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自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうか (No: 1)

スレ主 鬼の王の墓標 投稿日時:

いつもこちらを利用されてもらっています。如月千怜と申します。
今回はかなり久しぶりにキャラクターに関する話をします。

皆様はメアリー・スーという言葉をご存知でしょうか? 多分ここに入り浸っている方なら多くの方がご存知だと思います。
それで本題なのですが、私の作るキャラクターはどうも、メアリー・スーに該当する可能性が高いような気がしています。事実私の知人はよく私の作ったキャラクターをメアリー・スー扱いしてきます。
メアリー・スー扱いされたキャラクターは初めて書いた長編の主人公から、プロット段階のキャラクターまで、多岐に渡っています。
一応初期作のキャラクターは「そりゃ中二病にかかり始めた頃のキャラクターだもん。自分でもメアリーと思う」という風に、知人の評価が妥当だと思っています。

ただ、初期の黒歴史に煽りの言葉を吐かれるだけなら良かったのですが、最近新しく設定を組んだキャラクターにもそれを言われているのです。
それは明らかに問題だと思ったのですよね。バトル系の作品に誰かしらメアリーがいるという状況は「いつまでも中二病を卒業できない己の弱さ」を表しているように感じます。
(ちなみに知人にメアリー認定されたキャラクターはバトルもののキャラクターだけです)

ちなみにこれまでのスレッドにも、私の作品のキャラクターがメアリーの可能性が高いことを証明しているレスがありました。
抜粋すると下記の通りです。

――今後もそういう「あーこの人の都合無視したら楽なんだけどなー」という状況というのは、きっと出てくると思う。そこをスルーせずになんとか丁寧に対処する癖をつけなければ、いくらマルテナやアンジーのようなお気に入りのキャラだけ格好良く書いても、読者にはちっとも響かない。

――正直なとこ設定を見る限りでは、現状はエリカだけでなくベアトリクスも人間味がないキャラだと思います。ただの印象だけど、この掲示板で初期の頃に相談されてた作品の「アンジー」を思い出した。似てるとかじゃなく、匂いが同じというか、まあ同じ作者だから癖が同じなのは当たり前か、というレベルの話だけども。

……お二方のご指摘を紐解けばわかる通り、私がメアリーを作りやすい体質である可能性は恐らく高いと思います。
この体質はどうすれば改善できるのでしょうか。恐らくバトルものを書いている間はずっと向き合い続けなければならない問題だと思います。どうかお力をください。

カテゴリー: キャラクター

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参考 私の作ったメアリー達です (No: 2)

スレ主 鬼の王の墓標 : 3 No: 1の返信

投稿日時:

ちなみにメアリーの件で悩む原因になったのは、これまで散々話題にしてきた学園ものの設定で「ベアトリスはメアリーの可能性があるのでは?」という疑問を抱いたのがきっかけで、知人に相談したところ彼女もメアリー認定を受けたのが始まりです。
知人曰く「今までの連中と違って主人公でもラスボスでもないのが余計にひどい。こいつを倒すのには主人公がこいつを超えるメアリーにならないといけないからインフレが爆発して負の連鎖」とのことです。

ええっと、ここからは私が今までどんなメアリーを作ってきたかを説明しないとわかりにくいと思うので、恥ずかしながら封印した黒歴史を自ら開示します。

初代主人公
文字通り処女作の主人公です。世界観は異世界ファンタジーです。
彼は軍人家系に生まれ、自らも軍属になる生涯を歩んだ男です。
子供の頃に父が死んだのですが非常に優れた戦闘技術を持っていたため、若くして世継ぎになり父が遺した兵達を率いるというコテコテなメアリーキャラでした。
戦闘スタイルは剣術です。近接戦闘で彼を倒せるキャラはいませんでした(典型的なメアリー設定)
また近接戦闘のみで兵の強さを測り、弓と魔法を弱者が使う武器と見下すなど人格にも問題があります。(ちなみに彼の思想は父親の教育の影響という設定でしたので、父親も彼と同様人格に難のある人物だったんじゃないかと今は思います)
ちなみに彼の設定を作っていた当時は軍隊の階級に対する知識が薄かったので、軍人でありながら階級は特に設定していませんでした。ただ与えられた権限を現実の軍隊に当てはめると、最低でも少佐以上の階級だと思います。

沖野雄
二代目主人公です。鍛錬室に投稿した『ある大学生の生態』にも同名のキャラがいますが、彼はこのキャラを名前の由来にした別キャラって設定です。
こちらは異世界に転移した後、科学技術で億万長者になり世界征服を目論むという主人公にあるまじき行為をしようとしていました。(俗にいう内政チートです)
ただ彼の作品は身内同士でもあまりにも不評だったため、完結を待つ間もなく打ち切りになりました……今思えばここで踏みとどまったのが彼のためになったんだと思います。
ただ彼への未練を捨てたわけではなく、鍛錬室の作品に同名のキャラを出しました。
登場する作品を完結してあげられなかったことへの贖罪が、四年越しになってできたと思ってます。

マルテナ・カーン
投稿室に投稿した作品のラスボスです。
私の作品を読んでいない方にもわかるよう端的に戦闘スタイルを説明すると、彼女は弾幕の鬼です。実質上回避不可能と言っても過言ではない攻撃を行えます。
その上彼女自身は凄まじい反応速度で敵の射撃をかわします。
余りにも強すぎため、作者でも使いあぐねた存在です。メアリーをラスボスにすると地獄を見るということを思い知らせてくれました。

ベアトリクス・イーダ・シェーンハイト
彼女の登場する作品はまだロールアウトしていませんが、プロット段階でメアリーすぎると知人に言われたのでここに掲載します。
彼女の問題点としては戦闘能力に弱点がほとんどないところです。
射撃術、剣術、ナイフ術、軍用格闘術の全てが得意であり、学業もトップクラスの秀才というキャラクターです。
苦手な距離がほぼないのでガン逃げされてもインファイトをしかけられても彼女はへっちゃらで攻めれます。
もっともマルテナみたいな回避不可能攻撃はさすがにしてきませんが……

長々と書きましたが、結局ベアトリクスは弱体化しないといけないのでしょうか?
これまでは弱体化するくらいなら作品自体を凍結する覚悟でいたのですが、最近になってその覚悟が揺らぎ始めてきました……

人気回答!自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 4 No: 1の返信

投稿日時:

申し訳ないけども、まずスレ主さんが考えるメアリー・スーの定義を教えて欲しい。

一応、私が思う「メアリー・スー」は、キャラクター本体じゃなく、周囲のキャラの反応や物語展開が「主人公(作者)にとって都合が良すぎる」という場合にメアリー的だと思います。
だから、キャラクター単体の設定は別に、ただ高性能なだけだと思います。メアリー・スーだとは感じません。

私の認識が間違っているのかもしれませんが、私も気になって調べてみたらどうやらまだ定義が定まってないようで。
私の定義は「メアリー・スーは作者の自己満足である」が該当しそう。

ご友人もスレ主さんと同じ認識で「メアリー・スー」という言葉を使っているのでしょうか?
もし、物語がパッとしない(と言ったら失礼だが)原因を、違う認識で「メアリー・スー」と言って主人公を指された場合、議論がだいぶすれ違っているんじゃないかと思います。
例えば私の認識の場合
私:「このキャラってメアリー・スーだよね(展開が主人公に都合良すぎない?)」
スレ主:「そりゃ中二病にかかり始めた頃のキャラクターだもん。自分でもメアリーと思う(こういうキャラなんだから、最強思考で当然でしょ)」
私:「うーん、まあそういう設定なのはわかるけど……」
と、私は展開や周囲の反応について言ってるのだけど、スレ主さんはキャラクターについて答えている。ということになってしまうのでは。それでいて会話は成立しちゃってるから、議論がすれ違ってることにすら気付け無いままになるんじゃないかな。

主人公って、基本的には「その物語にとって特別な存在だから主人公」なわけで、ドラゴンの紋章を持ってるとか実は戦闘民族だとか「物語にとって都合がいい設定」は別に何も悪くないと思います。
でも、展開や反応が「主人公や作者にとって都合が良すぎる」のは、単に作者が物語を都合のいい方向に転がしたいだけで高性能なキャラになってるので、それが透けて見えるから作者の自己満足つまりこの主人公はメアリー・スーだと私は思う。

メアリー・スーって、単なる高性能キャラじゃなく、二次創作において原作をぶち壊すほど活躍して作者の好き放題して「こういうの良くない」と伝えるアンチテーゼとして作られたキャラクターなので、そもそも一次創作に当てはまる言葉ではないと思う。
「公式メアリー」なんて皮肉った言葉が出てきたあたりで迷走してる気がする。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信の返信 (No: 13)

スレ主 鬼の王の墓標 : 1 No: 3の返信

投稿日時:

サタン様、レスをありがとうございます。一番最初にレスをしていただいたのに返信が遅くなって申し訳ありません。

>>まずスレ主さんが考えるメアリー・スーの定義を教えて欲しい。

私の中のメアリー・スーの定義ですか。
私の場合だと以下の条件を複数満たすキャラクターをメアリー・スーとみなす場合が多いです。

・単純に他のキャラクターと比較して圧倒的に強い。
・ギャグテイストでもないのに作者の自己投影が余りにも強すぎる。
・(サブキャラの場合)主要キャラの出番を奪いすぎている。

といった具合です。自分でも定義が曖昧だなと思います(汗)
ヘキサ様の返信にも書きましたが、掲示したキャラの中でメアリーだったのは実は初代だけでした。
ちなみに知人の定義も私のものとそこまで逸脱していないと思います。

で、サタン様の認識に関してですが

>>私:「このキャラってメアリー・スーだよね(展開が主人公に都合良すぎない?)」
>>スレ主:「そりゃ中二病にかかり始めた頃のキャラクターだもん。自分でもメアリーと思う(こういうキャラなんだから、最強思考で当然でしょ)」
>>私:「うーん、まあそういう設定なのはわかるけど……」

初代については確実にサタン様の指摘通りだと思います。
初代にとって都合のいい展開は、狙撃みたいな一方的に初代を倒せる攻撃を行えるキャラクターがいないというものでした。
周囲の反応に関しても隊員からかなり持ち上げられていたので、彼は確実にメアリーだと思います。

>>展開や反応が「主人公や作者にとって都合が良すぎる」のは、単に作者が物語を都合のいい方向に転がしたいだけで高性能なキャラになってるので、それが透けて見えるから作者の自己満足つまりこの主人公はメアリー・スーだと私は思う。

そうですねえ……今回問題にしているベアトリクスはただ強いだけで、主人公や物語にとって都合のいい存在とは言い難いです。
強すぎてインフレを加速させるという点はむしろ物語にとって都合が悪いくらいです……
類似例みたいなのを私の中で探すと、ワンピースのエネルが該当すると思います。
エネルは武装色の覇気がない頃に登場したため、ファンからは時期尚早な強すぎるボスキャラとみなされているそうです。

ちなみに知人に後から話を聞いたところ、メアリー認定とは別の角度で強いキャラに対する問題点を指摘されました。
彼曰く「お前はどんなキャラも○○の達人という設定にしてばかりだからバランスが崩れるんだよ」とのことです。
実際に彼がメアリー認定したキャラ達は、得意分野が強すぎる傾向にあります。
初代は剣術、雄は科学技術、マルテナは射撃、ベアトリクスは軍用戦闘術全般と学業などといった風に……
彼はキャラの長所を作るにしても極端にしすぎるなと言っているみたいです。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信の返信の返信 (No: 15)

投稿者 サタン : 2 No: 13の返信

投稿日時:

回答ありがとうございます。
>・単純に他のキャラクターと比較して圧倒的に強い。
これは単にそういう設定なだけなので、じゃあ、極論アンパンマンもメアリー的?って話になっちゃうと思うので、気にしないほうが良いと思います。
単に「そういうキャラクターが主役」というだけで、読者サイドから見ると「主人公っていつも特別な人間ばっかだよな」と、古典で言えば英雄の血筋とか前世がどうのとかってのがありますが、これは逆で、そんなら本当に平凡な男子高校生の日々なんてギャグ以外で楽しめるのかって事ですね。つーか本当に平凡だったらギャグにもならない。
ただ、後述しますが、スレ主さんの場合なんとなく懸念に思うところもあります。

>・ギャグテイストでもないのに作者の自己投影が余りにも強すぎる。
あえて悪く言うと、作者の独りよがりが過ぎるということでしょうか。だとすれば問題だろうなと思います。
でもそれは、やはりキャラの問題ではないと思う。

>・(サブキャラの場合)主要キャラの出番を奪いすぎている。
上の項と関連してる気がする。
作者が強キャラを好んでいるというのはおそらく真実好きなのでしょう。その活躍を書きたい。そのためには該当キャラが主人公でなくても書いてしまう。
つまり独りよがりに書いてしまってるってことで上と関連してるんじゃないかなと。
ドラゴンボールで言えば悟空よりもベジータのほうが活躍してしまう感じでしょうか。
これは、キャラクターには役割があるので、それを自覚されれば良いと思います。
ベジータは結局のところ「かませ」なので、「あんなに強いベジータが負けるような相手に悟空は勝てるのか」という展開にするわけですね。
だから、ここではベジータだけど、強キャラが何の達人だろうと関係ないんですよ。それはただの設定です。
どんなに強かろうが、この役を持つ強キャラは主人公より先に戦って、負けるんです。そういう役割なんです。活躍はしても華は主人公に残しておく役割です。

それで、懸念ですが、ご友人の言である
>「お前はどんなキャラも○○の達人という設定にしてばかりだからバランスが崩れるんだよ」
この言葉をピックアップして書かれたってことは、多少なりにそういう自覚があって、それで強キャラばっかだメアリーかもと思いスレッドを立てたのだと思います。
でも、これは「ただの設定」だってことを再度伝えます。
別に武術の達人が喧嘩上等の不良に負けたっていいじゃない。でもスレ主さんのイメージでは、おそらくそれはまず無いのでは?
強キャラのワンマンチームが平均的実力の平凡チームに負けることはありえない?
「強キャラは独りよがりに行動してチームワークを無視した結果、相手チームの連携で罠にはまり、実力を発揮できないまま平凡チームに負けてしまった」
こういうのは例えば「チームワークの大切さを知る切っ掛け」なんかの描写でよく見られる展開ですよね。
設定的に「負けるはずがない」のに「実際は負けた」から、そこにドラマがあるわけです。
勝てる勝負に勝っただけでは面白くありません。

「○○の達人」という設定ばっか、なのは何も問題ないと思います。
ただ、スレ主さんはその設定に振り回されている、こだわりすぎている、というのが懸念です。
だから、そんな物語を読者視点で見れば「主人公の設定が毎回こればっか、これが原因じゃねえの」って思っちゃうのではないかと思います。
それはただの設定で、物語を縛るものではありません。
別に助言してくれた方に反目するわけではありませんが、キャラの個性は尖ってりゃいいってもんでもないけど特徴はわかりやすくしたほうが良いので極端に強調するのは悪いことではありません。
強キャラが好きならそれはスレ主さんの個性なので、正直なところ、丸くならないで欲しいです。
ただし、その設定に縛られて展開を書いているのではないかと感じます。もし心当たりがあるならそっちのほうが原因であると思います。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信の返信の返信の返信 (No: 21)

スレ主 鬼の王の墓標 : 1 No: 15の返信

投稿日時:

>>別に武術の達人が喧嘩上等の不良に負けたっていいじゃない。でもスレ主さんのイメージでは、おそらくそれはまず無いのでは?

