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主人公がいない! (No: 1)

スレ主 旧蒼占い師 投稿日時:

ヒロインはいて、細部まで作りたいと思っているんですが、主人公がいないのです。主人公は、多分男の子になると思うんですが、彼に何をさせたいのか? 何を思わせたいのか? 私自身よく分からないモヤモヤした感じがあって、早く物語の執筆に着手したいんですけど、主人公がいないと書けない状態です。

ヒロイン以外にも、序盤ボス、中盤ボス、ラスボスと敵側の人物は一応作ってて、ヒロインが執着して憧れている存在や、その人の憧れの人、政治家なども一応作れる状態です。でも主人公がいないっていうおかしな状態です。こんな人物を描きたいと思えるキャラはすべて、主人公以外で、他に書きたい個性を思いつけないです。その他大勢は、なんなら適当にでも描けるんですが、主人公となると手が止まってしまいます。やっぱり一番重要なキャラクターですから、変に勢いでは書けなくて。

まず、舞台設定、世界観を説明しますと、超能力のようなものが発生した世界が舞台です。その力によって古い秩序はなくなってしまい、思想信条が理由で日本は三つに分断されます。(外国も無事では済んでません。)そのうちの一つ、比較的自由で資本主義的な「東側」のある学園が最初の舞台です。ヒロインはそこに通う才色兼備な一匹狼のような女の子で、主人公もここの学生という設定にするのが自然だと私の中では思っています。主人公について、そこまでしか決まっておらず、個性や経歴、考え方などは一切構成していません。

カテゴリー: キャラクター

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人気回答!主人公がいない!の返信 (No: 2)

投稿者 ヘキサ : 4 No: 1の返信

投稿日時:

絶対に欲しいのは「物語に関わる動機」「ラスボスを倒せる能力」ですかね。
それ以外はいらんくらいですよ。他を犠牲にしてでもこの二つを用意しましょうか。

主人公がいない!の返信の返信の返信 (No: 4)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 3の返信

投稿日時:

>ただラスボスを倒せる能力はないです。

バッドエンドでもない限り、”嫌でも身につけなくてはいけない”んですよ。
開始当初に持っていなければ必死で探して見つける。
他者、例えばヒロインにやらせるならヒロインとの絆が必要になる。
和解エンドなら和解に持っていく弁論の説得力が必要。

物理的な攻撃力に限らず『物語を終わらせる力』が欲しいんです。
主人公に必要なのはそういうものです。

主人公がいない!の返信 (No: 5)

投稿者 あまくさ : 2 No: 1の返信

投稿日時:

ヒロインは才色兼備で一匹狼。憧れている存在(人?)がいる。そこまで決まっているのなら、いっそその少女を主人公にしてしまうことはできませんか?

……という提案をパッと思いつきましたが、質問の主旨とははずれてしまうでしょうからこの案は一応脇に置きます。

で、もう一度ご質問の文面を読んでみると、主人公は多分男の子でヒロインと同じ学校の生徒とあり、他の方への返信に、

>ラスボスを倒せる能力はないです。

と書かれています。
漠然とした風貌や立ち位置くらいは浮かんでいるけれど、物語に係わる動機や必然性が思いつかないという感じでしょうか?
そういう場合、主人公以外の要素はある程度決まっているわけですから、そこから逆算して考えていくといいです。
設定の説明に「超能力」「三つに分断された日本」「ラスボス」などの言葉がありますから、物語の大枠としては能力バトル系っぽくなりそうです。にもかかわらず、主人公にはラスボスを倒せる能力はない、と。
これは能力そのものをまったく所持していないのか、能力者ではあるのだけれどラスボスを倒せるほどの力ではないということなのか。そこも気になりましたが、いずれにしてもあまり大きな実力を所有していないということですね。

ですが。

主人公が無力なのはストーリーの前半までにしないダメだと思うんですよ。ラスボスのいる話なら、少なくとも最後の最後には主人公がそいつを倒す展開に持っていくのがエンタメの基本です。
そう考えると、この話は最初は無力だった主人公がストーリーの進展とともにしだいに力を得て、最後はラスボスを倒せるまでに成長するという流れが想定できます。で、そこにヒロインとの関係性を絡めてみます。
ヒロインは勝気でスペックの高いキャラクターのようですから、話の前半では主人公がヒロインにリードされる関係が自然です。ヒロインは主人公の力不足や消極性に呆れ、しかし何らかの素質を感じて叱咤激励するみたいなイメージが浮かびます。そして、この優劣の関係がしだいに逆転していく流れをつくるのが基本。敵キャラや状況の切迫度が強まるにしたがってだんだんヒロインの手にあまるようになり、成長した主人公が彼女を助けるみたいな局面を入れていくんですね。
まあ、ベタと言えばベタな流れですが、才色兼備で勝気なヒロイン、超能力の存在する世界、ラスボスを倒す力のない主人公というパーツを並べられると、ほとんど一本道でこんな大筋が思い浮かんでしまいます。このくらいのところで基本的な筋立ては一応形になりますから、後はどうアレンジしてオリジナルなアイデアを盛り込んでいくかが勝負どころだと思います。

