小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

返信する!以下は元記事

タイトル:ラブコメの最後についての返信 投稿者: ヘキサ

なんとなく「絶対可憐チルドレン」を思い出してしまいましたが……あれもキャラの名前が源氏物語からとってますもんね、ロリ育成上等!って感じです。

いちばん大事なのは、メインヒロインを最初に決め、冒頭で出会わせることだと思います。話の終わりはくっつくかくっつかないか明確にしてもしなくてもどっちでもいい気がしていますが、最初の出会いを変にもったいぶって出し惜しみすると、読者の期待を外しやすいです。読者にとっては「最初に紹介された娘=メインヒロイン」になっていないと、なんか安心して読み進められない感じ。

>一番人気の高かった子とくっ付けるか

これはやめたほうがいいと思います。マクロスFくらいの、三角関係でどっちがいいかの二択を真剣に悩んで結末変更されたものはともかく、4人+αとか人数が多いものは、ひとり柱になる正妻を決めておかないと、やはり安心できない気がする……(どういう根拠かと聞かれると、ちょっと説明しづらいのですが)

あと、初恋の人が本命がいいかどうかは、正直ちょっと悩みます。「絶対可憐チルドレン」でも、皆本の過去エピソードのキーパーソンの少女っていたと思いますが、読者的にはチルドレンの活躍からはじまっているので、主役は彼女たち、その中でもメインヒロインはどう考えてもセンターの薫でないとって気持ちになってしまいます。

この「元カノ」「初恋の人」の対応ってけっこう難しくて、あまり深く考えずに付き合って別れた経緯をつくってしまうと、読者から見て「作品的ヒロインはあの娘だけど、元カノと別れたり初恋の人への気持ちを振り切る過程がちゃんとしていない」と、「なんでそっちを選ばなかったんだろう、作品のヒロインのほうへ気持ちを向ける主人公の心理がイマイチ」というモヤモヤが起きやすかったりとか……でも実際に昔の女のほうを選ぶと、それはそれで「他の彼女らの活躍は何だったんだ」というモヤモヤが起きそうだし……(すみません、ちょっと自分でも混乱してきた)

源氏物語は、最初はメインヒロインである紫の上の初登場の回「若紫」から書き始められ、それより前のエピソードは後から書き足され時系列に並べられたものだろうと推測されています。初恋の人藤壺との悲劇的な結末は、紫の上を中心に物語を構築するとああざるを得なかったのではなかろうと……

育成がメインとのことなので、初恋の人への気持ちの折り合いをなんやかんやつけながら、育成している少女らを大切にする、という基本スタンスにするのが大事なんじゃないのかなー……ただこれもちょっとテンプレに嵌まり過ぎてるかもしれないので、それが嫌であえて破るのもアリかもしれませんが。

コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ 「ラブコメの最後について」のスレッドへ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