そうですね。私の場合は基本的に主人公が格下に負けるのはあってはならないことだと思っています。
ちなみに相手が格下の場合、敗北はもちろんですが苦戦すら認めません。格下側によほど有利な条件が揃っていてそれが納得できるものならいいのですが、そうでないのに敗北するのは主人公としてどうなのかなと思います。
(もっともその考え方がインフレを加速させるのは間違いないですが)

サタン様が挙げた
「強キャラは独りよがりに行動してチームワークを無視した結果、相手チームの連携で罠にはまり、実力を発揮できないまま平凡チームに負けてしまった」
という理由は納得できる範囲にはなります。ただそれで主人公のチームが負ける展開は描きたくはないですね。
そういう展開を描くなら(勝手に大会ものと仮定します)主人公が次に戦うチームをそのやり方で勝たせてダークホースの存在を示すみたいな展開にしますね。
主人公達は苦戦はするけど逆転勝利……みたいな感じで。
遊戯王ファイブディーズのチーム太陽戦がこの形式と似ていると思います。

>>設定的に「負けるはずがない」のに「実際は負けた」から、そこにドラマがあるわけです。
>>勝てる勝負に勝っただけでは面白くありません。

個人的には「負けるはずがない」のに「実際は負けた」よりは「負けるはずがない」のに「負けそうになった」の方が主人公の面目を保てるので好きですね。

>>「○○の達人」という設定ばっか、なのは何も問題ないと思います。
>>別に助言してくれた方に反目するわけではありませんが、キャラの個性は尖ってりゃいいってもんでもないけど特徴はわかりやすくしたほうが良いので極端に強調するのは悪いことではありません。
>>強キャラが好きならそれはスレ主さんの個性なので、正直なところ、丸くならないで欲しいです。

キャラの特徴がわかりやすい方がいいのは間違いないと私も思っています。
知人もそれ自体は否定する気はないそうです。
ただ設定に縛られ展開を描いているというのは、正直に言って当たってると思います。
自作メアリー名鑑に載せたマルテナはその極例でして、正攻法で戦うと余りにも強すぎるのに弱点を突いたらラスボス(笑)レベルに簡単に倒せてしまうというラスボスとして致命的な欠陥を抱えていたキャラクターなんですよね(汗)
ちなみに作中では結局弱点を狙って倒すことになってしまいました。
だからベアトリクスは弱点を減らして面白みの薄いボス戦にならないようにしているのですが、今度は弱点を突く余地がなくなってしまったり……という風です。

>>もし心当たりがあるならそっちのほうが原因であると思います。

はい、あります(汗)マルテナの二の舞は踏みたくないので、そこは改善が必要ですね。

人気回答!自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信の返信の返信の返信の返信 (No: 24)

投稿者 サタン : 6 No: 21の返信

投稿日時:

……率直に言って、何が書きたいのでしょうか。
自分のために書いているのなら「自分が納得できないから嫌だ」はわかりますが、その際には読者である第三者の意見は無視なされば良いと思います。
友人知人になんて言われようと「おまえのために書いてるわけじゃない」って話なので、それで何も問題ないでしょう。
「自分が面白いと思うもの」を第三者にも理解してほしいと思うなら、それは意見のすり合わせが必要だと思います。
なんだか返信が、私宛だけじゃなく他でも、スレ主さんは自分の好みだけを語ってて、どういうのが面白いのかを語ってない気がするんですよね。

>私の場合は基本的に主人公が格下に負けるのはあってはならないことだと思っています。
その思想自体は否定しません(つまりこれは作者さんの「面白いとおもうもの」だと思うので)が、じゃあそれを見せるためにはどうすればよいか? を思考しなければならないのではないでしょうか。
でも、おそらくだけど、現状やってることは強者を書くことだけ、しかも「強い」という描写・表現ではなく「強そうな設定」を好んで作っているというだけでは?
そう思うのは、ベジータの例で出しましたが、ベジータは強者ですが「主人公に華を持たせるためのやられ役」なので、強者でプライドが高いけど恐怖し涙を流す場面もあるし、雑魚相手となめてかかって負けることもあります。それは全て「主人公を強く見せるための描写」なので、強者が負けることはあるんですよ。「強い」ことを演出するためにね。
もちろん、「敵・ライバル・新キャラを強く見せる演出」として主人公が負けることもあります。
でもそれを「ありえない」と一蹴してるってことは、そういう「強さ」の描写をしてこなかったということではないでしょうか。

「負けてもいい戦闘」と「負けちゃいけない戦闘」をハッキリさせてみると良いのでは。
例えばライバルとの模擬戦なんかでは負けてもいいですよね。
でも、負けたら仲間全員が死んでしまうような状況ではどうでしょうか。
ライバルは敵に負けてしまう。でも主人公は苦戦しながらも勝利する。
模擬戦では負けた主人公が、ライバルを下した敵に勝った。
こういう意外性が「面白い」のではないでしょうか。そして模擬戦で負けたことが強さを描写する布石だってことも理解できないでしょうか。
この場合、模擬戦で主人公が勝ってたら面白味は半減だと思いませんか。

スレ主の考えを否定しませんと言いつつ否定してるじゃないかって話になってますが、そうではなく、それでも主人公に負けてほしくないというのはそれで良いと思います。
でも強キャラ全体で「負けてほしくない・情けない真似はしてほしくない」という思想を持つと、これは矛盾してしまうので物理的に不可能です。
つまりは、主人公より強いラスボスを考えてしまうと思想的にもう勝つ手段が無くなってしまうから、ですね。本当はいくらでもやりようはあるんだけど、思想的に全部NGになっちゃう。
でも物語的に主人公に勝たせたいから、作者の都合で弱点を用意したり勝つための手段を設定してしまうので、都合良すぎて違和感を覚えるのでは。
こういう場合、普通は弱点ではなく側面からの攻略手段を持たせるもので、ヘキサさんへの返答にある「論破が大事」というのもまさにソレですね。「とあるシリーズ」の上条当麻あたりから説教キャラは嫌厭されてた風潮もありますが、そもそも「戦う気を失わせる」のは勝利方法の一つですから、非常に有効な手段です。
他の例を出すと、水戸黄門の「印籠」ですね。武力に対し権力で戦いをおさめる。
力で劣る敵と戦うには、舌戦もだけど質の違う力で勝利する、というのが一般的な解決法だと思います。
でも、ヘキサさんへの返答を読む限り「ガンダムSEEDでモヤモヤした」とあり、どうやらスレ主さんは側面からの攻略は嫌いな様子。
だから、物理的に不可能な思想の矛盾を、作者にとって都合のいい手段を用いて解決するしかない。
これは改めたほうが良いと思います。

それで、余談だけど、
究極的には強者って別に「強い設定」なんてなくてもいいんですよ。
作品を読むのは作者じゃなく何も知らない読者なので、「強く見えれば」それで強者と感じるし、それでいいんです。
武術の達人とかって「強い設定」は、ただの設定で、「強く見せるためのツールの一つ」でしかない。
物語の中で主人公が活躍する。その強さの理由は「達人なんです」という、納得を与えるための便利な言葉でしかない。
設定したからって主人公は強くならない。
そういう設定があるからって主人公が敵を倒して得意げな顔しても、うざいドヤ顔にしかならない。
「そんなドヤ顔をキメるほど、倒した敵が糞野郎だった」というエピソードがないとダメ。そのためには「主人公は敵にひどい仕打ちをされた」など「負け」を書いておくほうが効果的。
これは私の好みでの発言ではなく、物語構造的な問題で、それが基本だ、という話(あくまで基本。絶対ではない)。前のレスにある「勝てるはずが負けた」の例も別に私個人の好みで出した例ではない。
そうした演出をせずに作者の好みだけで書けば「戦闘後のカッコいいセリフ」は「寒いカッコつけのセリフ」にしかならないし、「善行を積む聖人」を書けば「偽善的で気持ち悪い」と読者には映る。
設定に頼りすぎてると思うので、一度、能力的には平均値の主人公で「強い」を書いてみたら良いのではないでしょうか。
この平均値主人公を「どう強く見せるか」がテーマになる物語です。好みではなく修練ですね。

誠に申し訳ございません…… (No: 25)

スレ主 鬼の王の墓標 : 2 No: 24の返信

投稿日時:

>>なんだか返信が、私宛だけじゃなく他でも、スレ主さんは自分の好みだけを語ってて、どういうのが面白いのかを語ってない気がするんですよね。

誠に申し訳ございません……本当にそうですよね。そこは自分でも少し自覚しています。
事実この考え方が原因でトラブルが発生したり、スレッドが荒れる原因を作っているのですが、自覚はしていても中々治りません……

>>その思想自体は否定しませんが、じゃあそれを見せるためにはどうすればよいか? を思考しなければならないのではないでしょうか。

そうですね、今思えばそれができていないから知人にメアリー扱いをされてるのだと思います。

>>ベジータは強者ですが「主人公に華を持たせるためのやられ役」なので、強者でプライドが高いけど恐怖し涙を流す場面もあるし、雑魚相手となめてかかって負けることもあります。
>>それは全て「主人公を強く見せるための描写」なので、強者が負けることはあるんですよ。

なるほど。ベジータがカッコ悪いのに愛されるのにはそういう理由があるのか……
個人的にベジータは真似してはいけないジャンプキャラの代表だと思っていたので、そのご意見は大変ありがたいです。見識がまた広がりました。

>>もちろん、「敵・ライバル・新キャラを強く見せる演出」として主人公が負けることもあります。
>>でもそれを「ありえない」と一蹴してるってことは、そういう「強さ」の描写をしてこなかったということではないでしょうか。

あ、すみません……私は主人公の敗北自体は別に悪いことだと思っていません。手のひら返しするように聞こえるかもしれませんが、敵が主人公より強いという設定ならむしろ主人公を積極的に負けさせるべきとすら思ってます。
サタン様の言う「敵・ライバル・新キャラを強く見せる演出」は実際に強いキャラクターに使うのはいいと思います。
ただダメだと思う場合は、立てる相手がそこまで強くない(むしろ主人公より弱い)場合です。そういう場合はキッチリ一発で勝ってほしいです。
過去に戦った敵の方がその新キャラより強いなら余計ですね。率直に言って「お前もっと強い奴をこの前倒しただろ!」てツッコミたくなります。
ここは説明が雑なせいで伝わりきっていませんでした。誠に申し訳ございません……

「負けてもいい戦闘」と「負けちゃいけない戦闘」はあまり意識したことがなかったですね。
エリカとベアトリクスの物語はクライマックスまでは負けても死人が出るわけではない戦いの方が多いので、エリカは「期待の新人だけどたまに負ける」程度に調整して調理しなおしてみますかね。
よく原作メアリーと言われるSAOのキリトもユウキとの模擬戦では負けていましたからね……よく考えたらこれもサタン様が挙げた新キャラを立てる演出の一つなのか。(もっともキリトはあの時本気を出していなかったそうですけど)

>>でも強キャラ全体で「負けてほしくない・情けない真似はしてほしくない」という思想を持つと、これは矛盾してしまうので物理的に不可能です。

そうですよね……このお言葉だけでなんで今まで失敗してきたかがよくわかります。
ヘキサ様の論破が大事という主張と合わせて使っていきたいですね。

ちなみにここですが……

>>でも、ヘキサさんへの返答を読む限り「ガンダムSEEDでモヤモヤした」とあり、どうやらスレ主さんは側面からの攻略は嫌いな様子。

私がガンダムSEEDでモヤモヤしたのは、側面からの攻撃が嫌いだからではありません。
というのもガンダムSEEDのラスボスであるラウ・ル・クルーゼは主人公との戦いで言い返しようがない正論と世界への憎しみを吐き出した、一目みたら忘れられない強烈なラスボスなんです。
彼は舌戦では終始主人公を圧倒していたのですが、その主張に対して主人公が「それでも守りたい世界があるんだ!」とかいう論破になってない主張をした後物理的に彼を倒してしまうんですよ……そこがモヤモヤした原因です。
論破みたいな側面攻撃はそこまで嫌いではありません。むしろこれまで見てきた作品の傾向を見ると好きなくらいだったりします、今まで自分で気がつかなかっただけで。(また正反対な主張をしてごめんなさいね……これも説明不足のせいです)

最後にですが、平均値主人公も試してみるのはいいかなとは思います。
一応今企画している異世界ファンタジーがあるのですが、主人公はゴーレムを使役する魔法使いって設定になっていまして、本体の戦闘能力は低いという設定です。魔法使い同士で比較しても攻撃能力では劣っているって設定にしています。
この例は能力が平均値というわけではありませんが。(むしろ本体性能では平均値以下?)
まあ平均値主人公と言っても、せめて描くなら戦闘員の中では平均値であってほしいですね。

