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主人公補正とヒロイン補正

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私がここで述べた「ヒロイン」の意味は、
・女性の重要人物。
・主人公の恋愛対象。
です。本当は、「主人公の相棒 ― 主人公が二人組で活躍するいわゆるバディもので、主人公の相棒が女性の場合」にもしたいと思っています。ただ何分ご存知の通り、私の中で主人公は透明人間なのでどうしようもないですが。今のままではおっしゃる通り、ヒロインとの関係性が薄いのは間違いないですね。このヒロインに憧れて惹かれて恋心を抱く、そこは描きたいと思っております。また、その想いをどこかのタイミングで彼女に告白させます。

あと、誤解を招いた表現をしてしまった私が悪いのですが、主人公は決して能力的にも性格的にも弱い男の子ではありません。超能力の素質は最初はヒロインに一歩劣りますが、次第に成長していきます。ただ、ラスボスを圧倒的に強く描きたいと以前書いてしまって、誤解が生じてしまいました。ごめんなさい。

主人公補正とヒロイン補正

投稿者 あまくさ 投稿日時: : 1

ヒロインは主人公の恋愛対象で、主人公の相棒にもしたいとお考えなのですね。安心しました(笑
基本にそれがあるならいいと思いますが、やや気になるのは、

>このヒロインに憧れて惹かれて恋心を抱く、そこは描きたいと思っております。また、その想いをどこかのタイミングで彼女に告白させます。

ここかな。
主人公側の気持ちは分かりましたが、ヒロインの方は主人公をどう思っているのですか? ここまでのやりとりの中でその視点が抜けていたように思うのですが、いかがでしょうか?
もし想いが主人公からの一方通行だとすると、圧倒的なラスボス、そのラスボスに戦いを挑む警察官、その警察官に憧れるヒロイン、そのヒロインに憧れる主人公、という関係になってしまいます。それがいけないわけではありませんが主人公としては物足りないので、ヒロインの方の気持ちはけっこう大事です。

物語の主軸ということを意識してください。主人公は主軸にからまないとダメです。
主人公には主体性が必要ですが、主体性のあるキャラが物語の端っこの方にいてもそれは主人公ではありません。
ラスボスがいる物語なら、ラスボスと対峙する最終局面では主人公が中心軸にいないとダメです。
ヒロインがいる物語なら、何らかの意味でヒロインにとって主人公は特別な存在にならなければダメです。特別な存在というのは普通は恋心になるわけですが、必ずしもそれでなくてもよいと考えています。ラスボスを倒すために唯一必要な何かを主人公が持っているからでもかまいません。物語の中で、それは主人公だけが持っているということが重要です。だからヒロインは主人公を無二の戦友に選び、行動を共にすればしだいに情もかようだろうし、やがて二人の相棒関係を軸にストーリーは回り始めるのです。
主人公とヒロインは物語の中でそういう特権的な位置を与えられる存在で、俗に「主人公補正」「ヒロイン補正」と揶揄されたりしますが仕方がないんですね。そういう位置づけが主人公・ヒロインであることの本質であって、それがないと主人公でもヒロインでもなくなってしまうだけです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公がいない!

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