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タイトル:自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信の返信の返信 投稿者: あまくさ

打ち明けてくれたから言いますが、敬遠されているのはとっくに気がついていましたよ。でも、こちらに悪気が無いことは少なくとも自分はわかっているから、気にしないことにしています。

この際だから、もう少し私見を書きますね。

>結論を出すと、エリカはもう廃案にした方がいいということですかね。
>最近は彼女に対して、何の愛情も見いだせなくなってるんですよ。作者は自分の作った主人公を愛する義務があるのにもかかわらず……

こういうところが少し気になります。自身の作ったキャラに対してナイーブすぎるというか。キャラに愛情をもつのは好ましい姿勢とも思いますが、義務があるとまで思いこまなくてもいいんじゃないかな。

ベアトリクスについて。どうしたらという提案はもうしません。
ただ、主人公でもラスボスでもないと強キャラにしにくいという考えは、私としては「どうして?」と思ってしまいます。主人公がそれを倒さなければならないから強さのインフレになるとのことですが、それは「強さ」ということについてやはり幅の狭いイメージを抱いてしまっているような気がします。

例えばガルパンの西住姉妹の関係あたりは、どう思われます?
あの二人の関係。姉の方はメアリ・スーということはないでしょうが、優等生的で完全無欠の強者と目されているタイプです。一方、妹は西住流や黒森峰学園からは落ちこぼれと見られています。西住流家元である姉妹の母も、下の娘をそう認定して冷たくつきはなします。しかし絶対強者の立場を託されそれをこなしている姉だけが、なぜか妹の素質を認めているという関係。
この二人のラストバトルは全国大会の決勝戦。頂点をかけた戦いということになりますが、強さのインフレという感じはしませんでした。
最後は一騎打ちに持ち込み妹が姉を僅差で破りますが、それがご都合主義に見えなかったところが(見えるかな?)、シナリオ作者の腕の見せ所。
決着がついた後、負けた姉は勝った妹に「みほらしい戦いだった。西住流とはまったく違うが」と言い、妹は姉に「やっと見つけたよ。私の戦車道」と。
単純に強さと強さがぶつかると考えるから強さのインフレになるのであって、個性と個性がぶつかるのだと考えれば、また別の風景が見えてくるのではないでしょうか?

まあ、 こういう感じが如月さんがやりたいことと合うかどうかは判りませんが。
今回も以前もこちらの考えを押し付けようとしているわけではなく、「これは無理」と簡単に思わずに「ひょっとしたらこれまで視野に入っていなかった別のやりかたもあるんじゃないかな?」と考えてみることをお勧めしています。

それと。
作品自体を拝見していないので何とも言えないのですが、これまでのやりとりからベアトリクスというキャラ、けっこうかっこいいんじゃないかというイメージが私の脳内にはできていますよ。

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