誠に申し訳ございません……の返信 (No: 26)

投稿者 サタン : 1 No: 25の返信

投稿日時:

けっこうキツく書いてしまったので前回のでラストにしようと思ってたのですが、ちょいと気になる部分があったので。面倒なら返信は結構です。

>私がガンダムSEEDでモヤモヤしたのは、側面からの攻撃が嫌いだからではありません。
あぁ。そういう見方か。
あれはおそらく、理詰めで迫るクルーゼに対して、感情をぶつけて思いの強さで勝ちましたって表現だと思います。
でも確かに舌戦で見るとキラはガキですね。言い返せないから怒鳴ったように見える。
まあ、一応は舌戦に対して感情・想いって側面で勝ったと言えなくもないシーンですよ。

側面からの攻略は、作者が戦闘の本質を理解してないと無理が出てくることがあって、
例えば「死んだ恋人と再会することを願って不死者になった敵との戦い」なんて場面があったら、これって「不死者を倒す」の他に「死んだ恋人と再会させる」という解決方法(勝利条件)があるんですよね。
不死者の目的を叶えてやれば戦う理由はなくなるので。
前者の場合は力と力の衝突になりますが、後者の場合は不死者の圧倒的な力が及ばない側面攻撃になる。
でも、この場面で「死んだ恋人はそんなこと望まないぞ」的な説得をはじめてしまったら、しかも主人公側が不死者を論破してしまったら、普通、他人の心に土足で入り込んで言いたい放題言ったら相手は怒るのが当たり前なので、こんな舌戦で「不死者を説き伏せた」という展開は正直無理がある。
もっとも、その無理を押し通すために「かつて恋人が残した日記」みたいなアイテムが出てきて、主人公の言葉に説得力をもたせて「説き伏せた」を納得できるものにする、という手はよくありますし、それは王道だろうなと思います。

でも、それで言うと、たしかにキラとクルーゼの舌戦ではそういう補足するための「アイテム」が足らなかった気がする。

それと。
>ベジータがカッコ悪いのに愛されるのには
たぶんベジータは一般的に「かっこいいキャラ」の部類というか、ジャンプの中でも割と上位に来ると思いますよ。
そういう感覚のズレが「負け」に対するマイナスイメージの強さになってるのかな、と思いました。
けど、別にそのズレを指摘してるわけじゃなく、逆に「そんならこの人が考えるカッコいいとはどんな姿だろう?」と興味を持つので、
ああ、そうだ。もし本当に「平均値主人公」を書くならば、「そんな主人公が憧れるカッコいい人物」を出してみると、自分の中で何か一つの答えが出るかもしれません。
この設定は「作者の理想とする人物像を客観的に書く」ってことになると思うので、これまで主人公を強者とすることで主観的に見ていたものを客観的に考えなければならず、新しい発見があるのでは、と思います。

横槍失礼します。 (No: 28)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 26の返信

投稿日時:

こっちも返信不要で失礼ながら捕捉させていただきますが、キラとクルーゼのやりとりは、演出的に不充分ではありますが及第点です。

というのも、熱血専用の悪役タイプでクルーゼは「絶望」タイプに分類されます。このタイプと対峙する時に大事なのは論破の言葉がさえているか否か、ではなく「主人公側が絶対に希望を持ち続けること、絶望しないこと」です。そのため、解答例も「それでも俺は人間を信じる」等、愚直なもので構わない、とされています。

絶望というのは古来から「死に至る病」とされていて、他者に伝染しつつ死を振りまく存在です。そのため、どんなに相手が正論に思えても同調してはいけないんです。しかも善良な人ほど同調しやすいため、相手に感化され揺さぶられようがそこをグッと踏み留まらないと生きていくことができない、それに乗ってしまうと自分のみならず自分にとって親しい人ほど道連れに引きずり込む行為なんです。

大事なのは口達者であるかどうかではなく、サタンさんの言うように相手や闘争の状況の「本質を見極める」ことなんです。それを見極められず適当にかっこよさげな言葉を選んだだけ、というのはすぐに読者に看破されてしまいます。

ちなみに『論破・闘争以外の最適解が残されているタイプ』としては、黒幕に「人質を取られている」「洗脳されている」などがあります。その状態を解除すればOKというのもあれば、「死なないと洗脳が解かれない」という解除不可なものなどもありますし、『論破不可能タイプ』としては「主人公に倒されることを望んでいる」などがあります。

そして、どうもバトル構成で如月さんと認識のズレがあるな、と思っていたのは『倒し方』『とどめの一撃』に関してですが、これ自体が知的かとか接戦かとかワクワクするか、というところが問題なのではなく、この「舌戦が終わった。この相手とこれ以上言葉(心)を交わす必要はない」という『締めの合図』なんです。なので敵が強かろうが弱かろうが一撃で終わろうが長丁場になろうが物語の構成的にはあまり関係しないんです。

「論破」「舌戦」と言いましたが、大事なのは口だけではないです。その時、それまでの行動で示す方が大事なものもあります。例えばキラとクルーゼの場合のもう少し良い演出としては、キラが「それでも絶望しないでくれ」という、何らかの希望を示す一例を挙げられればよりベターだったのかもしれないのですが。……SEEDスタッフは終盤ほど話をまとめるのにいっぱいいっぱいだった様子が垣間見えますが、続編のDESDINYでは完全にネタ切れを起こしていたような感じでしたので、私はこれ以上は望めないとは思いましたが。

それまでの言動が支離滅裂で論破の時だけ適当な借り物の正論を引っ張ってくる、というのは、以前話したロゼ関連のニコニコのゲームプレイ動画を見てみるといいです。だいたいコメント欄に「どの口が言う」「ブーメランにしかなってない」とありますので。

横槍失礼します。の返信 (No: 30)

スレ主 鬼の王の墓標 : 1 No: 28の返信

投稿日時:

サタン様及びヘキサ様へ

返信が遅くなり申し訳ありません。他に書き込みして下さった方々も長く待たせてすみませんでした。
ようやくスケジュールに余裕ができたので返信します。

サタン様への返信を書く前にヘキサ様に言わなければならないことがあるのですが、実は私はデスティニーの方も見せられています。
ですのでこの「ガンダムSEEDシリーズを見てモヤモヤした」という記述はデスティニーも含めた上での発言です。
ただヘキサ様の言う『デスティニーはモヤモヤしたで片付けられない』というのは間違いないと思います。
初めて見せられた時はステラが死ぬ前までは楽しんでみていました。むしろその頃まではSEEDよりも面白かったとすら思っていたくらいです。
……ところがステラが死んでからは(当時私はまだ小学生だったので何となく程度ですが)このアニメは何かがおかしいと思うようになったんですよね。
初めて最後まで見た時は先述した通り「何かがおかしい」程度にしか思わなかったのですが、タイピングを覚えてネット検索をできるようになった頃、ステラのことを調べるとその扱いへの酷評を見て私はやっと自分が違和感を感じた理由を知りました。
この時は衝撃を受けましたね。その時から私はSEEDシリーズが嫌いになりました。
(これまで散々話題に出てきた例の知人はSEEDシリーズも嫌いと公言してます)

ただ私にSEEDシリーズを見せた父はそこまでデスティニーを嫌っていないそうです。SEEDの方は今でも何度か見返している時があるくらいで、SEEDシリーズは普通に好きだそうです。
もっとも一部の戦闘シーンに対しては「デストロイガンダム弱すぎ」とか文句を言っていたこともあります。少なくともネット上で言われる「SEED厨」には該当しないですね。
父はファーストをテレビで見た世代ですから、ファーストとの比較はきちんとできていると思うのですよね。何度も見返しているということはSEEDをファーストの焼き直しとは感じておらず、独自の良さがあると思った上で楽しんでいるのだと思います。

ええ、前置きが長くなりましたがサタン様への返信を書きます。ヘキサ様への返信は後程に。

>>でも確かに舌戦で見るとキラはガキですね。言い返せないから怒鳴ったように見える。

そうですよね。でもデスティニーでの言動を見た後だとこの頃はまだまともに見えてしまうのが不思議なんです……
私は誇張抜きでシンの主張の方が説得力を感じました。キラの不殺主義は戦闘を停滞させてるだけですから、かなり偽善に見えるんですよねぇ。(これは小説版でも指摘されてました)

側面からの攻略に関しては、物理的に倒すことばかり考えていたのが恥ずかしくなってきました(汗)
実際に鍛錬室に投稿した作品は、バトル要素のないものの方が順調に評価を伸ばしていたので……
ただその側面攻撃を取り入れようとしても、例に出していただいたような和解を取り入れるのは難しい世界観なんですよね。戦闘の授業という手前、基本的に勝利と敗北の二択しか許されない世界観ですから……

・ベジータについて
ベジータはかっこいい部類に入るのですか? どうも理解できませんね……
私がベジータをカッコ悪いと感じる理由は弱音を吐くような言動が多いからです。これが弱いキャラなら自然なこととしか思いませんが、強いのに弱音を吐くことが多いのは私がジャンプに求めてるヒーロー像ではないと思います。

>>「そんならこの人が考えるカッコいいとはどんな姿だろう?」

私の場合だと以下の条件を満たすキャラをかっこいいと思うことが多いですね。

・戦闘に限らず何かしら優れた能力を持つ
・弱音を吐かない(特に正念場では)
・仲間や守るもののために戦う
・無用な葛藤をしない
・目的に対していつも全力

一つ目は主人公でも悪役でも大事ですね。これは当てはまるキャラが多いので割愛します。
味方側のキャラの場合、個人的に二つ目の弱音を吐かないはかなり大事です。
私の中だと好例は北斗の拳のシュウだと思います。
私が彼をかっこいいと感じたのは聖碑を運ばされるシーンですね。
このシーンは不自由な足で聖碑を運ばされるという作中でも屈指のむごさを誇る拷問なのですが、彼は人質の子供達のため苦しみをものともせずそれを全うしました。
「この聖碑がお前たちの命と思えば重くない」というセリフは、特に印象に残りました。聖帝編がファンからトップクラスの人気を得ているのは彼がいてこそだと思います。
三つ目はこれもシュウが当てはまりますね。シュウ以外ではジョジョの主人公達の数多くや、ポケットの中の戦争のバーニィなどが当てはまると思います。
四つ目は弱音を吐かないと若干被っている気もしますが、どちらかと言うとこれは悪役に求めるものですね。
ちなみに私がベアトリクスに求めている要素はこれです。
五つ目は悪役なら絶対条件、主人公でもあった方がいいと思います。ディオやサウザーはこれです。マイナーな作品では極黒のブリュンヒルデの九千怜もこれに当てはまると思います。
ただ九は部分的にはカッコ悪い要素も多くありますが……もっとも私はカッコ悪いところも含めて彼が好きなのですけどね。
ちなみにこのネットネームも九からとったものだったりします。

平均値主人公は次新しく長編のプロットを作るのがいつになるかはわからないのですが、サタン様の挙げてくれたやり方はしっかり覚えておきます。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信 (No: 4)

投稿者 ヘキサ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

とりあえず、メアリー・スーテストは受けた?各キャラやってみれば。

https://iwatam-server.sakura.ne.jp/game/marysue/test.html

たぶんそんなに高得点にはならないと思うよ。私はだいたい「このくらいはどの作品にでもある」の範囲だし。逆に「メアリー要素が少なすぎると物語がつまらなかったり成立しなくなったりする」とか「狙って高得点を出してみようとキャラ作成してみたけれど、それはそれで難しい」なんて話も聞く。

あと、一次創作のメアリー・スーはキャノン・スーと言われるから、ほんとは区別しなくちゃいけないんだけれど。ただ、「他の設定・脚本担当者にプロデューサーがゴリ押しで好きなキャラの活躍を捻じ込むよう要求してる」場合みたいな、複数の製作者が関わっている場合は私は「どっちかっていうとメアリー・スーじゃないのかな」って思っちゃうクチだけど。

有名どころではトーマス・マロリー版アーサー王物語のランスロットageとガウェインsageかな。それまでのイギリス伝承でアーサー王の分身的に扱われる(甥なので一般的には有力な後継者扱い)ガウェインを、何の根拠もなく「嫌われていた」と記し、不倫しているランスロットを「みんなから慕われていた」とだけ書かれても、全然説得力ないんだけど……というレベルでひどい。

ゲーム業界ではロゼ・ティファ・夜鳥子がプロデューサーのゴリ押しで嫌われている御三家、という記事があるからそれも見てみるとよろし。

あと、如月さんのキャラが抱えている問題はメアリー・スーという単語で片づけられるもんじゃないと思うんだけどなぁ。どっちかっていうと……(ゴソゴソ)あったあった、栗本薫が「小説はどうしても人生経験のある年齢高めの方のほうが上達しやすい」「学生ってのはあまりにも世の中を知らなさすぎるので、時々『あいたたた……』ということをやってしまう。ので、あまり壮大すぎるスケールのものに若すぎるうちから取り組まないほうがいい」とか言ってますぜ。

私の経験だと、ダークで壮大なストーリーをやろうと思っている人ほどこれにハマりやすい。「現実でしっかり倫理観守ってるのってつまらないから若干モラルに反したキャラクターや世界をやろうぜ」って思っている人は、執筆して自分が成長していくと、その「しっかり社会の規範を守っていないと身の破滅を招く」ほど現実のほうがシビアなことにようやっと気がついて、それでそのへんで当初構築していたプロットが崩れてエタってるので。

だから私が「背景を」としつこく言っていて、そこに如月さんが今一つピンときていないようなのでこの前「社会」と言い直したのはそこなんだ。キャラ単体が強い弱いの話より、そのキャラクターが置かれている立場、状況を考えなくちゃいけないって言ってるの。そしてこれは今の如月さんにはとても難しいことだし、同年代の友人さんたちに聞いても、なんとなく不評なのは感じ取れても今一つ原因がはっきりしなかったりする(中にはそのダメな点に気づいて明確に指摘してくれる人もいるけどね)。

私から見れば「しょーがないじゃん、若いんだもん」としか言いようがないんですけれど。いちばんためになるのは、学校以外の社会の場に触れたり、社会人の意見を聞いたりすることだと思う。私はそういう意味では学生時代はOBの話はすごく興味を持って聞けたし、社会人なりたての頃の研修時のいちばん辛かったころとかの経験も大事にしてる。

普通に親御さんの仕事の話を聞くだけでも違うもんですよ、まずはそこから視野を広めていってはどうかな?