で、基本的な筋立てに付加するオリジナルなアイデアですが、決まった方法はないでしょうが世界観にからめて考えるのが一つの手かなと。その世界観の中で、多くの人物が求める究極の価値観は何かと想像してみます。
一例として、示された設定の場合日本が三つに分断されているわけですから、それを再統一するという目標はすぐに思い浮かびます。または超能力が出現した原因、分断に至った理由。そのへんに読者の想像を超える真相があったことにするとか。
それらの世界観にからんだ究極目標を、最初から主人公の動機にする必要はありません。目標を求めているのはヒロインかもしれず、その場合、それを得るための鍵を主人公が握っていると見て接触してきたことが物語の始まるきっかけにできます。
または目標を手に入れようとしているのは悪役の側で、そのために主人公たちの暮らす平和な世界を破壊しに来るのかもしれません。
そういった部分に何か一つでも斬新なアイデアを盛り込むことができれば、主人公とヒロインの関係性に多少既視感があってもカバーできるし、主人公の動機も自然に生まれてくるのではないでしょうか?

主人公がいない!の返信 (No: 6)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ヒロイン主人公にすれば?

あるいはメタフィクション的なポジで、「主人公成り代わり」をする羽目になった主人公が罪悪感や不安をいだきつつ、本来あるべき高潔な主人公を探しながら、次第に主人公に成っていく的な?

主人公がいない!の返信 (No: 7)

スレ主 旧蒼占い師 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

皆様ありがとうございます。私の質問に返答しやすくするために、もう少し世界観をご説明させていただきます。物語は最初東側で始まりますが、中盤以降は西側に移ります。それで、西側は全体主義で社会主義であり、個人の自由が制限された政治体制です。

ラスボスは、西側で反政府的、反社会的な政治政党の党首です。こう言ったら身も蓋もないですが、私自身は、このラスボスが一番魅力的で、設定を作っていて楽しいです。抑圧された人々に自由を説き、力(超能力)を与えて、独裁的な政府に対抗しようと呼びかけます。英雄的革命家的な素質の持ち主で、自らの信念を曲げず権力と対決する姿が虐げられた人々の心を引き付ける、そういうキャラクターです。振るう超能力も極めて高く、国家すら退けるほどですから、主人公はもちろんエリート警官が束になっても敵わないほどです。

このキャラを強くしすぎて、主人公が立ち向かえる可能性は無に等しい訳ですが、しかしラスボスを弱くしてしまうと、それでは権力側に簡単に対処されてしまって、私が表現したいテーマがなくなってしまいます。
ヒロインが憧れている人も西側の人間で、彼は西側の権力側、超能力が使用される犯罪に対処する警察官です。その仕事上、ラスボスとの対決は避けられません。

物語を締めるとしたら、彼とヒロインと主人公が協力する感じになりそうです。

主人公がいない!の返信の返信 (No: 10)

投稿者 サタン : 0 No: 7の返信

投稿日時:

主人公が決まらない場合、設定や世界観よりも
>私が表現したいテーマがなくなってしまいます。
こっちのほうが大事です。
主人公はある意味テーマの代弁者なので、それが伝わってこないと案の出しようもないかなと。
ラスボスを作ってて楽しいのなら、そのラスボスを主役に据えてしまえば良いだけで、有名所ではオーバーロードなどがありますが、ヒーローと悪役の立場を逆転させて悪役を主人公にする物語としても良いでしょう。
しかし、それではおそらくテーマが変わってしまうので、受け入れがたい提案であろうと思う。
だったらそのテーマは何なのよ。という事ですね。

テーマを変えずに悪役を主役に出来る案があればそれが良いだろうし、想定してる学生の男主人公をサブキャラに格下げしてヒロインを主役にしても良いだろうし、予定通りに主人公を作っても良いでしょう。
ざっと考えられる選択はこの3つかなと思います。

「悪役を主人公に」はテーマから展開からガラッと変わる可能性が高く、そもそも「悪役を倒して終わり」という物語のその悪役が主役になったら「悪役を倒す」という話が使いにくいので別の話を新たに作ることになって、話自体が変わってしまう。
「ヒロインを主役に」と「予定通り主人公を作る」は、おそらくどっちも大差ないと思う。
というのも、主人公が想定できない以上、いま現在考えてるのは「主人公の物語」ではないからです。ここに上手いこと男主人公を加えてヒロインと行動させても内容はヒロインを語る内容になりがちなので、そりゃ「ヒロインの物語」でしょう。
書き始めたらそれはそれで「主人公が空気になってしまう」という悩みが生まれると思う。理由は前述した通り「主人公の物語」をやってないからで、考えてみりゃそうなるのは当然かなと。

