手に本気で恋をして、一緒になりたいと思いながら、かなわずに自ら餓死を選ぶという話です。
「女のいない男たち」の中にあります。
ライトノベルの作法からは外れているのですが、負け組を書くのは、むしろ文学の中では主流です。主人公が悲惨な目にあう話というのは、実は書きやすいですから。それだけでオチになるので。