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信の返信 (No: 8)

投稿者 読むせん : 0 No: 4の返信

投稿日時:

はい先生(´Д`)ノ【ロゼ】しっています!!
なんか普通のいちごショートが食べたくて『ショートケーキ』を注文したら、変なアレンジ効かせてイチゴ代わりにプチトマト乗せられたようなイラっと感!!

テイルズ・オブ・ゼスティリアって内容が割と面白く、よくできているだけに余計にロゼちゃんの異物感が酷いし、「物語上、ここロゼ側を曲げるべきなのに、ロゼを優先させんのかよ・・・"(-""-)"」ってなったやつだー。

あれがメアリーだとしたら・・・・・物語全体がクソなら素直に諦めがつくのに、なまじクオリティーが高いから諦めがつかず、モヤる感じが「メアリー」でしょうか?

追記です (No: 10)

投稿者 ヘキサ : 1 No: 4の返信

投稿日時:

昔の相談を思い起こしてみたけれど、確か最初は「マルテナを理想の騎士として作ったのに友人には散々にけなされてショックを受けた」→私「うん、その会話内容だと全然騎士の規範ちゃう、キャラが自分の立場をわきまえてないから『立場』をちゃんと見て」その次「アンジーを『誰からも好かれる子』にしたのに偽善者呼ばわりされてショック」→私「……マルテナほどわかりやすくないけれど、立場があやふやなままいい人ぶっているのでたぶん現実には信用されづらいと思う、繰り返すけど『立場』大事だからそこをしっかりね」

……つーてたのに、なんで今は強さの話ばっかりしてんの?ベアトリクスやエリカの件もだけど「誰からも好かれるキャラにしたい」という如月さんの願望はわかるんだけれど、それに具体性が伴ってないってことだよ。その『具体性』を見つけるために世間に揉まれてきなって何度も言ってるんだけど、そこサボって自分の好きなバトル部分にしか目が行ってないんだもん、私も同じ部分の指摘ばかりでちょっとかなり疲れてるんだけど。

あと、キュベレイの装備見てみたけれどちゃんと白兵戦用武器もあるみたいだね。ゲームでは攻撃エフェクトの都合で装備を削られていたりするから、小説ではもう少しフレキシブルにキャラを動かして!!TRPGで戦士が弓持ってないとか銀の短剣持ってないとか侍が日本刀に付属されている小柄を持っていないとか、そういうタイプのケアレスミスだよ。

あと、実際のハマーンvsジュドーの結末がどうだったのかちゃんと思い出してほしいんだけれど、ファンネルは精神が不安定だとうまく動かないはずなんだ……だからこういうバトルシーンでは純粋な強さよりも論破のほうが大事なの!!あと、ファンネルはエルメスのビットより軽量化されているから、そのぶん火力やらが犠牲になっている可能性もあって、以後は「ファンネル程度の火力なら弾ける装甲やシールドが開発されている」可能性もあったはず、どのアナザーガンダムかスピンオフかは忘れたけれど。

戦闘なんてものは、勝たせたいほうに勝たせればいいんですよ。どっちかっていうと読者が「勝ってほしい」と応援したくなるようなキャラにする必要があるってこと。そしてそれが今の如月さんでは「願望」までで「具体性」が伴っていないから、具体例をいろいろ見てきなさいって言ってるんじゃー、ぜーはーぜーはー。

誠に申し訳ございません…… (No: 11)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 No: 10の返信

投稿日時:

ヘキサ様、いつもお世話になっております。
ええ、まず追記の内容からですが……

>>その『具体性』を見つけるために世間に揉まれてきなって何度も言ってるんだけど、そこサボって自分の好きなバトル部分にしか目が行ってないんだもん
>>私も同じ部分の指摘ばかりでちょっとかなり疲れてるんだけど。
>>そしてそれが今の如月さんでは「願望」までで「具体性」が伴っていないから、具体例をいろいろ見てきなさいって言ってるんじゃー、ぜーはーぜーはー。

いつも同じ指摘をさせて誠に申し訳ございません……ヘキサ様の言う通りです。
これではマルテナやアンジーの相談をしていた頃から何一つ進歩していませんね……
これからは同じ手間をかけさせないようにしたいです。少なくともキャラクターに関する相談は差し控えようと思います……

では、内容に入りますね。

>>「誰からも好かれるキャラにしたい」という如月さんの願望はわかるんだけれど、それに具体性が伴ってないってことだよ。

このことなんですけど、実は私自身最近になって考え方が変わったんですよね。
休日に運動不足解消も兼ねて散歩していた時、町内会の掲示板にこんな張り紙を見たんです。
『お釈迦さまを嫌いな人もいた。「誰にも嫌われたくない」なんて思わなくていい』
この張り紙を見た時、私は「誰からも好かれるようなキャラ」という設計思想が間違っているということに今更気が付いたんですよね。

実際にプロが作った作品のキャラクターでも、誰にでも好かれるキャラクターは珍しいです。
例えば私の場合だと、北斗の拳のラオウはあまり好きではないです。
こんなことを言うと彼のファンの方には大変申し訳ないのですが、何で彼が人気なのかを理解できないくらい好感も魅力も感じません(汗)
北斗の拳のキャラクターではケンシロウ、レイと並んでトップクラスに人気なキャラクターであるのに、です。

プロが作ったキャラクターですらこういうことがあったりするのに、私みたいなアマチュアごときが誰にでも好かれるキャラクターなんて作れるはずがないんですよね
大変恥ずかしながら、それを自分自身で証明していることに今まで気が付いていませんでした(汗)

だから最近は「誰にも好かれるようなキャラクター作り」を意識するのはやめました。
ヘキサ様はベアトリクスも含めて「誰にでも好かれるようにしたい」と分析していましたが、私は嫌われる可能性が高いことを理解した上で構想を練っています。
自分でも彼女を客観的に見ると「キャラクターとしては好きだけど、恋人にはしたくないタイプ」だと思っています。

>>こういうバトルシーンでは純粋な強さよりも論破のほうが大事なの!!

……そう言えばガンダムSEEDにラスボスとの舌戦に終始圧倒されていた情けない主人公がいましたね。私がSEEDシリーズを見てモヤモヤするのはそれが原因だったのか。
これはいよいよ難しくなってきましたね……

そもそもこの学園ものは開発中止を本格的に考えた方がいい気がしてきました。
先ほどのラオウの話を書いている辺りで「もしかしてエリカは主人公の器ではないのでは?」という疑問が湧いてきてしまったんですよね。
しかもこれまでのスレッドで指摘された「エリカの人間味が薄い」という最大の問題点がまだ解決していません(汗)

開発中止自体は結構前から選択肢に入っていたのですが、私としてはどうしても使いたいキャラクターがいたため意地でも諦めないようにしていました。
しかし本文にいつまでも取り掛かれない苛立ちから、モチベーションも日に日に下がっています……率直に申し上げてこんなモチベーションで書いて良作にできる自信がありません。
こうなってしまったらもう作品自体に見切りをつけて、死蔵するには惜しいキャラクターだけを他の作品に移植した方がいい気がしてきました……

この作品が原因で掲示板の方に散々迷惑をかけてしまった事実を鑑みても、未熟な自分への罰として開発中止にしたいと思います。これまでお世話になりました。

追記 他の皆様へ

今日はヘキサ様への返信を書くだけで大分時間がかかってしまったので、他の方への返信はもうしばらくかかりそうです。

診断結果を忘れてました (No: 12)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 No: 11の返信

投稿日時:

ええっと、すみません。メアリー・スーテストの結果を記載し忘れました。
結果は以下の通りでした。

初代主人公 25点(可能性あり)
沖野雄 11点
マルテナ 15点
ベアトリクス 12点
「渚の環境 ミッドナイト」の主人公 17点

メアリー・スーの可能性があるキャラクターは意外と初代だけでした。
アンジーやダーナ、エリカでも試してみようかとも思いましたが、設問の内容から「彼女らがマルテナの点数を超える可能性は薄そうだな」と判断したのでテストしませんでした。
ちなみにミッドナイトの主人公を足した理由はただの面白半分です。ただ番外枠の彼が二番目に点数が高いというのは奇妙な結果ですね……

誠に申し訳ございません……の返信 (No: 20)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 11の返信

投稿日時:

二度目以降になるし、私へのレスはちょっと疲れるかもしれないから無理して返信しなくてもいいですが。ちょっとキツイことを言ったのでもう少し建設的な意見を。

>「誰からも好かれるようなキャラ」という設計思想が間違っているということに今更気が付いたんですよね。

それはいいことなんだけれど、実際にキャラクターを創作する時に「読者にとって魅力的なキャラクターを作るのが大事」なのは基本的に変わらないのは注意してくださいね。それが100%を目指そうと気負いこまなくてよくなったというだけで(個人的には読者の60%くらいの人気は維持したい派です)。

>例えば私の場合だと、北斗の拳のラオウはあまり好きではないです。

ハマーンの時もそうだけど、いきなり以前お気に入りと言っていたキャラをディスるのちょっと混乱するからやめて……せめて「このあたりは好きではない」とか、目星をつけて欲しい(汗
個人的にラオウに関しては、レイが当て馬的にやられたのがちょっと、という意識があるんだけど、当時のジャンプはあれでフツーです。フツーに強い主人公or味方キャラがさっくりやられて他キャラに交代しただけで好勝負になったりします。
だからいい歳した連中で、2ちゃんとかで大真面目に「強さ比較」とかやってるの見て呆れたこともあります。私はあれはただの演出だとしか思ってないから。

>……そう言えばガンダムSEEDにラスボスとの舌戦に終始圧倒されていた情けない主人公がいましたね。私がSEEDシリーズを見てモヤモヤするのはそれが原因だったのか。

SEEDがモヤるのは、同期に聞くと「結局、種割れ現象が何を意味するのかよくわからなかったところ」らしいんですけれど。まあ、SEED自体がファーストの焼き直し感が強い(←これはファースト世代の意見です)ので……。
そしてたぶん御父上のことだとSEED DESDINYは見せておられませんね、あれ見るとモヤる以前の問題が起きますので。

ちなみにジャンプ黄金期の「実力はともかく論破が強いキャラ」では、私は「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のヒュンケルを推しておきます。実は古いTRPGに「熱血専用!」というシステムがあるんですが、それの「お手本教科書」にジャンプ漫画からは北斗の拳とダイの大冒険が、ガンダムからはGガンがノミネートされています。

「熱血専用!」には論破例が乗っていて「悪役がこういう話題を振ってきたらこういう主旨で切り返せ!」というのが10パターンくらいに分けて分類されています。この手順を踏んだ後に必殺技を繰り出して終わらせるのがこのシステムの作法です。
つまり、注意して欲しいのは「悪役の主張が先であって、主人公の主張が先ではない」んです。ラ研の人でたまに見かけるのは「主人公は敵の行動に対処するもの」という意識がない人なんですけれど。

この点について言及しているのは、fate/stay nightで「正義の味方というのは、悪がいなければ存在できないもの」名探偵コナンで怪盗キッドが言う「怪盗は素晴らしいトリックを仕込む芸術家だが、名探偵ってのはそれを分析することしかできない連中」……というあたりですかね(原作者が、毎回トリックを捻りだすの必死とかボヤいてましたからなぁ……)。

ヒュンケルはちょうど主人公ダイ&ポップ(自分が強くなることに専念していればいい世代)と師アバン(自分が強いのは当然で、後進の育成にも力を注いでいる世代)の中間に位置していて、「一人の戦士としての強さは極めた。では、それ以外に自分は何をすればいい?」を模索している最中の期間が長いんですね。で、やったのは「対戦中の相手を説得して味方につける」という、仲間の育成ができるまではいってないけれど即戦力のスカウトはできる、ということをやっていたんですよ。「この口達者さは論破の強者が居並ぶジャンプ陣の中でも引けはとらんわ……」というのが身内での評価でした。

>「もしかしてエリカは主人公の器ではないのでは?」

A.「現状では判断不可」ということで。理由は何度も言っているので自分で気づいて。

>しかもこれまでのスレッドで指摘された「エリカの人間味が薄い」という最大の問題点がまだ解決していません(汗)

……実は私がエリカのイメージに近いと思うのに、「少女革命ウテナ」のウテナが上がるんですよね。彼女の人間味の無さにはちゃんと理由があるんですが。ウテナは最初、親友が生徒会(よくいるエリート連中)の一人に当てた告白の手紙が学園内に貼りつけられ晒し物になったのを怒り、生徒会にケンカを売りに乗り込みます。

この生徒会メンバーの中でベアトリクスに近いのはたぶん樹璃という女性キャラなんですが、彼女は二回あった戦闘で、実力ではウテナに負けていません。彼女に関するエピソードは他の連中よりも強烈なインパクトがありました。生徒会長に負けたウテナが再戦リベンジの際に持った剣も彼女に借りたもので、つかず離れずの面白い距離感がありましたね。

ウテナはエヴァと同時期の放映で、「セカイ系」が流行していた真っただ中の作品です。セカイ系は「自分の認識できる範囲を全てとみなす」「現実が複雑すぎて手に負えないと作者が認め、簡易化された世界」などの舞台設定なので、若い人でも世界構築をしやすいジャンルです。このへんである程度構成力を身に着けてから、もっと複雑でスケールの大きい世界観に取り組むというのもひとつの手段ではないかと思います。「箱庭的世界」なので、ゲーム要素との相性もいいんですよね。

もうひとつ、エリカとベアトリクスに近いと思ったのは「やじきた学園道中記」の主人公、矢島順子(通称やじさん)と篠北礼子(通称キタさん)ですね。やじさんは人情味あふれるタイプだけど数学は苦手、キタさんは文武両道だけどその冷静さで少しやじさんに譲るところがあるという感じ(やはり妹がいます。ようするにわかりやすい姉キャラでもある)。古い少女漫画ですがノリは潔すぎるほど時代劇&少年漫画です。