男主人公を加えるのであれば、この場合は現在考えてる設定を全て忘れてゼロから「主人公の話」を考えたのち、設定に合わせて整形していくのが適切かなと思う。
作ったサブキャラに合わせて作るのも良いしそうした方法もアリだけど、その場合はサブキャラありきの主人公になるので、主人公の役割が本質的にサブキャラの引き立て役になります。
このあたりもテーマ(何を書きたいのか)を知らないとどっちの方法が良いとは言えないけど、基本として主人公の話を書くと考えれば前者、ゼロから作る、が適切だと思う。

それが思いつかないのだとすれば、そもそも書こうとしてる物語の選択を間違えてるのではないかと思う。
ラスボスを考えてて楽しいのであれば、やはりラスボスを主軸とした物語のほうが思いつきやすい感性を持っているという事でしょうから、現在想定してるテーマや物語を変更してでもラスボスを主人公にしたほうが良いと思う。

その上で両方を可能にする妙案は、まあ、かなりヒネてると思うけど、ラスボスが何らかの事情を持って学園に入ることになり(変身か分身か)、主人公は正体を隠しながらヒロインと出会ってヒロインと共に自分が自分を倒すために行動することになる、という流れなら、ラスボスが主人公でありながらヒロインと共に行動する学生主人公でもある形に持っていけます。
いわゆる「夜は闇の実力者・昼は普通の学生」というパターンですね。
学生である主人公像は設定的にも「架空のもの」なので、割と適当にどうとでもなると思う。

主人公がいない!の返信の返信の返信 (No: 19)

スレ主 旧蒼占い師 : 1 No: 10の返信

投稿日時:

サタン様。アドバイスありがとうございます。
「悪役を主人公」にというのは考えていません。やはり私は彼を魅力的だと思う反面、打ち破られてほしいと思っています。「ヒロインを主役に」は他の方々からもそのような提案がありました。やはり、この場合それが自然なのかなぁ、と思う反面、やはり少し違うかなぁとか、曖昧な気持ちですね。

テーマというほどではありませんが、彼女の可憐さ、美麗さを外から見る人物がいた方が助かるから、男の主人公を置こうと思ってもいます。そういう意味では、彼女に恋焦がれるのも主人公の立派な仕事です。彼女は孤高で多才な才媛ではありますが、内面の深いところでは、愛に飢えています。ただ、彼女は美しい容姿もあって、いい寄る男は多いのですが、愛してくれれば誰でもいいというわけではなく、自分が心から求める人の愛情があればいい、というタイプです。そういう人物は物語の開始時点だと「西側の警察官さん」しかいないわけです。それ以外の相手のことをほとんどどうでもいいと思っていて、主人公は最初はこのカテゴリーに属します。物語を進めていく時点で、それに変化を生じさせたいと私は思っていますが、最初は、こんな感じです。

彼女の可憐さ、美麗さを読者に伝えるためにも、私は「予定通り主人公を作る」で行きたいと思います。これまでのやり取りで、主人公に足りないものが、なんとなく見えてきたような気がします(あと少しなんだけど……)。

主人公がいない!の返信の返信の返信の返信 (No: 21)

投稿者 サタン : 0 No: 19の返信

投稿日時:

聞く限りでは「主人公の物語」ではなく、どう見ても「ヒロイン主体の話」なので、答えは「ヒロインをより良く見せるための主人公」がベストでしょう。
主人公はヒロインを客観的に語る人物になるので、

・物語開始直後から主人公はヒロインに対し興味を持っている
 次第に惹かれる展開でも険悪から始まるのでも良いけど、どちらにせよ「ヒロインを気にかける機会が多い」という設定を作らないと語りにくいので、最初から興味を持ってるにするのが手っ取り早い。

・ヒロインが隠してる面を表に出しやすい個性がある
 例えば「彼女の可憐さ」や「愛に飢えてる」や「自分が求める愛情」というものを、ヒロインから引き出さなければならず、それは当然のこと主人公の役目なので、それが可能な性格にするのが適切。
 「孤高で多才」な部分は表に出るものなのでそういう場面を作ればいいけど、「主人公が引き出せる可憐さ」というのはそれが出来る設定を用意しなくちゃいけない。
 具体的にこういうのが良いと例を出したいところだけど、言うまでもなくそれは「ヒロインの可憐さ」を具体的に知らなければ例は出せない。
 ヒロインの魅力を掘り下げることができる個性、ですね。

