- Q0:自己紹介をお願いいたします。
- Q1: 新作を出すのは非常に難しいと聞きます。企画を通すためにどのような工夫、努力をされていますか?
- Q2: 人気を出すために重要な「タイトル」。どのように考案されていますか?
- Q3: 小説のアイディアが浮かぶのはどんな時ですか?
- Q4: キャラクターをどのように考案、作成されていますか?
- Q5: ストーリーを考える際に重視していること、気をつけていることがありましたら、教えてください。
- Q6: ラノベでは文章の読みやすさが重視されるかと思います。読みやすくするために、どのような工夫、または訓練をされていますか?
- Q7: 人気作を書くためには人気作の分析が欠かせないと聞きます。一ヶ月にどれくらいの小説を読まれていますか?
- Q8: 執筆のモチベーションを保つために、どのような工夫をされていますか?また、うまくいかない時はどうやって乗り越えていますか?
- Q9: 小説家になる、あるいは続けていくためには、どんな能力が一番必要だと思われますか?
- Q10: その能力を得るためにはどうすれば良いでしょうか?
Q0:自己紹介をお願いいたします。
ライトノベル作家の浅岡旭と申します。
現在は富士見ファンタジア文庫様で『ちょっぴりえっちな三姉妹でも、お嫁さんにしてくれますか?』シリーズを執筆しております。
よろしくお願い致します。
Q1: 新作を出すのは非常に難しいと聞きます。企画を通すためにどのような工夫、努力をされていますか?
できるだけシンプルで、かつ興味を引くような企画が書けるように努力をしました。
企画の面白さを簡潔に説明できないと、なかなか通らないと思いますので……。
そのために好きな作品のコンセプトを見直すなどしつつ、色々な案を考えました。
Q2: 人気を出すために重要な「タイトル」。どのように考案されていますか?
読者の方が一目で作品の面白さを想像できるタイトルになるよう、意識して考えております。
担当編集者様の力も大いに借りておりますが……!
Q3: 小説のアイディアが浮かぶのはどんな時ですか?
お風呂に入っているときです。
それとこれは癖ですが、行き詰った時は家の中を歩き回りながら思考をします。その方が考えやすいです。
Q4: キャラクターをどのように考案、作成されていますか?
どこか一つ突出した特徴を考えるようにしています。
面白い人、個性的な人には惹かれるものだと思いますので、いい意味で頭のおかしい部分を考えることから始めます。
Q5: ストーリーを考える際に重視していること、気をつけていることがありましたら、教えてください。
キャラクターたちの頭のおかしさを活かしながら、ストーリーを描けるように考えております。
まだまだうまくいきませんが、日々精進しようと思っております。
Q6: ラノベでは文章の読みやすさが重視されるかと思います。読みやすくするために、どのような工夫、または訓練をされていますか?
自分が読んで面白かった文章を参考にするようにしています。
なぜその文章が面白かったか、読みやすかったかを考えて、自分なりに活かしています。
Q7: 人気作を書くためには人気作の分析が欠かせないと聞きます。一ヶ月にどれくらいの小説を読まれていますか?
忙しくても最低5冊以上は読めるよう時間を作っています。
Q8: 執筆のモチベーションを保つために、どのような工夫をされていますか?また、うまくいかない時はどうやって乗り越えていますか?
空き時間を見つけて、好きな作品を見るようにしています。「自分もこんな面白い作品が書きたい!」と思うことがモチベーションになります。
うまくいかないときは、うまくいった後の自分を妄想して乗り越えます。
Q9: 小説家になる、あるいは続けていくためには、どんな能力が一番必要だと思われますか?
続けていく、と言うことであれば、色々な作品を考えていく(また、吸収していく)能力だと思います。
運よくデビューできたとしても、面白い作品を継続して出し続けなければ、すぐに活動ができなくなってしまうからです。
Q10: その能力を得るためにはどうすれば良いでしょうか?
たくさんの作品に触れながら、「これ面白い!」「こういうのが好き!」といった感情を、より多く抱くことだと思います。
自分が読者としてどんな作品を好きだと思うか、面白いと思うかは、作品を考えていくうえで大きな指標になるはずです。