あんまり古い作品ばかり紹介するのもなあ、とは思うんですが、その古い作品もうまく噛み砕けていないようなのでいちおう紹介しておきます。
あと、なろう作品をあまり甘く見ないように。「とりあえず異世界転移or転生でないと閲覧されないからそのカテゴリにしている」だけで、実力のある人はしっかりオリジナリティや知識や描写力とかありますから。

ジャンプ黄金期の漫画やサンライズロボットアニメ→コンシューマーゲーム→web小説や動画、というように、活気のあるクリエイター達は居場所となる媒体を推移させています。
ロボットアニメが衰退していったのは、IT革命が進んで人型ロボットバトルの存在するリアリティを維持するのが難しくなっていった、というのも原因のひとつではないかと思います。

また、アニメや漫画のような一方通行の媒体よりもゲームのような双方向の交流がある媒体では、それだけ作品に対する没入感、共感度が高くなり、「他人事として眺めていられる作品」よりも「自分が主人公になった時に共感できるか」という受け手のモノサシが強く出ているような気がします。もうちょっと時代の流れを感じてみてほしいなあ、というのは余計なお世話かもしれませんが、若いうちからあんまり懐古主義に走らんといてって思ってしまいますわ……まあ、「一周まわって新しい」になる可能性もあるかもしれませんが。。

誠に申し訳ございません……の返信の返信 (No: 31)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 No: 20の返信

投稿日時:

ではここからはヘキサ様のレスへの返信になります。お待たせいたしました。

>>キラとクルーゼのやりとりは、演出的に不充分ではありますが及第点です。

確かにキラは世界に対して希望を持ち続けていますね。納得できるかどうかはともかくとして、ヘキサ様の挙げた理論をきちんと満たしています。
まあ演出的に不十分って断りを入れているということは、ヘキサ様も不満は感じているようですけど。
実際クルーゼに関しては、論破するには相手が悪すぎると思います。彼が世界に対して復讐する理由は許せるかどうかは抜きにして納得できるものですから。しかも本編後半では薬が切れて苦しんでいるシーンが何度もありましたし。
己に残された時間がわずかしかないと知っているからこそ、その復讐への覚悟は強かったんだと思います。これは論破するのは無理がありますね。

>>キラが「それでも絶望しないでくれ」という、何らかの希望を示す一例を挙げられればよりベターだったのかもしれないのですが。

それで彼が納得するとは思えないですが、ないよりはあった方がいいと思います。
不殺主義に目覚めたキラが憎しみという理由で殺さずにはいられなかったのは作中でもクルーゼだけですからね。
(ステラは殺さないともっと多くの人々が死ぬとわかっていたから悔しいですが上記にはカウントしてません)

総括すると接戦を作ること自体は大事じゃないんですね……
それを考えたらベアトリクスはそこまで扱いにくいキャラではないのかもしれません。仲間にするには強すぎる気もしますが、最終決戦だけ仲間になる形にすればインフレは抑えれる可能性もありますからね……

ゲームキャラ三人に関してはどれも聞いたことがありますね。
テイルズオブゼスティリアは風評だけしか知りませんが、俺の屍を越えてゆけ2の夜鳥子は「ゲーム作品悪女キャラまとめ」といった感じのタイトルの動画で見たことがあります。
実際にプレイしたわけではないのでもう記憶があいまいになってますが、正直夜鳥子はかなりひどいと思いました。あんな使い方をしたら小説の方の夜鳥子にもその作者様にも失礼だと思います。
ティファに関しては結構好きなキャラなので嫌われているのは正直ショックですね……
まあファイナルファンタジーはFF1のPSP版とディシディア無印しかプレイしていないので、他のシリーズには詳しくないのですが。
ちなみにFFで好きなキャラはウォーリアオブライト、スコール、悪役ではパラメキア皇帝とアルティミシア、セフィロスですかね。(どうでもよかったらごめんなさい)

>>ハマーンの時もそうだけど、いきなり以前お気に入りと言っていたキャラをディスるのちょっと混乱するからやめて……

……えっと、このことですが私にはラオウをお気に入りと発言した記憶はないです。
多分ヘキサ様は最初のスレッドで「ラオウの話に感服した」と言ったことを指しているのでしょうけど、あれはヘキサ様の諭し方に感服したという意図で発言したので、ラオウがお気に入りと発言したつもりはないです。
個人的にラオウが好きではないと思える根拠はフドウ戦ですかね。
フドウに恐怖して退いた時、フドウを射った部下にブチ切れて殺していましたけど、あの後ラオウは特に自分を罰している様子はなかったんですよね。
これには正直「退いたら死ぬ覚悟じゃなかったんかーい!」とツッコミたくなりました。
レイの件は別に気にしていません。あの後のユダ編で十二分に挽回していますので、あそこでレイが輝く布石と考えたら結果オーライなんじゃないかなとすら思ってます。
(私の好きな北斗の拳のエピソードは一番目が聖帝編で、二番目がユダ編です)
あとハマーン様は別にディスった記憶はないのですが……多分マルテナに対して自虐的な発言が多かったから誤解されたんでしょうね。
不明瞭な発言が多くてすみませんね……

>>なろう作品をあまり甘く見ないように。「とりあえず異世界転移or転生でないと閲覧されないからそのカテゴリにしている」だけで、実力のある人はしっかりオリジナリティや知識や描写力とかありますから。

私はどちらかというと異世界転生及び転移を嫌煙する側の人間なのですが……
以前も話した気がするのですが、オーバーロードと賢者の孫を知人に(彼曰くなろうを代表する悪い教科書の代表とのことです)読めと言われたのですが、どちらも一話目で拒否反応が出たんですよね……

最近ノベル道場と鍛錬室に短編ホラーの要素として異世界転生を組み込んでみた作品を投稿したのですが「なろう小説を好む層は確実に不快に思う」と発言した方がいました。
そういう感想を書く人を見ると今は「なろう小説を否定する者は存在を許されない時代」なのではないかと錯覚しそうになります。
最近の管理人様が挙げる記事もやたらなろう小説を持ち上げるものばかりですし……
掲示板を使わせてもらっている立場である身である私が管理人様に対して非難の声を上げることはあまりしたくないのですが、最近の管理人様はなろう小説に対して狂信的すぎるように見えるんですよ。
最近は第一研究室の記述と矛盾するような発言すら見受けられたのでかなり堪えています……

>>もうちょっと時代の流れを感じてみてほしいなあ、というのは余計なお世話かもしれませんが、若いうちからあんまり懐古主義に走らんといてって思ってしまいますわ

ごめんなさい……でも無理なものは無理です。
メアリー気味なキャラを量産しまくってる身の上の私がこんなことを言うのも変ですが、なろうの異世界転生チートは昔の自分の作品を見ているみたいで普通に不快です。強さに説得力があるなら納得するのですが、それが薄い作品が多いそうなので……
ちなみに最近の作品では「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います」という作品が自分の中では比較的好みにあうと思いました。
あれは強さに説得力があるので、なろう出身の作品の中では納得しています。

誠に申し訳ございません……の返信の返信の返信 (No: 33)

投稿者 ヘキサ : 1 No: 31の返信

投稿日時:

これ以上の返信が負担になるようならほんとに無理しなくていいんですけれど、

>「ガンダムSEEDシリーズを見てモヤモヤした」という記述はデスティニーも含めた上での発言です。ただヘキサ様の言う『デスティニーはモヤモヤしたで片付けられない』というのは間違いないと思います。

やっぱり見てましたか……そう、デスティニー見るとモヤモヤを突破しちゃうから、SEEDのラストのキラとクルーゼのやりとりがあれでまともなほうに思えてしまうんですよ。だから私のガンオタ知人内では話題にすら上がらないんですけれど。そこをあえて挙げているので「もしかしてデスティニー見てないのかな」と思っただけのことでした。

>ただ私にSEEDシリーズを見せた父はそこまでデスティニーを嫌っていないそうです。

私が話を聞いたファースト世代の方も、SEEDの良さは認めていましたよ。そもそも続編の企画が立ったという時点で人気があったという事実なんですから。ただ、クリエイターの中には寡作型もいて、その人が名作を作ったからといって同シリーズで続編などを任せてネタ切れでコケた例というのはけっこうあります。他には仮面ライダークウガ→響鬼とか、遊戯王5D‘s→ARC―Vとかが思い当たるなあ……だから、私はSEEDとDESDINYは切り離して考えるようにしています。どの例も前の作品のほうは好きなので。SEEDの脚本担当は故人ということもあり、死体蹴りもあまりしたくないですし。

>実際クルーゼに関しては、論破するには相手が悪すぎると思います。

ですです、このタイプは限りなく論破不可に近いんですが、だからといってはいそうですかと従うわけにもいかないので、逆にかっこつけすぎて舌戦で打ち負かさないくらいでちょうどいいんです。

>総括すると接戦を作ること自体は大事じゃないんですね……

そこが友人さんにずっと言われていた「その理由でバトルものを書く気ならやめろ」という部分の正体でございます……ああよかった、やっと通じた(←心からの安堵)。
あと、パワーインフレばかり気にしているようだけど、ジャンプ漫画ってドラゴンボール以外はそんなにパワーインフレしてないからね! スカウターを出して戦闘能力を数値化してしまったこと、人気作がゆえに長く持たせるためにより強い敵を出し、かつ苦戦の期間を長く作らなければいけなかったことが起因してるだけで、他の漫画はこの論破型のほうが多かったり、パワーインフレの限界が来たあたりで打ち切りor円満終了になってるから(リアタイでナメック星消滅3分前を何週間も試聴させられた世代です……)。

>正直夜鳥子はかなりひどいと思いました。あんな使い方をしたら小説 の方の夜鳥子にもその作者様にも失礼だと思います。

その小説の方がゴリ押しの主犯ですので……。

>ティファに関しては結構好きなキャラなので嫌われているのは正直ショックですね……

FF7の初出当時はまだ、コンシューマーゲームが漫画やアニメの延長で、プレイアブルキャラクターの交代や脱退が珍しくない時だったんでなんとか受け入れられたんですよ。ドラマ性があればまあありかなって感じでした。ただ、それ以後キャラの死亡や脱退がゲームとしては悪手、という見解が定着していってのテイルズオブゼスティリアでメインヒロイン枠でやらかしたので、プレイヤーにとっては「嬉しくないサプライズ」の類に入った、という感じです。

>私にはラオウをお気に入りと発言した記憶はないです。

私に直接言ってはいないけど、ディオやシャアとひっくるめて言ってなかった? あ、「脇役が濃い話が好き」とだけ言ってたのか。

>個人的にラオウが好きではないと思える根拠はフドウ戦ですかね。

ラオウ様の俺様理論には正直私もついていけんのだけれど、部下に怒った理由はわかる。つまりその部下は「ラオウがフドウに恐怖したと気がついてしまった」わけだから。本当に気が利く人なら見て見ぬふりをしたほうがよかったわけだけど……これだからラオウ様のご機嫌とるのって難しいんだよ、私もこんな人の傍にはいたくないです。

>レイの件は別に気にしていません。あの後のユダ編で十二分に挽回していますので、あそこでレイが輝く布石と考えたら結果オーライなんじゃないかなとすら思ってます。

他の作品でもそういう例は多いので、一瞬で終わる戦闘だからといってあまり不満に思うことはないですね。
おそらく如月さんが見ていない作品で見たほうがいいものに「魁!男塾」があります。年代的に劇画調作品で北斗の拳とジョジョの中間に位置するため、ジョジョはこの作品との差別化を意識していた感がとても強いです。不良学生どものタイマン勝負をやりつくしたうえに、主人公のチートぶりはケンシロウも承太郎も通り越してもはやギャグにすらなっている学園バトルものです。

あとは何度か言っている車田正美作品全般。作者が東京の下町育ちのため、伝統的な「江戸っ子」というものの本質がわかっている人です。車田節はアニメ化した際の脚本担当が「ネームが神がかっていておいそれと手を加えられない」と尻込みしてしまうくらいの完成度の高さです。
やはり何度か言っている「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」も、北斗の拳と同じく原作・作画が別れているため、絵抜きでのストーリーの完成度が高いです。あとは不殺ブームの先駆けになった「るろうに剣心」。キラの不殺はこれの二番煎じのため不評なんですよ。

なろう系が嫌いなら逆にこのへんは読み込んでおいたほうがいいです。そうでないと「古き良き作品」の良さをうまく理解できていないままで終わってしまうので。

>最近ノベル道場と鍛錬室に短編ホラーの要素として異世界転生を組み込んでみた作品を投稿したのですが「なろう小説を好む層は確実に不快に思う」と発言した方がいました。そういう感想を書く人を見ると今は「なろう小説を否定する者は存在を許されない時代」なのではないかと錯覚しそうになります。

んなことはないと思うけれど、その作品に関しては私から見ると「とりあえず(如月さんが苦手な)オチをつけられているだけでよし」とは思うけれど、なろうテンプレ批判すらも手垢がついているから、特に目新しさは感じないかな。一歩ずつ前進してるとは思うけど。

>最近の管理人様はなろう小説に対して狂信的すぎるように見えるんですよ。最近は第一研究室の記述と矛盾するような発言すら見受けられたのでかなり堪えています……

そら第一研究室の記述が何十年前のものかと思えば違う話も出てきますよ。でも、最近のネット公募ではなろうテンプレ以外のものを発掘しようとする動きも出てきていますから、そんな悲観的になることもないですよ。殿堂入りにポイントが入り過ぎてポイント割れしてるし、ポイント不正とかがはびこってポイントの信用性が薄まってるし、書籍化しても信者が必ずしも買わないようになってきたから、受賞作も低ポイントのものが多くなってきたりしてるし。マーケティングは常に模索あるべし、ですよ。お互い頑張りましょうね。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信 (No: 5)

投稿者 読むせん : 1 No: 1の返信

投稿日時:

うーん・・・、私はメアリーのことをメアリーと呼びません。
某ディズニーの「アラジン」にでてくる魔人【ジーニー】と呼びます。

小説において【ジーニー】はほぼ必須の存在です。薄汚い浮浪者が生粋のお姫様と恋に落ちるためのセッティングを全部「負担」してくれる
「ご都合主義の権化みたいな、ちょうぜつ便利キャラ」です。

下手するとメイン・ヒロインよりヒロイン枠。
「アラジン」はニートと大臣が【ジーニー】というヒロインをあらゆる手段を駆使して奪い合い、最終的に【ジーニー】の心を優先したいというニートの心の優しさが勝利を収める話です。男は金よりハートで勝負なのだぜ!!

