たしか金村さんですね!!ありがとうございます。
うーん・・・・今やベティーは【ナチスドイツ親衛隊の女将校さん】って印象。
親の情からも引き離された隔離施設で、ヒトラーの選民思想に凝り固められて育てられたがゆえに自我を持っていない事に気付けない悲しい人。生まれながら人生をそっくり奪われてしまった悲劇のヒロイン(ほぼラスボス)ポジ・・・・ですねー。
好きな映画にギレルモ・デル・トロの【パンズラビリンス】っていうのがあるんですが、それに出てくるハンサムだけど残酷で冷徹な「人でなしの大尉さん」に似ています。
彼も人間になりそこなった人なんで、見ていてめっちゃ痛くて悲しくて・・・・。どうしても嫌いになれない感じ
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木偶ころさん(笑)は祖母の口癖で、私や兄に向ってよく言っていました。「でっころさんみたいに可愛いねー」とか「でっころさんみたいにお洋服作ってあげようねー」とか。・・・・・悪気なくこまった婆さんでした(;´∀`)人間を木偶にしようとすんのヤメロ。
あえて自分でも一番いやな悪口書きました。お嬢さんたちへの失礼発言を謝らせてください。
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>>ちなみにベアトリクスは別の作品で使うことにします。
びみょー(;´∀`)
正直、如月さんのキャラって「正統派な萌えキャラ」だと思うんです。
なんかもう、キャラがいちいち可愛い。ナイトメアの二人とかも言動がかわいい。モビルスーツ娘もプラモ作者少年もアホ可愛い。ここまで素直にキャラ萌えさせられる「キャラ萌え力(りょく)」は如月さんの武器だと思う。
で、私は【好きなキャラが不幸になるホラー】は楽しめない質なので、路線的にビミョーです・・・・。ナイトメア金曜とか「なんでこんないい子たち(オッサン)が不幸になるのさ!!」って憤りが先に来たくらいだし。
【アカメが切る】とか【ダンガンロンパ】【西尾維新】【テラフォーマーズ】みたいに自分の作ったキャラが悲惨な目に合うのが萌える&楽しめる性格だとwinーwinだと思いますが、如月さんはリョナラーの気が無いのでは?
その気が有るなら別にいいと思う。
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個人的にいうと如月さんは【自分の恐怖の正体】を、もっと自覚した方がいいのかも?とは思いました。
例えば、毎度わたしがいぢめているスカーちゃん(仮)は【自分が悪者にされる事への恐怖】が創作の邪魔になっているだろうなーとは思います。
スカーちゃんは、自分が悪者にならないためにありとあらゆる嘘をつき、別の犯人をしたてあげ、罪を捏造し、自分を正義の味方や哀れな被害者に仕立て上げて断罪してしまう。
恐怖から【逃げ続ける】ことで欺瞞(ぎまん)と茶番と現実逃避による自己陶酔に満ちた臭い作品にしちゃうんですよね。なまじ表現力があるから一層臭うようになってしまっている。
彼女なら、あえて冤罪をくらってからの巻き返し系とか、喰種みたいな自分が悪の怪物になってしまった系主人公の悲劇っぽいドラマとか描けば、たぶん一発ぶちかませると思う。
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そして、如月さんもなにか【恐怖】を抱えている気がします。その【恐怖】がある限り、ベティーの二の舞が起こると思う。如月さんのキャラ達は、誰一人「そいつ」に勝てていないんですもん。
そいつを倒さなきゃメアリー・スーから脱出できない。その恐怖こそ如月作品のラスボスだと思う。