小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

返信する!以下は元記事

タイトル:男性キャラってどう書けばいいんですか?の返信 投稿者: サタン

キャラの立て方で言えば、男女たいして変わらない。
でも、作者が興味ある事のほうが書きやすいし下準備しなくてもパッとイメージできて書けるので、そっちはわかる、違うのはわからない、となってるんじゃないかなと。

やり方は個人個人で違うと思うけど、そのやり方を自分の中で組み立ててしまえば楽。
そうすりゃワードを変えるだけで方法は変わらないですからね。ほんで、イメージしにくいワードも視覚的にわかりやすいから部分的に資料を集めてきゃ書けます。
私の場合は、キャラの設定や特徴を箇条書きにしてしまいます。
例えば性欲に忠実な思春期真っ盛りのエロ小僧と想定すると、
・エロいことに忠実
・くだらないことにカッコつけたがる
・煩悩を満たすためならなんでもする
・なんか憎めない
まあ適当にこんな感じ。
そしたら、単純に「エロいことに忠実」なエピソードを書けばこの設定が表現できるので、このキャラについてのエピソードを書けばこのキャラが中心の話なので嫌でも目立つし、キャラが立ちます。
長編小説の中の1エピソードをそういうキャラ描写に割く。
キャラの掛け合いでなんとなく個性を出していこうとは考えない。

で、この設定(箇条書き)だけだと抽象的すぎて具体的に「エロいことに忠実ってどういう場面?」となってイメージできないので、これを噛み砕いて具体的にしていく。
例えば「罠とわかってるのにエロい選択肢を取ってしまう」「死ぬかもしれないような頼み事を色香に負けて引き受ける」「逆にエロい思考に従ったら九死に一生を得た」とか、これはシチュエーションの想定なので、作品の設定とかは一切考えないで噛み砕いていく。
こういうシチュが捻り出せれば、「罠とわかってるのにエロい選択をする」って場面をそのまま書けばいいだけだから、「それどんな場面?」とはならないですよね。そういう場面なんですから。
他の箇条書きにした設定も同じようにやっていく。
噛み砕いた中には「死ぬかもしれないような頼み事を色香に負けて」なんてのは、「くだらないことにカッコつけたがる」の要素も入っています。そういう複数の設定を表現できる場面は優秀だし、中には「別の設定と競合する」なんてのもあるのでそれは切り捨てる。

そしたらどういう風に書けばいいのかはわかるので、それを本編に書いていけばいいわけで、私の場合は、それで最低限のキャラ立てはできていると思っています。
まあ、この方法だとなんでも書けるってわけじゃなくシチュが想定しにくいキャラ、例えば見た目重視な漫画的キャラは書きにくいんですけどね。
可愛いだけのぶりっ子とか「ぶりっ子」を強調すれば書けないことはないけど、「ぶりっ子」自体が見た目や仕草の影響が強いシチュなんで、すんごい苦手。
「何をしたらぶりっ子っぽいか」っていうシチュの幅が狭いんですよね。可愛さで誤魔化すようなワンパターンしか思いつかないし、調べてもあんま出てこないので、箇条書きの時点で広がらない。
そういうのは苦手な方法。

コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ 「男性キャラってどう書けばいいんですか?」のスレッドへ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