ヒロインのじゃすみん姫?パセリみたいなもんだよ。(´谷`)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 けっこうそういう話にしている人が多いです。

お役立ちアイテムを作ってくれる【チートアイテム係】や、単に金持ち商人で貧乏なヒーローに出資という名の【課金ブースト係】が物語上でメインヒロインより(金銭的に)活躍したり(産業革命てきな意味で)重要な立場になってしまうの。

うっかり【チートアイテム係】や【課金たんとう】を汚いオッサンにしておくと、
キミセカイ系張りに「汚いオッサン」を巡って、主人公が大立ち回りをせざるを得なくなっていて笑うことがあります。

このオッサン、ヒロインよりヒロインしてやがるWWWW
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メアリーはたしか「さすおに」こと某劣等生の兄貴みたいなポジっすね。
妹ちゃんに「さすがメアリー・スー!!」と褒めてもらいまくり、賞賛されまくるキャラって感じ。

 たしかに凄いのかもですが、凄いキャラなんざラノベ界隈では五万といます
【さすがディオ様!!そこにしびれる憧れるぅ!!】という、白けるほど安い賞賛が付きまとわないとメアリーにならないかな。・・・・・・・私的に。
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インフレ祭りはまあ、ベティーのせいで起きるでしょう(笑)

 少女向けスポ根作品あるあるとして【常勝無敗だった主人公が、最後の最後でライバルに敗れる】的な展開すき。

どちらかというとエリカをベティーに【勝たせず終わる】シナリオを練ってもいいのでは?
あるいは・・・・ベティーを主人公にしてエリカを好敵手にした場合、どんな感じになりそう?

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信の返信 (No: 14)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 No: 5の返信

投稿日時:

読むせん様、お待たせしました。レスを頂きありがとうございます。

>>メアリーはたしか「さすおに」こと某劣等生の兄貴みたいなポジっすね。

私の知人は某お兄様を含めたなろう小説のアンチです……私に対して「もしカドカワの手先になるなら絶交してやる」とか意味のわからない脅迫をしてくるくらいに重症です。

>>【さすがディオ様!!そこにしびれる憧れるぅ!!】という、白けるほど安い賞賛が付きまとわないとメアリーにならないかな。

そこにしびれる憧れるは安い称讃なのか……有名なセリフだからそんなこと考えたことなかったですね。(あれ、本題からそれてない?)
その場合なら一応ベティーは安心できると思います。彼女は頭の中身がいじめっ子だから称讃以上に恐怖の目で見られてる可能性の方が高いと思いますので(汗)

>>インフレ祭りはまあ、ベティーのせいで起きるでしょう(笑)

そうですよね……開発中止を決意してからいちいち懸念することではないと思いますが、彼女を超える強敵感を出せるキャラクターを作るにはそうとう地獄を見ることになると思います。

>>どちらかというとエリカをベティーに【勝たせず終わる】シナリオを練ってもいいのでは?

これに関しては開発中止を選択肢に入れた頃とほぼ同じくらいに一度検討しましたね。
中には「誘拐事件の最中にエリカが戦死し、ベアトリクスに主人公交代して事件を解決する」とかいう控えめに言ってク〇みたいな案もありました(汗)

>>ベティーを主人公にしてエリカを好敵手にした場合、どんな感じになりそう?

これに関しては検討したことはなかったです。
私がベティーに対して異常に肩入れしているのはこれまでのスレッドを見ればわかると思うのですが、それでも私は彼女が「主人公の器ではない」ということを理解していました。
というのも彼女は主人公にするには完璧すぎるのですよね。一般的に主人公の背負うべき義務(?)とされている葛藤とは無縁なキャラクター像だから主人公にも使いにくいという困った子です。
まあ、そこは能力があるからこその葛藤を描けばいいだけですが。
ちなみに「主人公の器」という持論に関しては最近になって変化が起きました。よくよく考えたらエリカも「主人公の器ではない」ような気がしてきたんです。
優れた技術を持ちながら人柄もいいというところが、人間味が薄い気がしてきたんですよね……(このことはサタン様にもこれまでのスレッドで指摘されました)
しかもその問題は解決の目途が立たず、それが原因で本文に取り掛かれなかったんですよね。
開発中止と断言する前に主人公交代を先に検討してみるべきか……?

レス14番に対する返信 (No: 18)

投稿者 読むせん : 0 No: 14の返信

投稿日時:

わー私も嫌いなんです「劣等生」とKADOKAWA(笑)!!菊池秀行の「魔界都市」劣化バージョンにしか見えなくて!!あと好きな作家さんKADOKAWAで書くと妙に読みにくくなるから嫌。 

 前からソフトに気になていましたが、知人氏と嗜好があうかも・・・知人氏の好きな本10冊くらい教えて欲しいですね、なろう内の性癖ドンピシャそうな作品とか勧めて・・・・おちょくりたい(笑)
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>>そこにしびれる憧れるは安い称讃なのか……有名なセリフだからそんなこと考えたことなかったですね。(あれ、本題からそれてない?)

けっこう大事ですよ。ようは初キッスうばっちゃった♡程度でピーピー騒いでいるの。
あれが普通の「初キス奪うなんて、さすがディオ様!!」とかだったら「さすお兄」とさして変わらない陳腐なものになっていました。『そこにシビれる!あこがれるゥ!』という突き抜けた
クソダサ台詞が付いて初めて「さすおに」から脱却しているんです・・・・そう、陳腐を突き抜けた【ギャグ】として!!

オリエンタルラジオ?の武勇伝ギャグがそっち形だったと思う。ボケに対してツッコミ役が「凄い!!」とか「さすが!!」と「全肯定」してもらう事で、ツッコミ不在の悪夢空間ボケの超電磁砲みたいにしているの。

全肯定(パーフェクト)って、ある種のギャグになっちゃうんです。無理が通れば道理が引っ込む。ギャグを笑わせない目的で大真面目にされると読者からは地獄に近いで?
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ベティーを主人公にしてエリカを好敵手にした場合、どんな感じになりそう?

いや、すばらしい弱点だと思うんですが「主人公の器ではない」主人公って。読んでないから断言できないんですが、そもそも主人公は英雄でないといけないの?
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勝手に察しているストーリーですが①世界に巨人系の人類の敵がたくさん出た②人類が巨人と戦う日々がスタート③徴兵制みたいなのができて、主人公は軍事学校で訓練を積む④仲間を集める⑤少数精鋭の仲間と共にジャイアント・キリングる

【敵】は一匹倒せば「ジャイアント・キリング」な満足感が手に入る、そこそこデカい奴だと思う
あくまでモンスター的なものであり、人間が意図的に操作している兵器系ではない設定かな(野生化した生体兵器とかは可)
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前に牙突だのゴブリンだのと言ったのは、敵が一匹一匹が弱いくせに大群で押し寄せてくるゾンビ系「パンデミック」タイプだと、【敵を倒しても格好良くない】【必殺技の存在が必要ない】【強い必要すらない】【完璧である意味がない】というニュアンスです。
「パンデミック」ものは【安全だけど自由がない閉鎖空間におけるギスギス】が見所。イジメやカーストうんぬんもパンデミックあるあるです。
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彼女たちの【世界と敵】をちゃんと再認識した方がいいと思いますよ?
ベティーやエリカが悪いんじゃなくて、世界と彼女たちが噛み合っていない感じ

レス14番に対する返信の返信 (No: 22)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 No: 18の返信

投稿日時:

>>わー私も嫌いなんです「劣等生」とKADOKAWA(笑)!!

そのお答えは私も何となく予想していました(笑)
今思えば読むせん様はなろう出身の作品を批判していることが多かったですね。

ただ知人と嗜好が合うかは微妙ですね……私も知人にこのスレッドで貰った意見の話を彼にしているのですが、知人は誠に残念ですが読むせん様の意見を批判することが多かったんです(汗)むしろ彼は読むせん様を嫌うと思います……
例えば彼に「ジョジョが見れるからホラー耐性がある」と言われたことをしたのですが
「その人は下らない持論並べてお前が嫌いなホラーを無理矢理書かせたいだけ」
とかいう風に言ってましたね……
ちなみに私の意見としては「ジョジョが見れるだけでホラー耐性があるという主張はさすがに無理がある」と思っています。
私はディオが人間を辞めたシーンとか、サンタナやワムウが覚醒したシーンは人によっては怖いと言われても納得できますが……

>>たしか【ジョジョ】大丈夫ですよね?ジョジョにおける【スタンド攻撃】のほとんどがホラー演出で出来ていますから!!
>>【スタンド攻撃】ではなく【超能力者の攻撃】とか【幽霊の霊障(れいしょう)】という名前でも別にいいんです。

ここで例示しているジョジョ三部はスタイリッシュアクションを主軸にしてるフシがある(少なくとも過去の部よりは)ので、スタンド程度でホラーとか言ってるならホラーの基準ユルいなとしか思えません。
だって主人公達も読むせん様の言うホラーな力であるスタンドを持っているんですから……これもバイオや鬼武者と同じ暴力で対抗できる恐怖だと思うんです。しかも主人公達が相手の使うホラー要素と同じ力を持ってますからね。余計ホラーとみなす理由がありません。
というか読むせん様、あなたは以前【プレイヤブル・キャラクターは非力なキャラの方が似合う】て言ってますよね?ジョジョをホラーとみなすってことはあなた自身が自分の主張を否定しているような気がするのですが……?

ええっと、ご意見と関係ないところで説教をしてごめんなさいね。完全に脱線しました。
内容に戻ります。

>>『そこにシビれる!あこがれるゥ!』という突き抜けたクソダサ台詞が付いて初めて「さすおに」から脱却しているんです・・・・そう、陳腐を突き抜けた【ギャグ】として!!

まあ荒木先生は彼らのセリフが安っぽく聞こえるように意図しているんだと思います。
シリアスなバトルの裏でこういうギャグがあるのがジョジョの魅力ですからね。

>>勝手に察しているストーリーですが①世界に巨人系の人類の敵がたくさん出た②人類が巨人と戦う日々がスタート③徴兵制みたいなのができて、主人公は軍事学校で訓練を積む④仲間を集める⑤少数精鋭の仲間と共にジャイアント・キリングる

ごめんなさい、そのストーリーはないですね。むしろこの世界の人類にとってはエリカ達が巨人側です。
今まで説明できなかったのですがエリカ達は人間より圧倒的に優れた肉体と技術力を持った種族って設定なんです。
ただ彼女らの方から人間達に「友達になろう」と平和的にアプローチをかけたから、平和的な日常が展開されているという感じです。
洋画で言ったらプレデターが人類に友達になろうとアプローチしてきたものだと思ってください。
(ちなみに人間より圧倒的に優れた彼女らの出現による情勢の混乱とかも描写したいなって思っています)

>>ベティーやエリカが悪いんじゃなくて、世界と彼女たちが噛み合っていない感

うーん、そうかもしれませんね……もしかして開発中止を検討し始めたのはそこに引っかかっていたからなのか?

レス22番に対する返信 (No: 23)

投稿者 読むせん : 0 No: 22の返信

投稿日時:

それは残念(笑)まあいいか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私がジョジョをホラーだという点はスタンド攻撃の多くが【「死」よりも恐ろしい攻撃】が多い点です。

ある意味似たような能力者バトルでもある「ハンター×ハンター」なんかは顔芸こそ多い物の、恐怖演出が少ない。
キメラアント編とか、ホラージャンルでいう【個人の意思に無関係な人体改造】というやつなんですが、改造された人々に、そんな悲壮感がないんですよね。すごく潔いし乾いている。
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今やっているジョジョリオンは人体改造要素ありますけど・・・・あれ真面目に怖くないですか?
「とんでもない改造人間にされる代償に、けっして叶わぬ願いを叶えてくれる」
そんな魔法のアイテムがあったら、それを手にしてしまったら、自分はそれを使わずに生きていけるだろうか?
使うことなく【死ねる】だろうか?

有名なホラーに【猿の手】という話がありますが、それを連想させる恐ろしい誘惑だと思う。
・・・・・ホラーと言うか、この場合『怪奇』系っていう方が正確かも。
=========================
>>むしろこの世界の人類にとってはエリカ達が巨人側です。
>>洋画で言ったらプレデターが人類に友達になろうとアプローチしてきたものだと思ってください。

おいこら全力投球でホラーじゃねぇか。くそ怖いわ
そりゃ主人公間違えていますよ。主人公・・・というかサブ主人公(ヒロイン)は敵側の人類にいなければいけません。
「私はあなたたちが恐ろしい」
「でも・・・私はあなたの事だけは知っている」
「私の知っている「あなた」のことなら・・・・信じるわ、エリカ」

そう言ってくれる敵人類がいないと無理じゃねーか。いやマジで。
血まみれのナイフとかで完全武装した自分よりガタイのいい男が『僕はコワクナイヨー?仲良くシヨウヨー』とか言って自分の方に、にじり寄ってきたら、そのセリフ信じられるのかよ。

自分より強い生き物って檻にでも入ってないと普通に怖いわ。檻越しでもなんなら怖いわ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そのうえで質問、エリカ達は『何』と戦うの?
敵人類だとしたら侵略者(インべーダー)ものになるやん
エリカ側のキャラで、敵対人類を駆逐か家畜にしたいガールとの同族対人バトルものにすんの?