・孤高で多才な人が自身の事について話をしても違和感のない立場や性格の主人公である
 聞き上手な主人公とか性格で解決しても良いけど、身近な例で言うと学校で委員会が同じで一緒に仕事をする仲など、ここは設定面で解決してしまったほうが良いと思う。
 孤高な人が流れで自分の事をべらべら話すのは不自然だから、ヒロインが自分の事を話さざるを得ない状況を作れる設定の主人公が良いでしょう。
 何も悩みを話すとかではなくて、委員会の例で言えば「何が嫌い」とか「何が好き」とか「家族・ペットは~」程度の些細な情報を小出しにしやすい設定で、次第に主人公がヒロインを理解していく、その過程は主人公が知らなかったヒロインの側面を出していく、つまりはヒロインの魅力を引き出していくことに繋がります。
 前述した事と似てるけど、こっちはヒロインの魅力を広く見つけてく個性ですね。

・ヒロインとの対比を作る
 人間、自分に無いものに惹かれるので、ヒロインが孤高なら主人公は社交的な人間で友達が多いのがベストかなと思う。
 社交的な人物がいるから孤高な個性が栄えるし、その逆も言えるので、個性を出したいなら真逆の要素を置いておくのが一番楽。
 ヒロインが理想とするのは「西側の警察官」みたいな人だけどヒロインも最初は主人公に対し「どうでもいいと思ってる」わけだから、「警察官」とはかけ離れてる主人公の性格は丁度いいんじゃないかと思う。
 対比で考えりゃ「強い」に対して「弱い」、「孤高」に対して「社交的・世話焼き」、「多才」に対して「無能」と、ワードはすぐに埋まるかと。

能力モノなら、主人公にそういう能力を与えてしまうのも手です。
共感能力などで対象の感情を強く感じてしまうとか。戦闘能力はないけど、その場の誰も相手すらも気づいてない事を指摘できるので上手く扱えば戦闘でもかなり活躍の場は広く、力で最強のラスボスに対して力で勝負せず別角度から攻めることが出来るために活路も見えてくるんじゃないでしょうか。

とりあえずヒロインを立てるための主人公を考えるとすると、こんなとこかなと思います。

主人公がいない!の返信の返信 (No: 12)

投稿者 にわとり : 0 No: 7の返信

投稿日時:

 本題とは関係ないですが、西側/東側っていう名称が紛らわしい……。東西が逆なら納得なんですが、『比較的自由で資本主義的な「東側」』『西側は全体主義で社会主義』って言われると脳が混乱する。

 ヒロインがメインで活躍する話で、ヒロイン側に敵を倒す動機があるのなら、主人公は彼女が心配でくっついてきただけの一般人で良いんじゃないかなと思った。
 たとえば彼女のことがちょっと気になっているだけのクラスメイトの少年。少年はヒロインのことがただ気になってるだけじゃなくて、たぶん彼女の才色兼備で一匹狼なところにすっごい憧れている。でも同時に劣等感にも苛まれている。眩しすぎて直視できない、と思うこともある。彼女と同じ場所に立って同じ景色を見てみたいと願うほどに、少年は自分の年相応な凡庸さを自覚させられてつらくなる。
 そんなとき、何らかのきっかけで彼女が巨悪と戦おうとしていることを知ってしまう。いかに何でもできる彼女だからといって、何の後ろ盾もなくそんな奴らと戦ったら死んでしまうかもしれない。でもそんなことは彼女が一番よくわかっているはずだ。すでに覚悟を決めたひとに、一体どんな説得が通用するだろうか。何を言っても薄っぺらな言葉になってしまいそうで、少年はどう声をかければ良いかわからない。分からないままに彼女の後をつけていき、敵に見つかって戦いに巻き込まれてしまう……。
 以降ヒロインと行動を共にするようになった少年だが、居合わせた一般人ができる程度のサポートはするけれど、ヤバくなったらヒロインに丸投げして戦況を見守ることしかできない。内面的には、ヒロインの身を案じる気持ちと、むしろ自分の存在が彼女の足を引っ張っているんじゃないかという劣等感の間で引き裂かれ続ける。
 もし見せ場を作るなら、ヒロインが死にかけたり、気弱になったり、何のために戦っているのか分からなくなったときに、なんかいい感じの言葉を掛けて、彼女を励ましたり鼓舞したりする場面を入れるとか。でも、主人公は本音では、彼女にはこんな命がけの戦いなんかやめて平穏な日常に戻って欲しいと願っているので、そうやって彼女を戦場に駆り立ててしまうことすらも彼にとっては葛藤の源になる。ヒロインは主人公に「ありがとう、君のおかげで気持ちが落ち着いたよ。まだ戦える」とか言ってくれるのだけれど、感謝されればされるほど胸が苦しくなる。これは彼女の役に立っていると言えるのか? むしろ死地に追いやっているだけでは? かといって彼女が的に負けたり戦意喪失してしまったら二人揃って殺されてしまうので、戦ってもらうしかない。けれど彼女には危ないことをしてほしくない。でも、他にどうしようもないじゃないか……。という感じでどうでしょう。
 『ヒロインが憧れている人』にたいしてはきっと、嫉妬心から棘のある言動を取ったり、逆に自己嫌悪が入っているときは卑屈な態度になったりするんでしょう。お前に憧れてさえいなければ、彼女は危険な戦いに自ら飛び込んでいくこともなかったかもしれないのに、という恨みもある。彼に対する心証はおそらくかなり悪いと思う。

