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誠に申し訳ございません……

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自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信の返信の返信の返信の返信(元記事)

……率直に言って、何が書きたいのでしょうか。
自分のために書いているのなら「自分が納得できないから嫌だ」はわかりますが、その際には読者である第三者の意見は無視なされば良いと思います。
友人知人になんて言われようと「おまえのために書いてるわけじゃない」って話なので、それで何も問題ないでしょう。
「自分が面白いと思うもの」を第三者にも理解してほしいと思うなら、それは意見のすり合わせが必要だと思います。
なんだか返信が、私宛だけじゃなく他でも、スレ主さんは自分の好みだけを語ってて、どういうのが面白いのかを語ってない気がするんですよね。

>私の場合は基本的に主人公が格下に負けるのはあってはならないことだと思っています。
その思想自体は否定しません(つまりこれは作者さんの「面白いとおもうもの」だと思うので)が、じゃあそれを見せるためにはどうすればよいか? を思考しなければならないのではないでしょうか。
でも、おそらくだけど、現状やってることは強者を書くことだけ、しかも「強い」という描写・表現ではなく「強そうな設定」を好んで作っているというだけでは?
そう思うのは、ベジータの例で出しましたが、ベジータは強者ですが「主人公に華を持たせるためのやられ役」なので、強者でプライドが高いけど恐怖し涙を流す場面もあるし、雑魚相手となめてかかって負けることもあります。それは全て「主人公を強く見せるための描写」なので、強者が負けることはあるんですよ。「強い」ことを演出するためにね。
もちろん、「敵・ライバル・新キャラを強く見せる演出」として主人公が負けることもあります。
でもそれを「ありえない」と一蹴してるってことは、そういう「強さ」の描写をしてこなかったということではないでしょうか。

「負けてもいい戦闘」と「負けちゃいけない戦闘」をハッキリさせてみると良いのでは。
例えばライバルとの模擬戦なんかでは負けてもいいですよね。
でも、負けたら仲間全員が死んでしまうような状況ではどうでしょうか。
ライバルは敵に負けてしまう。でも主人公は苦戦しながらも勝利する。
模擬戦では負けた主人公が、ライバルを下した敵に勝った。
こういう意外性が「面白い」のではないでしょうか。そして模擬戦で負けたことが強さを描写する布石だってことも理解できないでしょうか。
この場合、模擬戦で主人公が勝ってたら面白味は半減だと思いませんか。

スレ主の考えを否定しませんと言いつつ否定してるじゃないかって話になってますが、そうではなく、それでも主人公に負けてほしくないというのはそれで良いと思います。
でも強キャラ全体で「負けてほしくない・情けない真似はしてほしくない」という思想を持つと、これは矛盾してしまうので物理的に不可能です。
つまりは、主人公より強いラスボスを考えてしまうと思想的にもう勝つ手段が無くなってしまうから、ですね。本当はいくらでもやりようはあるんだけど、思想的に全部NGになっちゃう。
でも物語的に主人公に勝たせたいから、作者の都合で弱点を用意したり勝つための手段を設定してしまうので、都合良すぎて違和感を覚えるのでは。
こういう場合、普通は弱点ではなく側面からの攻略手段を持たせるもので、ヘキサさんへの返答にある「論破が大事」というのもまさにソレですね。「とあるシリーズ」の上条当麻あたりから説教キャラは嫌厭されてた風潮もありますが、そもそも「戦う気を失わせる」のは勝利方法の一つですから、非常に有効な手段です。
他の例を出すと、水戸黄門の「印籠」ですね。武力に対し権力で戦いをおさめる。
力で劣る敵と戦うには、舌戦もだけど質の違う力で勝利する、というのが一般的な解決法だと思います。
でも、ヘキサさんへの返答を読む限り「ガンダムSEEDでモヤモヤした」とあり、どうやらスレ主さんは側面からの攻略は嫌いな様子。
だから、物理的に不可能な思想の矛盾を、作者にとって都合のいい手段を用いて解決するしかない。
これは改めたほうが良いと思います。

それで、余談だけど、
究極的には強者って別に「強い設定」なんてなくてもいいんですよ。
作品を読むのは作者じゃなく何も知らない読者なので、「強く見えれば」それで強者と感じるし、それでいいんです。
武術の達人とかって「強い設定」は、ただの設定で、「強く見せるためのツールの一つ」でしかない。
物語の中で主人公が活躍する。その強さの理由は「達人なんです」という、納得を与えるための便利な言葉でしかない。
設定したからって主人公は強くならない。
そういう設定があるからって主人公が敵を倒して得意げな顔しても、うざいドヤ顔にしかならない。
「そんなドヤ顔をキメるほど、倒した敵が糞野郎だった」というエピソードがないとダメ。そのためには「主人公は敵にひどい仕打ちをされた」など「負け」を書いておくほうが効果的。
これは私の好みでの発言ではなく、物語構造的な問題で、それが基本だ、という話(あくまで基本。絶対ではない)。前のレスにある「勝てるはずが負けた」の例も別に私個人の好みで出した例ではない。
そうした演出をせずに作者の好みだけで書けば「戦闘後のカッコいいセリフ」は「寒いカッコつけのセリフ」にしかならないし、「善行を積む聖人」を書けば「偽善的で気持ち悪い」と読者には映る。
設定に頼りすぎてると思うので、一度、能力的には平均値の主人公で「強い」を書いてみたら良いのではないでしょうか。
この平均値主人公を「どう強く見せるか」がテーマになる物語です。好みではなく修練ですね。

