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タイトル:自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信 投稿者: t

人間万事塞翁が馬ということわざがあります。
ベアトリクスは戦闘能力に弱点がほとんどなく。射撃術、剣術、ナイフ術、軍用格闘術の全てが得意であり、学業もトップクラスの秀才というキャラクターとあります。
長所のように書かれていますが、これは弱点にもできます。

スカー、エリカ、ベアトリクスの関係についてもうあまり覚えていませんが。
ベアトリクスはたしかスカーをイジメていたことになっていたような……。

(以下、小話)
ベアトリクスは学長から呼び出されます、イジメの件かなと軽い気持ちでした。
学長は隣国との国境で小競り合いが起きたので、学内で優秀だった戦闘能力に弱点がほとんどないベアトリクスが、後方支援の手伝いで国境近くの街に行くことになったと伝えます。

イジメがなくなりスカーとエリカは喜んでいると、ミサイルが学校の建物に飛んできて、生徒達にそれなりの被害がでてしまいました。
その一報を戦場からあまり離れていない街で聞いたベアトリクスは、学校にいなくてよかったと胸をなでおろします。
しかしそこへ、心配になったベアトリクスの家族(妹)が遠路はるばる訪ねてきたところに、数発のミサイルが刺さるように街の中心部へ着弾します。

という話があったとしましょう。
ベアトリクスは幸せでしょうか、それとも不幸でしょうか。
戦闘能力に弱点がほとんどなく学業もトップクラスの秀才も、運命の前には無力かもしれません。
しかし今の例えはあまりピンとこないと思います。
それは、
知人曰く「今までの連中と違って主人公でもラスボスでもないのが余計にひどい。こいつを倒すのには主人公がこいつを超えるメアリーにならないといけないからインフレが爆発して負の連鎖」
この話から、ストーリーが限定されてしまっているからです。
相手の方が主人公より強いことはたくさんあります。

バトル漫画では、
主人公がA技、ラスボスがB技、主人公がC技、ラスボスがB技(強化版)、主人公がACの連続技。というように技の威力を上げながらインフレさせていくものですが。
このような方式のものは小説でもたくさんあります。

ただ小説では、身分、生まれ持った才能、人間以外の種族だったなどでインフレの説明は大体終わりです。
ベアトリクスの弱点は、皇帝ではないので戦争にいかないといけなかった。
ベアトリクスの弱点は、所詮人間種なので精霊には敵わないとか。
身分が違うから主人公は勝つことができた。
人間ではないので主人公は勝てたとか。
クラス(職業)の相性の差で勝てたとか。
頭がよくても、力があっても、才能や身分や種族の違いで簡単にひっくりかえせる。
その過程が書けていれば、最後の理由はわりとどうにでもなると思います。

何かの参考になれば幸いです。

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