 主人公っていうより語り部って感じ? 実質的な主人公はヒロインで、それを見守る役どころ、っていうか。
 ヒロインが活躍すれば一定のカタルシスはあるので、主人公は弱いままでもいいと思う。動機も「政治とか難しいことは分かんないけどヒロインが心配」ってところに集約させてしまえばいい。背景を考える必要もないし、共感もしやすい。まあ地味な話にはなっちゃうかもしれないし、こういう話型は最近の流行じゃないっていうのはあるけど……。

主人公がいない!の返信 (No: 8)

スレ主 旧蒼占い師 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

あまくさ様、アドバイスありがとうございます。思想的な理由で日本は三つに別れてしまったので、そこが解決されない限り、日本は統一されないという状況です。日本人の全員が統一を望んでいるわけではなく、各政府は統一に否定的な立場です。ただ市囲の人々はそれを望んでいます。

元々、日本は一つの国家だったわけですが、国家とは暴力を管理することによって成立します。しかし超能力の出現によって、既存の治安維持システムでは対処できない問題が各地で次々に発生したことにより、それまでの世界は変化を余儀なくされました。超能力は、それまで権力に阻害されて実現されなかった様々な理念に力を与え、当初この国はバラバラになってしまったのです。思想や理念は実際的な暴力を得て初めて、権力足り得ます。そして今までただの個々人の理念だったものに、超能力が加わり、異なる思想信条を掲げる「国」が日本にいくつも出来ました。しかし、そこで弱肉強食というか、強い超能力を持った「国」が弱い「国」を食い続け、とうとう日本は三つの勢力で均衡してしまいました。もしどこか一つの国が他に挑めば、互いに凄まじい流血は必至。ということで、現状どこも他に挑めません。

しかし、これを崩すことができる力を持った人物がラスボスです。先ほど述べたように、市囲の人々は日本の再統一を望んでいるし、ラスボスも分断を良しとし社会を抑圧する現権力との対決へと人々を煽動します。ラスボスには、圧倒的な超能力の他に、もう一つ、特殊な力があります。それは超能力が使えない人に超能力を与えたり、逆に力を持つ者から、超能力を奪うことができるというものです。この特別な才能によって、彼の信奉者は弱者としてただ奪われる側から、彼とともに権力と戦う戦士になれるのです。また、彼自身はこの特別の才能を日本を統一し新しい国を統治する資格と責務であると解釈します。このあたりドストエフスキーの「罪と罰」の言葉で言えば、「一等の人類」というものに限りなく近いです。つまり、彼は自分と異なる思想の持ち主から超能力を奪い、それまで「国」だったものをただの理念へと戻し、バラバラだった日本を再統一することができる素質があるわけです。
思想的な理由で砕け散った統一国家。その理由はただの理念が超能力という暴力を持ったが故の悲劇でした。彼はそこから「暴力を奪える」という、本来の国家に近い素質を持っているわけです。この世界では超能力の授受は不可能である、と言われていて、この通説が彼の異常さを引き立てると同時に、人々に彼が新しい国家の正当な統治者であると思わせる素質でもあります。

ただ、彼は、権力を否定し、統一した日本を築いた後のビジョンを誰にも示したことがありません。ここに彼が悪役たる所以があります。

まあ、こんな人物ですから、私は彼に一番魅力を感じています。

主人公がいない!の返信の返信 (No: 11)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 8の返信

投稿日時:

ごめん……レスの立て方がよくわからなくて誰にどう言ってるのかわからないけれど、あまくささん宛てのレスだと思うんだけれど、ここからの引用がしやすいので横やりっぽくて悪いけれど失礼。

全体的に、コードギアスな感がバリバリですね。現代日本が変容された様とか。
あれも善の思想でもって悪役になりきるルルーシュ、罪悪感を抱えながら善人を演じるスザク、というW主人公の存在とねじれ感でもって物語を成り立たせた異色の構成ですが。
あのへん、ご覧になっていないならどうぞ。参考になりすぎてやばいレベルな気がしますが。

>ただ、彼は、権力を否定し、統一した日本を築いた後のビジョンを誰にも示したことがありません。

それ一番やばい言いませんか。「無責任」とかいうレッテル貼られる。
主役、物語を進める役に一番必要とされるのは「責任感」です。
それだとラスボスの思考は「統一したいからしたい」それだけじゃない?