レス22番に対する返信のおまけ (No: 27)

投稿者 読むせん : 0 No: 23の返信

投稿日時:

如月さんと、あと一方(ひとかた)・・・名前が出ない・・・その方の時も思ったのですが
『主人公や理想のキャラには○○させたくない、○○するのを許せない』
という「マイナス切り口」でキャラ語りをするんですよね。それってベティーやエリカに【失礼】だと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャラを実の娘としたら、如月さんは彼女達を丸ごと愛そうと考えておらず、愛されたければ【自分の考える理想通りに】育て】【さもなければ、お前たちを切り捨てる】と強迫し支配している。

その妄執が『ゴーレム効果』を生んでいる気がする。
正直ベティーはメアリーというより犬コロというか『木偶(でく)コロさん(笑)』って感じ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャラへの拘りはあっても、「愛」はないんだよねぇ~・・・・・(-_-;)

今更すぎるかもしれませんが…… (No: 35)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 No: 27の返信

投稿日時:

読むせん様、すみません。このレスだけ返信させてください。

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如月さんと、あと一方(ひとかた)・・・名前が出ない・・・その方の時も思ったのですが
『主人公や理想のキャラには○○させたくない、○○するのを許せない』
という「マイナス切り口」でキャラ語りをするんですよね。それってベティーやエリカに【失礼】だと思う。

=====

確かに彼女らに固執しすぎているのは間違いないと思います。というか、自分でも結構前から気がついていました。
気が付いたのは名義変更をする前からです。
ただ自分が固執していることに気がついても、それはやめられなかったです。いや、気が付いたからこそそれが深まったというべきでしょうか。

>>キャラを実の娘としたら、如月さんは彼女達を丸ごと愛そうと考えておらず、愛されたければ【自分の考える理想通りに】育て】【さもなければ、お前たちを切り捨てる】と強迫し支配している。

まあ支配しているというのは間違いないですよね。特にベアトリクスに対しては。
私から見たベアトリクスは「これこそ究極の悪役だ。こんなにカッコイイ悪役キャラはもう二度は作れない」と言い切れるくらいの完成度のキャラクターだったのですよ。最初に設定を作った時点からそれくらい自信があったキャラクターなんです。
ただこれまでのスレッドで他の回答者様が出す改善案が、彼女のマイナスイメージばかりを強調するばかりだったため、その反発もあって余計に固執が強まったのだと思います。
既存の二人の設定を大幅に変えないといけないような提案以外は肥やしにしたいと思います、と書いたのですけどねえ……

>>キャラへの拘りはあっても、「愛」はないんだよねぇ~・・・・・(-_-;)

そのことですが、実際にエリカに対する愛はもう失せました……
サタン様の指摘した人間味の欠如に対する改善案も何一つ浮かばなかったことですし、彼女は黒歴史として消えてもらいます……
※残念がる人もいるかもしれませんが、これはもう確定事項です。読むせん様も、それ以外の方もひき止めないでください。

>>正直ベティーはメアリーというより犬コロというか『木偶(でく)コロさん(笑)』って感じ。

そうですねえ……かっこよく書こうとしすぎてますね。
だからと言って玄翁様が書いたプロットを今更採用するのも、それはそれで嫌ですし……
一応自分ではベアトリクスを愛しているつもりです。彼女が迷惑がっているかどうかまではわかりませんけど……

ちなみにベアトリクスは別の作品で使うことにします。
できている案は三つくらいですかね。

・呪いの人形案
≪概要≫
持ち主の怨念が詰まった文字通り呪いの人形です。
完成度はかなり高くて、指の関節以外で人形であることを判別するのは極めて難しいです。
性格は極めて冷酷で殺人を楽しんで行います。また感情のコントロールも上手く、普段は思慮深い女性を装い獲物を捕らえます。
採用するなら洋館ホラーで殺人鬼ならぬ殺人人形になってもらおうかなと思います。
≪魅力≫
多分この中で最も読者の印象に残りやすいキャラクターになると思います。
≪難点≫
設定上絶対に改心できない存在のため仲間になりません。

・アンドロイド案
≪概要≫
天才科学者が作った給仕兼戦闘用アンドロイドです。
アンドロイドですが造物主である博士にも偉そうな態度で話すようプログラミングされているので性格は他二種同様に悪いです。
ただなんだかんだ言って博士の言うことはキチンと聞きますから他二種みたいに悪行はしません。
採用するならヒロイックなシナリオになると思います。
≪魅力≫
この三種の中では唯一主人公の味方側なので読者からのイメージは良くなりやすいです。
≪難点≫
私が彼女に求める一番の要素であるサディスティック感が薄味です。

・ヴァンパイア案
≪概要≫
このベアトリクスは比較的若いヴァンパイアです。
気に入った女性を自分と同じヴァンパイアにし、一生美しい姿の愛人をたくさん作るのが趣味です。
(以前話したGL設定はヴァンパイア案にだけ搭載しました)
ただ人間に対して友好的というわけではなく男のことは食べ物、女のことはおもちゃとしか思っていません。
また彼女の愛人の中には「死ねない体にされ一生おもちゃにされ続ける」と思い死よりも苦しい余生を過ごしている者も少なからずいるそうです。
採用するなら今ノベルアッププラス様で執筆している「黄金の魔女」に登場させようと思います。
≪魅力≫
性格が一番原典に忠実です。
≪難点≫
エロが苦手な方から確実に嫌煙されます(汗)

読むせん様はどれが気に入られましたか?

追記

>>あと一方(ひとかた)・・・名前が出ない・・・

勝手な予想ですけどおそらく金村様かmika様だと思います……

リアクション返されるとおもっていなかった (No: 36)

投稿者 読むせん : 1 No: 35の返信

投稿日時:

たしか金村さんですね!!ありがとうございます。

うーん・・・・今やベティーは【ナチスドイツ親衛隊の女将校さん】って印象。
親の情からも引き離された隔離施設で、ヒトラーの選民思想に凝り固められて育てられたがゆえに自我を持っていない事に気付けない悲しい人。生まれながら人生をそっくり奪われてしまった悲劇のヒロイン(ほぼラスボス)ポジ・・・・ですねー。
 
好きな映画にギレルモ・デル・トロの【パンズラビリンス】っていうのがあるんですが、それに出てくるハンサムだけど残酷で冷徹な「人でなしの大尉さん」に似ています。
 彼も人間になりそこなった人なんで、見ていてめっちゃ痛くて悲しくて・・・・。どうしても嫌いになれない感じ
――――――――――――――——
 木偶ころさん(笑)は祖母の口癖で、私や兄に向ってよく言っていました。「でっころさんみたいに可愛いねー」とか「でっころさんみたいにお洋服作ってあげようねー」とか。・・・・・悪気なくこまった婆さんでした(;´∀`)人間を木偶にしようとすんのヤメロ。

あえて自分でも一番いやな悪口書きました。お嬢さんたちへの失礼発言を謝らせてください。
ー―――――――――――――――――――――――――――
>>ちなみにベアトリクスは別の作品で使うことにします。
びみょー(;´∀`)

正直、如月さんのキャラって「正統派な萌えキャラ」だと思うんです。
 なんかもう、キャラがいちいち可愛い。ナイトメアの二人とかも言動がかわいい。モビルスーツ娘もプラモ作者少年もアホ可愛い。ここまで素直にキャラ萌えさせられる「キャラ萌え力(りょく)」は如月さんの武器だと思う。

で、私は【好きなキャラが不幸になるホラー】は楽しめない質なので、路線的にビミョーです・・・・。ナイトメア金曜とか「なんでこんないい子たち(オッサン)が不幸になるのさ!!」って憤りが先に来たくらいだし。

 【アカメが切る】とか【ダンガンロンパ】【西尾維新】【テラフォーマーズ】みたいに自分の作ったキャラが悲惨な目に合うのが萌える&楽しめる性格だとwinーwinだと思いますが、如月さんはリョナラーの気が無いのでは?

その気が有るなら別にいいと思う。
――――――――――――――――――――――
個人的にいうと如月さんは【自分の恐怖の正体】を、もっと自覚した方がいいのかも?とは思いました。

例えば、毎度わたしがいぢめているスカーちゃん(仮)は【自分が悪者にされる事への恐怖】が創作の邪魔になっているだろうなーとは思います。
 スカーちゃんは、自分が悪者にならないためにありとあらゆる嘘をつき、別の犯人をしたてあげ、罪を捏造し、自分を正義の味方や哀れな被害者に仕立て上げて断罪してしまう。

恐怖から【逃げ続ける】ことで欺瞞(ぎまん)と茶番と現実逃避による自己陶酔に満ちた臭い作品にしちゃうんですよね。なまじ表現力があるから一層臭うようになってしまっている。

 彼女なら、あえて冤罪をくらってからの巻き返し系とか、喰種みたいな自分が悪の怪物になってしまった系主人公の悲劇っぽいドラマとか描けば、たぶん一発ぶちかませると思う。
―――――――――――――——
そして、如月さんもなにか【恐怖】を抱えている気がします。その【恐怖】がある限り、ベティーの二の舞が起こると思う。如月さんのキャラ達は、誰一人「そいつ」に勝てていないんですもん。

そいつを倒さなきゃメアリー・スーから脱出できない。その恐怖こそ如月作品のラスボスだと思う。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信 (No: 6)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

おはようございます。

メアリ・スーという言葉は一人歩きしすぎていて、意味がよくわからなくなっているキライがあるかもしれません。
いえ、もちろん強すぎるキャラ、都合のいい補正のかかりすぎているキャラという意味なのははっきりしていますが。出発点が(二次・一次という問題はおくとして)そういうキャラを揶揄する発想からきているので、アンチな意味合いがどうしてもつきまといます。しかし、エンタメはキャラに多少の補正をかけてユーザーに爽快感を与えることも必要ですから、そういうキャラが一概にダメとも言えないでしょう。

ただ。

作者が自身の作中キャラに対して思い入れが強すぎるのは、やや問題があるのかなと。ユーザーのニーズを考慮するという冷静な配慮から離れ、自身の作ったキャラを客観視できなくなってしまいかねませんからね。
一次におけるメアリ・スーの問題点はそこなんじゃないかと思います。たぶんキャラが強すぎること自体は、作品の仕様であって良いとか悪いとかいうことではありません。

強くて欠点の少ないキャラが好きなら、開き直って思い切り無双させてしまうのもいいんじゃないでしょうか?
その上で、ストーリーのバランスをはかることも、読者に受け入れられやすいように工夫を加えることも可能だと思いますよ。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信の返信 (No: 16)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 No: 6の返信

投稿日時:

あまくさ様、レスを頂きありがとうございます。

>>作者が自身の作中キャラに対して思い入れが強すぎるのは、やや問題があるのかなと。

そうですね。自分でもベアトリクスに対して神経質になりすぎていると思います。
そうでなかったら「原作レイプされた! 訴えてやる!」みたいな発想は絶対にはずですからね。

何となくですが、この掲示板でベアトリクスの設定に意見された方はマイルドに表現しても「ドSな女の子をいじめてドMにしたい」みたいな客層が多かったような気がします(下品な例えですみません……)
彼らのニーズと私の理想は絶望的にかみ合っていないので、余計神経質に憔悴していたんだと思います。
あまくさ様にも「あなたは思考の幅を狭めすぎてませんか?」とご指摘されましたからね……

>>強くて欠点の少ないキャラが好きなら、開き直って思い切り無双させてしまうのもいいんじゃないでしょうか?

そこは主人公じゃないという設定が足を引っ張りますが、エリカもそこまで主人公として練りこまれたキャラクターではないような気もしているので、いっそのこと交代してしまう方がいいかもしれません。
結論を出すと、エリカはもう廃案にした方がいいということですかね。
最近は彼女に対して、何の愛情も見いだせなくなってるんですよ。作者は自分の作った主人公を愛する義務があるのにもかかわらず……(もちろんメアリー・スーにしない範囲でですが)
そんなモチベーションで彼女の物語を書いても成功することなんて絶対ないと思います。だから廃案にするのが彼女も含めて誰も不幸にしない唯一の手段なんだろうと……

後半自分語りになりましたが、とてもありがたいレスを頂きありがとうございます。
実はこれまであまくさ様のレスには苦手意識を持っていたんですよね。
「それだけ条件が揃ってるのになんでスカーを復活させないの?」と仰られた時はブロックすることすら本気で考えていました。
あの時スカーを復活させなかったのは過去の失敗への戒めという面が強くあり、スカーを復活させても自分の技量では同じ失敗を繰り返すだけということが確信できたんですよね。
あの時はヘキサ様が妹の案を掲示してくれたためスカーを復活させないといけない理由が薄まっていたのと「スカーは悪役にした方がいい」という結論を見いだせていたから、玄翁様にしたような他の利用者様を必要以上に不快にさせるような返信はしないで済みました。
あの返信の裏にはこのような葛藤があったんです。

この掲示板でお付き合いを始めてから一年以上経ってようやくあなたのことを好きになれました。繰り返しになりますがためになるレスをありがとう。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信の返信の返信 (No: 19)

投稿者 あまくさ : 0 No: 16の返信

投稿日時:

打ち明けてくれたから言いますが、敬遠されているのはとっくに気がついていましたよ。でも、こちらに悪気が無いことは少なくとも自分はわかっているから、気にしないことにしています。

この際だから、もう少し私見を書きますね。

>結論を出すと、エリカはもう廃案にした方がいいということですかね。
>最近は彼女に対して、何の愛情も見いだせなくなってるんですよ。作者は自分の作った主人公を愛する義務があるのにもかかわらず……

こういうところが少し気になります。自身の作ったキャラに対してナイーブすぎるというか。キャラに愛情をもつのは好ましい姿勢とも思いますが、義務があるとまで思いこまなくてもいいんじゃないかな。

ベアトリクスについて。どうしたらという提案はもうしません。
ただ、主人公でもラスボスでもないと強キャラにしにくいという考えは、私としては「どうして?」と思ってしまいます。主人公がそれを倒さなければならないから強さのインフレになるとのことですが、それは「強さ」ということについてやはり幅の狭いイメージを抱いてしまっているような気がします。

例えばガルパンの西住姉妹の関係あたりは、どう思われます?
あの二人の関係。姉の方はメアリ・スーということはないでしょうが、優等生的で完全無欠の強者と目されているタイプです。一方、妹は西住流や黒森峰学園からは落ちこぼれと見られています。西住流家元である姉妹の母も、下の娘をそう認定して冷たくつきはなします。しかし絶対強者の立場を託されそれをこなしている姉だけが、なぜか妹の素質を認めているという関係。
この二人のラストバトルは全国大会の決勝戦。頂点をかけた戦いということになりますが、強さのインフレという感じはしませんでした。
最後は一騎打ちに持ち込み妹が姉を僅差で破りますが、それがご都合主義に見えなかったところが(見えるかな?)、シナリオ作者の腕の見せ所。
決着がついた後、負けた姉は勝った妹に「みほらしい戦いだった。西住流とはまったく違うが」と言い、妹は姉に「やっと見つけたよ。私の戦車道」と。
単純に強さと強さがぶつかると考えるから強さのインフレになるのであって、個性と個性がぶつかるのだと考えれば、また別の風景が見えてくるのではないでしょうか?

