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タイトル:中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信の返信 投稿者: ドラコン

 ドラコンと申します。サタンさんが、江戸時代の旅を参考にしては? とおっしゃっていますので、横やり失礼します。

 サイトでなくて恐縮ですが、参考文献をご紹介します。

 まず、このサイトの創作資料コーナーをご覧になりましたか。
 https://www.raitonoveru.jp/siryou/a4.html

 長らく更新が行われていませんので、古い本も多いのですが、創作上有効な資料が紹介されています。新品が入手できなくても、楽天やAmazonで古本を探されてはいかがですか。
 
 ズッパシさんのご質問でしたら、私が投稿
した資料では、以下のものがご参考になるかと存じます。

『幻想世界のハローワーク』
『空想世界構築教典』
『大航海時代』
 大航海時代の交易品の主役である香辛料は、価値が非常に高く、行商人を扱うのであれば無視できない。
 
 投稿していない資料であれば以下のものがあります。なお、これらも古いものが多いので入手の可否は保証できません。

『北槎聞略 大黒屋光太夫ロシア漂流記』(桂川甫周、亀井高孝校訂、岩波文庫)
 まだ読んではいないが、副題通り大黒屋光太夫のロシア漂流記。軽く目を通したところ、ソリや馬車、輿について挿絵入りで記述あり。解説によると、「十八世紀末のロシアに関する一種の百科事典的な学術書」。文語文なので読みやすくはないが、図版が豊富で、見出しが細かく出ているので何とかなるかと。北国を舞台とするなら、目を通して損はなさそうな一冊。

『現代訳 旅行用心集』(八隅盧庵、桜井正信監訳、八坂書房)
 江戸時代の旅行マニュアル兼温泉ガイドブック。題名通り、旅行の注意事項を細々と書いてある。よって、旅行に持っていくものにも詳しい。現代語に訳されていて読みやすい。

『江戸庶民の旅 旅のかたち・関所と女』(金森敦子、平凡社新書)
 旅の障害の一つは関所。江戸時代のパスポートである往来手形、ビザの関所手形について、発行手続きから、関所での調べまで、手形文面を引用して、詳しく書いてある。

『伊勢詣でと江戸の旅 道中日記に見る旅の値段』(金森敦子、文春新書)
 副題通り、旅費に詳しい。

『きよのさんと歩く大江戸道中記』(金森敦子、ちくま文庫)
 裕福な商家の奥さんの伊勢参り道中記を基にした本。江戸時代の旅の雰囲気がよく分かる。

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