解決策思いついたけれど、ラスボスは日本を統一する力はある。でもその後のビジョンがない。
なら、ラスボスがその後のビジョンを抱けそうな人物を見定めて、その後を託す。
それが主人公だといちばんよしって感じ。
つまり、ラスボスは最初からやられる覚悟で対峙する。これだと、ラスボスを物理的に倒しても、彼は真に負けたことにはならない。

まんまルルーシュみたいな感じですがな。悪の皇帝を演じたうえで、自分の死まで演出する。
……いちどコードギアス視てきなされ。

主人公がいない!の返信の返信の返信 (No: 14)

スレ主 旧蒼占い師 : 0 No: 11の返信

投稿日時:

すみません。こういう形式の掲示板を使うのは初めてで、戸惑ってしまっています。

ラスボスには統一後のビジョンを示したことがないだけで、持っていないわけではないです。ただ人に言えないことなのです。詳しいことはあまり書きたくないのですが、彼の持っているビジョンは人々を幸せにする物では決してありません。だから本心を示さない、これが彼が悪役たる所以ということです。

こういうキャラなので、ルルーシュとは全く別物になります。彼のキャラクターのモデルはハリーポッターシリーズのゲラート・グリンデルバルドやサイコパスの槙島聖護、あるいはドストエフスキーの小説、悪霊の主人公、ニコライ・スタヴローギン等、私が今まで見てきたカリスマ性を持ったキャラたちです。

主人公がいない!の返信の返信の返信の返信 (No: 23)

投稿者 ヘキサ : 1 No: 14の返信

投稿日時:

あまくささんには申し訳ないがこの分岐から続けてレスさせていただきます……

>彼の持っているビジョンは人々を幸せにする物では決してありません。だから本心を示さない、これが彼が悪役たる所以ということです。

これで充分なんでない? そういう人は、必ずどこかに「不信感」を抱かせるんよ。隠しきれるほど世の中は甘くない。BSアニメ夜話でガンダムの回の時に、シャアを指して「現実には顔隠した奴が人の信用を得ることはできん」とバッサリ言い切っていましたが、圧倒的なカリスマ性に誤魔化されそうになりつつも、それに誤魔化されない人が一握りくらいは存在するんじゃないの。その人がラスボスの真意をつきとめ、少なくとも主人公側がその情報を入手するルートは作らなくちゃ。真意を知る人と、主人公、どっちがどの程度歩み寄るかは状況次第だけれど。

「ラスボスを倒す能力」って言っちゃったから誤解したかもしれないけれど、主人公に本当に必要なのは「問題解決能力」だよ。どこに問題があるのか発見して、そうならないように努める。主人公とヒロイン両方を出してさらに主人公を霞ませたくないのなら、前にも言ったけれど”嫌でも持たせなきゃいけない能力”なんだよ。そして、ラスボスの真意に問題がなければ放っておいたり、ラスボスは倒さずに自分がやったほうがいいことを見つけてそれに挑む。そういった判断ができるならそれはそれでよしってこと。

あと、「ラスボスを魅力的に描きたい・簡単に負けさせたくない」は単なるスレ主さんのエゴでしかないと思うんだけど。「相手を否定しない戦いに挑む主人公」「主人公との勝負に負けても実質的に負けた感を感じさせないラスボス」そういう例っていくらでもあると思うけど。とにかく「どうなれば終わりなのか」それを作者さんが考え、そういう状況に持っていける人物を主人公にする。最初に言ってる事と同じになってるけど、それしかないと思うけど。

主人公がいない!の返信の返信 (No: 13)

投稿者 あまくさ : 0 No: 8の返信

投稿日時:

なるほど。どういう物語を構想されているのか、ある程度わかりました。私見を述べるまえに確認したいことがあります。ヒロインという概念の定義です。

Wikipediaによるとヒロインという言葉の意味には、

・女性の英雄

・女性の主人公 ― 少女漫画・女性漫画などで視点キャラクターとなる主人公。

・主人公の相棒 ― 主人公が二人組で活躍するいわゆるバディもので、主人公の相棒が女性の場合。

・女性の重要人物。

・主人公の恋愛対象。

などがあるそうです。旧蒼占い師さんの考えているらっしゃるヒロインはどれに近いですか?
私なら物語のキャラクターとしてヒロインという言葉を使う場合は、主人公の恋愛対象か主人公の相棒のどちらかになります。あくまでも主人公との関係性を重視するためで、恋愛的ではないパートナーも含みますが、単体で魅力的なだけの女性キャラはヒロインとは呼びません。だから女性の英雄・主人公・重要人物は該当しないんですね。

まあ以上は私の個人的な定義にすぎないかもしれないのですが、どうしてこんなことを質問するかというと、旧蒼占い師さんのイメージされるヒロインって主人公との関係性の薄い単に重要な女性キャラのことなんじゃないかと思えたからです。というのは追加説明を拝見するかぎり、存在感のある英雄的なラスボスとヒロイン、ヒロインの憧れる西側の警察官。この三人の関係性が強すぎて、他の主人公候補の入り込むすきがないように思えてしまったんです。
実際のところ、この三人を主軸に据えるだけで物語は十分に成立する気がします。ここにもう一人同じ学園の男子生徒というキャラを加えて無理に主人公にする必要がありますか? どうしてそれが必要だとお考えになったのか教えて頂ければ、もう少し意味のある意見が言えるかもしれません。