まあ、 こういう感じが如月さんがやりたいことと合うかどうかは判りませんが。
今回も以前もこちらの考えを押し付けようとしているわけではなく、「これは無理」と簡単に思わずに「ひょっとしたらこれまで視野に入っていなかった別のやりかたもあるんじゃないかな?」と考えてみることをお勧めしています。

それと。
作品自体を拝見していないので何とも言えないのですが、これまでのやりとりからベアトリクスというキャラ、けっこうかっこいいんじゃないかというイメージが私の脳内にはできていますよ。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信 (No: 7)

投稿者 めーゔ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

メアリー・スーは、二次創作において問題になるもので一次創作では特に問題ないというのが私の私感ですが、色々意見はあると思います。
別にメアリー・スーでも、話さえ面白ければ問題ないと思います。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信 (No: 9)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 1の返信

投稿日時:

恥ずかしながら、メアリー・スーを知らなかったので、検索してみました。
もしかして、「痛い最強のオリキャラ」という意味でしょうか?

ふと気づいたんですが、人気な俺ツエー的な要素もキャラ最強なんですよね。でも、なぜそう言われないかなぁと考えたときに、嫌味に取られないように作中で配慮されていることが多いからだと思います。

なので、そのあたりを研究してみると、解決策が見つかるかもしれませんね。

何かのお役に立てれば幸いですし、的外れだったらごめんなさいね。
ではでは失礼しました。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信 (No: 17)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

残りお二方はまとめて返信をさせて頂きます。

ゆずき様
そうですね……もっと前向きに考えた方がいいかもしれません。

ふじたに様
ああ、ごめんなさい……あの書きだしならメアリー・スーの簡単な概要でも載せておけばよかったですね。我ながら詰めが甘い(汗)

>>もしかして、「痛い最強のオリキャラ」という意味でしょうか?

まあ大体その通りです。個人的にメアリー・スーは小説を書こうとする学生が必ず通る道だと思います。そして中二病が治った後に後悔するというのも鉄板コースだったりします。(私はそのことであまり悔やむことはなかったですが)

>>ふと気づいたんですが、人気な俺ツエー的な要素もキャラ最強なんですよね。でも、なぜそう言われないかなぁと考えたときに、嫌味に取られないように作中で配慮されていることが多いからだと思います。

少年ジャンプはそういう配慮ができている作品が多いですよね。
孫悟空やルフィー、ケンシロウなどが愛されるのもそれらの配慮ができているからだと思います。
(だからこそなろう系を嫌う客層も多いのでしょうけれど)

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信 (No: 29)

投稿者 t : 0 No: 1の返信

投稿日時:

人間万事塞翁が馬ということわざがあります。
ベアトリクスは戦闘能力に弱点がほとんどなく。射撃術、剣術、ナイフ術、軍用格闘術の全てが得意であり、学業もトップクラスの秀才というキャラクターとあります。
長所のように書かれていますが、これは弱点にもできます。

スカー、エリカ、ベアトリクスの関係についてもうあまり覚えていませんが。
ベアトリクスはたしかスカーをイジメていたことになっていたような……。

(以下、小話)
ベアトリクスは学長から呼び出されます、イジメの件かなと軽い気持ちでした。
学長は隣国との国境で小競り合いが起きたので、学内で優秀だった戦闘能力に弱点がほとんどないベアトリクスが、後方支援の手伝いで国境近くの街に行くことになったと伝えます。

イジメがなくなりスカーとエリカは喜んでいると、ミサイルが学校の建物に飛んできて、生徒達にそれなりの被害がでてしまいました。
その一報を戦場からあまり離れていない街で聞いたベアトリクスは、学校にいなくてよかったと胸をなでおろします。
しかしそこへ、心配になったベアトリクスの家族(妹)が遠路はるばる訪ねてきたところに、数発のミサイルが刺さるように街の中心部へ着弾します。

という話があったとしましょう。
ベアトリクスは幸せでしょうか、それとも不幸でしょうか。
戦闘能力に弱点がほとんどなく学業もトップクラスの秀才も、運命の前には無力かもしれません。
しかし今の例えはあまりピンとこないと思います。
それは、
知人曰く「今までの連中と違って主人公でもラスボスでもないのが余計にひどい。こいつを倒すのには主人公がこいつを超えるメアリーにならないといけないからインフレが爆発して負の連鎖」
この話から、ストーリーが限定されてしまっているからです。
相手の方が主人公より強いことはたくさんあります。

バトル漫画では、
主人公がA技、ラスボスがB技、主人公がC技、ラスボスがB技(強化版)、主人公がACの連続技。というように技の威力を上げながらインフレさせていくものですが。
このような方式のものは小説でもたくさんあります。

ただ小説では、身分、生まれ持った才能、人間以外の種族だったなどでインフレの説明は大体終わりです。
ベアトリクスの弱点は、皇帝ではないので戦争にいかないといけなかった。
ベアトリクスの弱点は、所詮人間種なので精霊には敵わないとか。
身分が違うから主人公は勝つことができた。
人間ではないので主人公は勝てたとか。
クラス(職業)の相性の差で勝てたとか。
頭がよくても、力があっても、才能や身分や種族の違いで簡単にひっくりかえせる。
その過程が書けていれば、最後の理由はわりとどうにでもなると思います。

何かの参考になれば幸いです。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信の返信 (No: 32)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 No: 29の返信

投稿日時:

t様、レスを下さりありがとうございます。返信が遅れ大変申し訳ございませんでした……
今回のレスは以前返信を書けなかったものに関する記述があるので、そちらも併せて返信させていただきます。
まずは返信を書けなかったスレッドのものからです。

以前のスレッドで掲載して下さったt様の解釈ですが……

>>スカーは隣の大陸の大国出身、ベアトリクスはスカーの隣国である小国出身、エリカは今流行りの奴隷なりあがりとでもしておいて。

ここであえてベアトリクスを小国出身にしているのは大変驚きましたね。
私のイメージだとベアトリクスは強国出身以外ありえないという認識だったので、意外性を感じました。
強国以外にありえないと感じた理由なのですが、ベアトリクスはドイツ系の女性の名前なんですよね。私はドイツをヨーロッパ最強の強国と認識しています。
ドイツは二度も世界大戦を起こした国家で、そのいずれでも敗北しているのですが、いずれの大戦でも敵陣営を最も苦しめたのはドイツなんですよね。
そして今もドイツは経済面などでヨーロッパの中心として活躍していますから、弱国扱いできる要素が一つもありません。さすがにアメリカやロシアには勝てないと思いますが。

ただそこにツッコミたくなったこと以外は大変参考になるレスでした。
キャラで詰まる原因とかに関する記述は大変
あのスレッドは黒歴史として埋めると決めたので返信は返さなかったのですが、いつか感謝を伝えたいと思っていたのですよね。
あの時点ではベアトリクスの妹や悪役化したスカーが増設されていたので、t様の作ったプロットの要素は取り入れることはできませんでしたが……

ええ、ここから先はこのスレッドに書かれたレスへの返信です。

>>長所のように書かれていますが、これは弱点にもできます。
>>戦闘能力に弱点がほとんどなく学業もトップクラスの秀才も、運命の前には無力かもしれません。

ここですがごめんなさい、このスレッドを立てた時の私は「ベアトリクスが強すぎて主人公が勝てなさそうだから弱体化した方がいいのか」ということを考えていました。
確かにどんな強者も運命の前には無力という理屈は理解できます。ケルト神話のクーフーリンやディルムッドみたいな例もありますから、そういう形式もアリかもしれません。
ただそんなやり方をすると私自身が「手に負えない強キャラを卑怯なやり方で取り除いた」という罪悪感を感じてしまうんですよね。(面倒くさい奴ですみません)

>>頭がよくても、力があっても、才能や身分や種族の違いで簡単にひっくりかえせる。
>>その過程が書けていれば、最後の理由はわりとどうにでもなると思います。

そうですね。人間の中でどんなに強くても、ドラゴンや巨人が相手では簡単にひっくり返るとかいうことは全然あり得ると思います。

>>ベアトリクスの弱点は、所詮人間種なので精霊には敵わないとか。

うーん……今作は異世界ファンタジーではないのですよね。
個人的に彼女らの物語は魔法とかを出すには無粋な世界観設定ですから……
そもそも魔法が相手なら人間同士でも射撃やナイフでどうにかできるとは思えないし……

ちなみにベアトリクスは元々拳銃のアクションが描きたいから、というかなり短絡的な理由でキャラ設定を組んだキャラクターなんですよね。
設定ができたのは18年の夏ごろだった気がします。もう二年近く経つのにロールアウトできる気配がない……
少なくとも長編に出すのは諦めた方がいいのだろうか……
スレッドでの議論が続くにすれ、私自身のモチベーションも格段に落ちていますし、正規主人公のエリカに対する愛着も薄まっていますからね……
ちなみに私自身の認識は「執筆中止は濃厚。仮に続けるとしても主役交代は避けられない」というのが実情です。

自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信の返信の返信 (No: 34)

投稿者 t : 0 No: 32の返信

投稿日時:

こんばんは、私もマリンさんにはとても感謝していますよ。
たくさんのことを教えてもらいましたから。
私はあまり返信する方ではないので、丁寧に返信されているのをみるだけで、見習わないとなぁといつも感心しています。今回は私も大変感謝しているということが伝わればいいので、これといって書くようなこともないのですが。

ベアトリクスを小国出身については、ドイツ=高い城の男=フィクションで終わりでそこから先は考えていませんでした。それよりも、せっかく上手く書けたキャラなのにイジメの主犯格という理由で、人気投票で上位に入るのが難しいのは悲しい。この場合”価値観の違いから確執があった”とかのニュアンスに変更されるのだろうなと思いつつ。
悪役令嬢はイジメOKなので、私はベアトリクスのイジメは発想が面白いと思いましたけど。ベアトリクスは主人公ではなかったので、間を取って読者が飲み込みやすいように、アマも含めると数十万作品で使われているであろう、悪役に同情させる方法でまとめることを意識してみました。

(面倒くさい奴ですみません)そんなことは思いませんでしたよ。
私としては、彼曰く「お前はどんなキャラも○○の達人という設定にしてばかりだからバランスが崩れるんだよ」という言葉に対して、そんな商業作品なんて山のようにありますよね。ベアトリクスが強いといっても、異世界で好き勝手暴れる異世界チートハーレムでもある時点では主人公がまったく勝てない相手が、たくさん登場しています。でも主人公はそんな相手に勝っていくわけです、それってなんで? と関連付けて考えるところではといったところで。メアリー・スーが壊すほど中身の作り込みもないのでは、といった感じでした。

少なくとも長編に出すのは諦めた方がいいのだろうか……
これについて、ただ書くだけならノートに横線を引いて、起承転結と区切って、結でラスボスと戦闘とすればいい気がします。普通に考えるともっと本を読みましょうとか、アマゾンプライムで流行のアニメを見てきたらと言われるところだと思います。
多くの場合で、詰まるのは一つの地点(同じ場所)しか見えていないからです。
色々考えてみましたが、
小説を書くので、視野を広げるような小説の書き方について、小説の話をするように考えるといいような気がしました。

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タイトル:自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうか 投稿者: 鬼の王の墓標

いつもこちらを利用されてもらっています。如月千怜と申します。
今回はかなり久しぶりにキャラクターに関する話をします。

皆様はメアリー・スーという言葉をご存知でしょうか? 多分ここに入り浸っている方なら多くの方がご存知だと思います。
それで本題なのですが、私の作るキャラクターはどうも、メアリー・スーに該当する可能性が高いような気がしています。事実私の知人はよく私の作ったキャラクターをメアリー・スー扱いしてきます。
メアリー・スー扱いされたキャラクターは初めて書いた長編の主人公から、プロット段階のキャラクターまで、多岐に渡っています。
一応初期作のキャラクターは「そりゃ中二病にかかり始めた頃のキャラクターだもん。自分でもメアリーと思う」という風に、知人の評価が妥当だと思っています。

ただ、初期の黒歴史に煽りの言葉を吐かれるだけなら良かったのですが、最近新しく設定を組んだキャラクターにもそれを言われているのです。
それは明らかに問題だと思ったのですよね。バトル系の作品に誰かしらメアリーがいるという状況は「いつまでも中二病を卒業できない己の弱さ」を表しているように感じます。
(ちなみに知人にメアリー認定されたキャラクターはバトルもののキャラクターだけです)

ちなみにこれまでのスレッドにも、私の作品のキャラクターがメアリーの可能性が高いことを証明しているレスがありました。
抜粋すると下記の通りです。

――今後もそういう「あーこの人の都合無視したら楽なんだけどなー」という状況というのは、きっと出てくると思う。そこをスルーせずになんとか丁寧に対処する癖をつけなければ、いくらマルテナやアンジーのようなお気に入りのキャラだけ格好良く書いても、読者にはちっとも響かない。

――正直なとこ設定を見る限りでは、現状はエリカだけでなくベアトリクスも人間味がないキャラだと思います。ただの印象だけど、この掲示板で初期の頃に相談されてた作品の「アンジー」を思い出した。似てるとかじゃなく、匂いが同じというか、まあ同じ作者だから癖が同じなのは当たり前か、というレベルの話だけども。

……お二方のご指摘を紐解けばわかる通り、私がメアリーを作りやすい体質である可能性は恐らく高いと思います。
この体質はどうすれば改善できるのでしょうか。恐らくバトルものを書いている間はずっと向き合い続けなければならない問題だと思います。どうかお力をください。

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