誠に申し訳ございません……

スレ主 鬼の王の墓標 投稿日時: : 2

>>なんだか返信が、私宛だけじゃなく他でも、スレ主さんは自分の好みだけを語ってて、どういうのが面白いのかを語ってない気がするんですよね。

誠に申し訳ございません……本当にそうですよね。そこは自分でも少し自覚しています。
事実この考え方が原因でトラブルが発生したり、スレッドが荒れる原因を作っているのですが、自覚はしていても中々治りません……

>>その思想自体は否定しませんが、じゃあそれを見せるためにはどうすればよいか? を思考しなければならないのではないでしょうか。

そうですね、今思えばそれができていないから知人にメアリー扱いをされてるのだと思います。

>>ベジータは強者ですが「主人公に華を持たせるためのやられ役」なので、強者でプライドが高いけど恐怖し涙を流す場面もあるし、雑魚相手となめてかかって負けることもあります。
>>それは全て「主人公を強く見せるための描写」なので、強者が負けることはあるんですよ。

なるほど。ベジータがカッコ悪いのに愛されるのにはそういう理由があるのか……
個人的にベジータは真似してはいけないジャンプキャラの代表だと思っていたので、そのご意見は大変ありがたいです。見識がまた広がりました。

>>もちろん、「敵・ライバル・新キャラを強く見せる演出」として主人公が負けることもあります。
>>でもそれを「ありえない」と一蹴してるってことは、そういう「強さ」の描写をしてこなかったということではないでしょうか。

あ、すみません……私は主人公の敗北自体は別に悪いことだと思っていません。手のひら返しするように聞こえるかもしれませんが、敵が主人公より強いという設定ならむしろ主人公を積極的に負けさせるべきとすら思ってます。
サタン様の言う「敵・ライバル・新キャラを強く見せる演出」は実際に強いキャラクターに使うのはいいと思います。
ただダメだと思う場合は、立てる相手がそこまで強くない(むしろ主人公より弱い)場合です。そういう場合はキッチリ一発で勝ってほしいです。
過去に戦った敵の方がその新キャラより強いなら余計ですね。率直に言って「お前もっと強い奴をこの前倒しただろ!」てツッコミたくなります。
ここは説明が雑なせいで伝わりきっていませんでした。誠に申し訳ございません……

「負けてもいい戦闘」と「負けちゃいけない戦闘」はあまり意識したことがなかったですね。
エリカとベアトリクスの物語はクライマックスまでは負けても死人が出るわけではない戦いの方が多いので、エリカは「期待の新人だけどたまに負ける」程度に調整して調理しなおしてみますかね。
よく原作メアリーと言われるSAOのキリトもユウキとの模擬戦では負けていましたからね……よく考えたらこれもサタン様が挙げた新キャラを立てる演出の一つなのか。(もっともキリトはあの時本気を出していなかったそうですけど)

>>でも強キャラ全体で「負けてほしくない・情けない真似はしてほしくない」という思想を持つと、これは矛盾してしまうので物理的に不可能です。

そうですよね……このお言葉だけでなんで今まで失敗してきたかがよくわかります。
ヘキサ様の論破が大事という主張と合わせて使っていきたいですね。

ちなみにここですが……

>>でも、ヘキサさんへの返答を読む限り「ガンダムSEEDでモヤモヤした」とあり、どうやらスレ主さんは側面からの攻略は嫌いな様子。

私がガンダムSEEDでモヤモヤしたのは、側面からの攻撃が嫌いだからではありません。
というのもガンダムSEEDのラスボスであるラウ・ル・クルーゼは主人公との戦いで言い返しようがない正論と世界への憎しみを吐き出した、一目みたら忘れられない強烈なラスボスなんです。
彼は舌戦では終始主人公を圧倒していたのですが、その主張に対して主人公が「それでも守りたい世界があるんだ!」とかいう論破になってない主張をした後物理的に彼を倒してしまうんですよ……そこがモヤモヤした原因です。
論破みたいな側面攻撃はそこまで嫌いではありません。むしろこれまで見てきた作品の傾向を見ると好きなくらいだったりします、今まで自分で気がつかなかっただけで。(また正反対な主張をしてごめんなさいね……これも説明不足のせいです)

最後にですが、平均値主人公も試してみるのはいいかなとは思います。
一応今企画している異世界ファンタジーがあるのですが、主人公はゴーレムを使役する魔法使いって設定になっていまして、本体の戦闘能力は低いという設定です。魔法使い同士で比較しても攻撃能力では劣っているって設定にしています。
この例は能力が平均値というわけではありませんが。(むしろ本体性能では平均値以下?)
まあ平均値主人公と言っても、せめて描くなら戦闘員の中では平均値であってほしいですね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうか

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