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タイトル:誠に申し訳ございません……の返信の返信の返信 投稿者: ヘキサ

これ以上の返信が負担になるようならほんとに無理しなくていいんですけれど、

>「ガンダムSEEDシリーズを見てモヤモヤした」という記述はデスティニーも含めた上での発言です。ただヘキサ様の言う『デスティニーはモヤモヤしたで片付けられない』というのは間違いないと思います。

やっぱり見てましたか……そう、デスティニー見るとモヤモヤを突破しちゃうから、SEEDのラストのキラとクルーゼのやりとりがあれでまともなほうに思えてしまうんですよ。だから私のガンオタ知人内では話題にすら上がらないんですけれど。そこをあえて挙げているので「もしかしてデスティニー見てないのかな」と思っただけのことでした。

>ただ私にSEEDシリーズを見せた父はそこまでデスティニーを嫌っていないそうです。

私が話を聞いたファースト世代の方も、SEEDの良さは認めていましたよ。そもそも続編の企画が立ったという時点で人気があったという事実なんですから。ただ、クリエイターの中には寡作型もいて、その人が名作を作ったからといって同シリーズで続編などを任せてネタ切れでコケた例というのはけっこうあります。他には仮面ライダークウガ→響鬼とか、遊戯王5D‘s→ARC―Vとかが思い当たるなあ……だから、私はSEEDとDESDINYは切り離して考えるようにしています。どの例も前の作品のほうは好きなので。SEEDの脚本担当は故人ということもあり、死体蹴りもあまりしたくないですし。

>実際クルーゼに関しては、論破するには相手が悪すぎると思います。

ですです、このタイプは限りなく論破不可に近いんですが、だからといってはいそうですかと従うわけにもいかないので、逆にかっこつけすぎて舌戦で打ち負かさないくらいでちょうどいいんです。

>総括すると接戦を作ること自体は大事じゃないんですね……

そこが友人さんにずっと言われていた「その理由でバトルものを書く気ならやめろ」という部分の正体でございます……ああよかった、やっと通じた(←心からの安堵)。
あと、パワーインフレばかり気にしているようだけど、ジャンプ漫画ってドラゴンボール以外はそんなにパワーインフレしてないからね! スカウターを出して戦闘能力を数値化してしまったこと、人気作がゆえに長く持たせるためにより強い敵を出し、かつ苦戦の期間を長く作らなければいけなかったことが起因してるだけで、他の漫画はこの論破型のほうが多かったり、パワーインフレの限界が来たあたりで打ち切りor円満終了になってるから(リアタイでナメック星消滅3分前を何週間も試聴させられた世代です……)。

>正直夜鳥子はかなりひどいと思いました。あんな使い方をしたら小説 の方の夜鳥子にもその作者様にも失礼だと思います。

その小説の方がゴリ押しの主犯ですので……。

>ティファに関しては結構好きなキャラなので嫌われているのは正直ショックですね……

FF7の初出当時はまだ、コンシューマーゲームが漫画やアニメの延長で、プレイアブルキャラクターの交代や脱退が珍しくない時だったんでなんとか受け入れられたんですよ。ドラマ性があればまあありかなって感じでした。ただ、それ以後キャラの死亡や脱退がゲームとしては悪手、という見解が定着していってのテイルズオブゼスティリアでメインヒロイン枠でやらかしたので、プレイヤーにとっては「嬉しくないサプライズ」の類に入った、という感じです。

>私にはラオウをお気に入りと発言した記憶はないです。

私に直接言ってはいないけど、ディオやシャアとひっくるめて言ってなかった? あ、「脇役が濃い話が好き」とだけ言ってたのか。

>個人的にラオウが好きではないと思える根拠はフドウ戦ですかね。

ラオウ様の俺様理論には正直私もついていけんのだけれど、部下に怒った理由はわかる。つまりその部下は「ラオウがフドウに恐怖したと気がついてしまった」わけだから。本当に気が利く人なら見て見ぬふりをしたほうがよかったわけだけど……これだからラオウ様のご機嫌とるのって難しいんだよ、私もこんな人の傍にはいたくないです。

>レイの件は別に気にしていません。あの後のユダ編で十二分に挽回していますので、あそこでレイが輝く布石と考えたら結果オーライなんじゃないかなとすら思ってます。

他の作品でもそういう例は多いので、一瞬で終わる戦闘だからといってあまり不満に思うことはないですね。
おそらく如月さんが見ていない作品で見たほうがいいものに「魁!男塾」があります。年代的に劇画調作品で北斗の拳とジョジョの中間に位置するため、ジョジョはこの作品との差別化を意識していた感がとても強いです。不良学生どものタイマン勝負をやりつくしたうえに、主人公のチートぶりはケンシロウも承太郎も通り越してもはやギャグにすらなっている学園バトルものです。

あとは何度か言っている車田正美作品全般。作者が東京の下町育ちのため、伝統的な「江戸っ子」というものの本質がわかっている人です。車田節はアニメ化した際の脚本担当が「ネームが神がかっていておいそれと手を加えられない」と尻込みしてしまうくらいの完成度の高さです。
やはり何度か言っている「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」も、北斗の拳と同じく原作・作画が別れているため、絵抜きでのストーリーの完成度が高いです。あとは不殺ブームの先駆けになった「るろうに剣心」。キラの不殺はこれの二番煎じのため不評なんですよ。

なろう系が嫌いなら逆にこのへんは読み込んでおいたほうがいいです。そうでないと「古き良き作品」の良さをうまく理解できていないままで終わってしまうので。

>最近ノベル道場と鍛錬室に短編ホラーの要素として異世界転生を組み込んでみた作品を投稿したのですが「なろう小説を好む層は確実に不快に思う」と発言した方がいました。そういう感想を書く人を見ると今は「なろう小説を否定する者は存在を許されない時代」なのではないかと錯覚しそうになります。

んなことはないと思うけれど、その作品に関しては私から見ると「とりあえず(如月さんが苦手な)オチをつけられているだけでよし」とは思うけれど、なろうテンプレ批判すらも手垢がついているから、特に目新しさは感じないかな。一歩ずつ前進してるとは思うけど。

>最近の管理人様はなろう小説に対して狂信的すぎるように見えるんですよ。最近は第一研究室の記述と矛盾するような発言すら見受けられたのでかなり堪えています……

そら第一研究室の記述が何十年前のものかと思えば違う話も出てきますよ。でも、最近のネット公募ではなろうテンプレ以外のものを発掘しようとする動きも出てきていますから、そんな悲観的になることもないですよ。殿堂入りにポイントが入り過ぎてポイント割れしてるし、ポイント不正とかがはびこってポイントの信用性が薄まってるし、書籍化しても信者が必ずしも買わないようになってきたから、受賞作も低ポイントのものが多くなってきたりしてるし。マーケティングは常に模索あるべし、ですよ。お互い頑張りましょうね。

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