皆様返信ありがとうございます。
> 漫画とは訳が違うと考えられた理由をお聞きしたいです。
この展開のヒントを得た件の漫画や、これに近い展開があったあるゲーム作品と比較すると、ライトノベルという媒体が「読者に主人公と自分を同一視してもらう事」の重要性がこのサイトの記事を含めて説かれている事が多くあり、それだけに他の媒体以上に「悪い裏切り」になってしまわないかという懸念があります。
読者が作品に触れている時点では「変身ヒーロー」である事は把握している筈であり、作中でも旧主人公が「変身できる」条件を満たしているという情報を開示している(=旧主人公がこれから変身して戦うとミスリードを誘う)ので、尚更ショックを誘わないかと思っています。
> どうでもいい話の件なのですが、正直意味が分かりません
混乱を招いてしまって申し訳ありません。正しくは「スパイダーマンのオマージュと見せかけて仮面ライダーシリーズのお約束の踏襲」と言うべきでした。
演出上は怪人をヒーローと錯覚させる意図は無く、ただ「これからティーンヒーローとして活躍する奴と思いきや本当はやられ役一号」であったという皮肉を込めた小ネタ以上の意味は無いです。
> 犯人である視点主はどうやって、己を俯瞰したのでしょう
これに関しては旧主人公が視点主である内は怪人を直接目撃する事は無く、出現と犯行を人伝てに聞く状況にしようと思っています。
この話を通してやりたかった事を振り返ると「強大な特殊能力を持つ怪人を奇策で攻略する小洒落たヒーロー活劇」であり、こういう方向のインパクトを狙うのは何か違うのではないかと思いつつあります。
第一話は普通に本物の主役を紹介し、このプロットについてはまたの機会にしようと考えました。