補足 (No: 15)

投稿者 あまくさ : 0 No: 13の返信

投稿日時:

言葉を変えると、その物語は誰が何をする話なのかということです。
作者である旧蒼占い師さんご自身が惚れこんでいらっしゃるだけあって、御作の中で最も魅力的で存在感のあるキャラはラスボスということになりそうです。だとすると「誰が」、あるいは「何をする」のどちらかにラスボスが入っていなければいけません。「誰が」にラスボスを入れるなら「ラスボスが、類稀な能力をふるって社会を抑圧する権力を破壊しようとする話」。「何をする」にラスボスを入れるなら、「警察官が破壊者であるラスボスに戦いを挑む話」。そんな感じです。
「誰が」にヒロインを入れてもいいのかもしれませんが、設定説明を読む限りではラスボスに直接相対するのは警察官で、ヒロインは彼に憧れているということですからどちらかというと間接的な係わりに見えます。主人公に至ってはそのヒロインの関係者ですから二重に間接的な存在ということになってしまいます。
つまりラスボスを起点にキャラの関係性に着目して物語を俯瞰するなら、重要人物の順位は、

ラスボス>警察官>ヒロイン>主人公

という印象なんですね。
しかし重要度が4番手ではどこが主人公なのか分かりません。なのでこのキャラを主人公らしくするなら、少なくともヒロインと警察官をゴボウ抜きにしてラスボスに迫る設定を考えなければならない。そこに彼独自の主体性が必要で、その局面ではヒロインはサポートする側にまわらせるべき。
主人公であるということは、そういうことだろうと思います。

主人公がいない!の返信の返信の返信 (No: 18)

スレ主 旧蒼占い師 : 0 No: 13の返信

投稿日時:

私がここで述べた「ヒロイン」の意味は、
・女性の重要人物。
・主人公の恋愛対象。
です。本当は、「主人公の相棒 ― 主人公が二人組で活躍するいわゆるバディもので、主人公の相棒が女性の場合」にもしたいと思っています。ただ何分ご存知の通り、私の中で主人公は透明人間なのでどうしようもないですが。今のままではおっしゃる通り、ヒロインとの関係性が薄いのは間違いないですね。このヒロインに憧れて惹かれて恋心を抱く、そこは描きたいと思っております。また、その想いをどこかのタイミングで彼女に告白させます。

あと、誤解を招いた表現をしてしまった私が悪いのですが、主人公は決して能力的にも性格的にも弱い男の子ではありません。超能力の素質は最初はヒロインに一歩劣りますが、次第に成長していきます。ただ、ラスボスを圧倒的に強く描きたいと以前書いてしまって、誤解が生じてしまいました。ごめんなさい。

主人公補正とヒロイン補正 (No: 22)

投稿者 あまくさ : 1 No: 18の返信

投稿日時:

ヒロインは主人公の恋愛対象で、主人公の相棒にもしたいとお考えなのですね。安心しました(笑
基本にそれがあるならいいと思いますが、やや気になるのは、

>このヒロインに憧れて惹かれて恋心を抱く、そこは描きたいと思っております。また、その想いをどこかのタイミングで彼女に告白させます。

ここかな。
主人公側の気持ちは分かりましたが、ヒロインの方は主人公をどう思っているのですか? ここまでのやりとりの中でその視点が抜けていたように思うのですが、いかがでしょうか?
もし想いが主人公からの一方通行だとすると、圧倒的なラスボス、そのラスボスに戦いを挑む警察官、その警察官に憧れるヒロイン、そのヒロインに憧れる主人公、という関係になってしまいます。それがいけないわけではありませんが主人公としては物足りないので、ヒロインの方の気持ちはけっこう大事です。

物語の主軸ということを意識してください。主人公は主軸にからまないとダメです。
主人公には主体性が必要ですが、主体性のあるキャラが物語の端っこの方にいてもそれは主人公ではありません。
ラスボスがいる物語なら、ラスボスと対峙する最終局面では主人公が中心軸にいないとダメです。
ヒロインがいる物語なら、何らかの意味でヒロインにとって主人公は特別な存在にならなければダメです。特別な存在というのは普通は恋心になるわけですが、必ずしもそれでなくてもよいと考えています。ラスボスを倒すために唯一必要な何かを主人公が持っているからでもかまいません。物語の中で、それは主人公だけが持っているということが重要です。だからヒロインは主人公を無二の戦友に選び、行動を共にすればしだいに情もかようだろうし、やがて二人の相棒関係を軸にストーリーは回り始めるのです。
主人公とヒロインは物語の中でそういう特権的な位置を与えられる存在で、俗に「主人公補正」「ヒロイン補正」と揶揄されたりしますが仕方がないんですね。そういう位置づけが主人公・ヒロインであることの本質であって、それがないと主人公でもヒロインでもなくなってしまうだけです。

主人公がいない!の返信 (No: 9)

スレ主 旧蒼占い師 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

たとえば、有り得ない話として、主人公が知略やらチームワークやらで、ラスボスを打ち負かしたとしても、バトルモノとして、そこにカタルシスがあっても、私が書きたい物とはずれているように思えます。彼を本当の意味で負かすには、単に実力が上回っていればいいわけではなく、「一等の人類」を否定できるテーマがないといけない。

今の私にはそれが思いつけない、というのも主人公を考えられない理由の一つかもしれません。

ドストエフスキーとヒトラーの「神々の黄昏」 (No: 17)

投稿者 あまくさ : 0 No: 9の返信

投稿日時:

『悪霊』のスタヴローギンか。『罪と罰』のスヴィドリガイロフというのも不思議な人物像でしたね。
ドストエフスキーには確かに超人思想が見受けられますが、彼の作中人物は物理的な力を持つわけではなく哲学的な超人なんですね。究極の自由を得ることによって善悪を超えるみたいな。違うか。善悪を超えることによって究極の自由を得るのかな?
とまれ物理的な力と超人思想が融合すると、冷酷な暴力に行きつきかねません。ドストエフスキーよりも、ワグナーに憧れたアドルフ・ヒトラーに近いかもしれません。

というあたりで、「一等の人類」を否定できるテーマになりませんか?

主人公がいない!の返信 (No: 16)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

よくわからん!!

とりあえず【なんちゃって三国志】と仮定します

一つの国が、【異能】および【異能者】の発生により
①異能至上主義国
②両方いていい資本主義国
③異能排斥共和国
に分裂してしまう。
※今は冷戦中になるんやね

主人公は②の学校で、孤高にふるまうヒロインと、ふとしたきっかけで3国間の戦争のトリガーになる『何か』を知るか入手してしまう。

その『何か』は③共和国でレジスタンスを率いる男『ラスボス』が、喉から手が出るほど欲しているもので、主人公達は『ラスボス』に命を狙われることになる

ってことでええん?
=========================
これでいいなら芯が無いね。テーマも秘しているし、シナリオが無いしオチもない。

一流の役者と舞台を押さえたけれど脚本が無いって感じ。
アテ書きしすぎてストーリー破綻、でもこのまま演(や)らせたい。せいぜい主役にはくせのない大根役者でも当てておけば?って感じ。

そもそも落としどころどこ?
ラスボス倒すことなの?日本統一?ラスボスと一緒に日本復興?ラスボスと敵対しないといけないの?オチによって主人公の演るべきポジ変わらん?

最終的妥協 (No: 24)

スレ主 旧蒼占い師 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

皆様、度重なるご助言に感謝します。この度皆様からのご提案を受けて、主人公の設定をなんとか埋めることに成功しそうです。物語を半分に分割し、その子には、前半の主人公を、後半の主人公は多くの方からのご提案通り、ヒロインちゃんにやってもらう形で落ち着いたことをここに報告したいと思います。

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タイトル:主人公がいない! 投稿者: 旧蒼占い師

ヒロインはいて、細部まで作りたいと思っているんですが、主人公がいないのです。主人公は、多分男の子になると思うんですが、彼に何をさせたいのか? 何を思わせたいのか? 私自身よく分からないモヤモヤした感じがあって、早く物語の執筆に着手したいんですけど、主人公がいないと書けない状態です。

ヒロイン以外にも、序盤ボス、中盤ボス、ラスボスと敵側の人物は一応作ってて、ヒロインが執着して憧れている存在や、その人の憧れの人、政治家なども一応作れる状態です。でも主人公がいないっていうおかしな状態です。こんな人物を描きたいと思えるキャラはすべて、主人公以外で、他に書きたい個性を思いつけないです。その他大勢は、なんなら適当にでも描けるんですが、主人公となると手が止まってしまいます。やっぱり一番重要なキャラクターですから、変に勢いでは書けなくて。

まず、舞台設定、世界観を説明しますと、超能力のようなものが発生した世界が舞台です。その力によって古い秩序はなくなってしまい、思想信条が理由で日本は三つに分断されます。(外国も無事では済んでません。)そのうちの一つ、比較的自由で資本主義的な「東側」のある学園が最初の舞台です。ヒロインはそこに通う才色兼備な一匹狼のような女の子で、主人公もここの学生という設定にするのが自然だと私の中では思っています。主人公について、そこまでしか決まっておらず、個性や経歴、考え方などは一切構成していません。

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