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中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのか (No: 1)

スレ主 七詩 投稿日時:

小説家になろう」で異世界ものを書いています。
その参考に中世ヨーロッパの公益をしている商人や旅人。また、街から街へ遠出をしていた人がどんな装備(特にアイテム)を持ち歩いていたのか知りたいです。
当然、中世と言っても年代が大雑把すぎますし、いろんな国もあると思うのですが、まとめて載せているサイトなどないでしょうか……?汗

カテゴリー: 設定(世界観)

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人気回答!中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信 (No: 2)

投稿者 読むせん : 3 No: 1の返信

投稿日時:

あー・・・・・ど、童話で出てくるのは「すっぱいビール」かな?

日本以外の国では、水ってどこでも入手が難しいみたいだから飲み物は持ち歩いている印象。羊の膀胱とかに詰めている感じ。 
 井戸はもちろん泉の水にも川にも税金掛ける領主も多かったみたい。

 ヨーロッパでは薬草学系は産婆や魔女の物だから旅人・・・・単独行動をとれる野郎系は詳しくなさそうな気がするよ。
 中国から漢方を輸入された日本は【富山の薬売り】と呼ばれる人々が、背負子で薬を背負って日本中を行脚したっぽいけれど・・・・政府に認めてもらったからやし、民話系でも①薬という高価レート品と②金銭、そして③顧客データの塊である大福帳を持った薬売りはカモネギで、【六部殺し】に並ぶ「殺され系民話」が多い。日本ですら多い。

ハードモードか本人が山賊みたいなものじゃなきゃ駄目だったろうな。

ヨーロッパの商人で有名なのはメディチ家だけど、メディチはメディシス・・・薬の語源になったくらいなので薬問屋説が大きい。
あとボルジア家で有名になったのは「カンタレラ」暗殺用の毒とカンタレラを染み込ませまくった手袋だった―—————って世界ふしぎ発見でやってた気がする( 一ω一)

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信の返信 (No: 4)

スレ主 七詩 : 2 No: 2の返信

投稿日時:

早速返答してくださりありがとうございます。
知らないワードがバンバン出てきて興味をそそられます。
一つ一つ検索して調べてみますね。

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

モデルが中世ヨーロッパでも、異世界なら「中世ヨーロッパ」は「イメージに一番近いモデル」というだけで別に中世ヨーロッパでなければ参考に出来ないというわけじゃないかなと。
日本語のWebサイトなら日本由来の江戸などの旅具の紹介サイトのほうが圧倒的に見つかりやすいです。それを参考にすりゃいいんじゃないでしょうか。

江戸時代の旅具なら写真付きで一つづつ紹介されてるページがURL貼るまでもなくググりゃすぐ見つかると思う。
それを、携帯提灯→組み立て式ランプ とか、西洋風というか異世界風にアレンジしていけば良いのではないかな。
中世ヨーロッパの旅具は、翻訳された歴史系の本にそういうの書かれてたなって覚えがあるけど、いま手元にないのでタイトルまではわからんや。

商人は、売るもの(扱ってるモノ)次第で変わることもあると思う。馬車で大量輸送するのもあるだろうし、輸送自体は人任せで手形で取引するってのもあるだろうし、薬や針などは省スペースなので箱を一個背負うだけで良かったりとか。
江戸の商人の豆知識だけど、仕込み刀ならぬ仕込み財布的なものもあったりする。外見は脇差なんだけど中身が空洞で刃はなくて、そこにお金を入れてた。スリや盗人対策だね。
もちろん人前でそんな仕込み財布(銭刀)からお金を出すわけにはいかないから、商売用の小銭入れで早道って道具を別途持ってたり、財布は財布でちゃんと持ってたり、足袋の裏に緊急時用のお金を入れてたり、さすが旅商人はお金に関していろいろ頭を使ってたらしい。
そこまで細かい文化は、さすがに英文で調べないと気軽にたどり着けないと思うから、外国語が苦手なら日本の文化を異世界アレンジしてしまうのがいいと思うよ。

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信の返信 (No: 5)

スレ主 七詩 : 2 No: 3の返信

投稿日時:

日本の江戸の文化を異世界風に、というのは目からウロコです。
仕込み財布とか、なかなか生活の知恵が感じられる文化ですね。
英語は苦手なので、日本のそういった物を調べてみたいと思います。
ありがとうございました。

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信の返信 (No: 6)

投稿者 ドラコン : 0 No: 3の返信

投稿日時:

 ドラコンと申します。サタンさんが、江戸時代の旅を参考にしては? とおっしゃっていますので、横やり失礼します。

 サイトでなくて恐縮ですが、参考文献をご紹介します。

 まず、このサイトの創作資料コーナーをご覧になりましたか。
 https://www.raitonoveru.jp/siryou/a4.html

 長らく更新が行われていませんので、古い本も多いのですが、創作上有効な資料が紹介されています。新品が入手できなくても、楽天やAmazonで古本を探されてはいかがですか。
 
 ズッパシさんのご質問でしたら、私が投稿
した資料では、以下のものがご参考になるかと存じます。

『幻想世界のハローワーク』
『空想世界構築教典』
『大航海時代』
 大航海時代の交易品の主役である香辛料は、価値が非常に高く、行商人を扱うのであれば無視できない。
 
 投稿していない資料であれば以下のものがあります。なお、これらも古いものが多いので入手の可否は保証できません。

『北槎聞略 大黒屋光太夫ロシア漂流記』(桂川甫周、亀井高孝校訂、岩波文庫)
 まだ読んではいないが、副題通り大黒屋光太夫のロシア漂流記。軽く目を通したところ、ソリや馬車、輿について挿絵入りで記述あり。解説によると、「十八世紀末のロシアに関する一種の百科事典的な学術書」。文語文なので読みやすくはないが、図版が豊富で、見出しが細かく出ているので何とかなるかと。北国を舞台とするなら、目を通して損はなさそうな一冊。

『現代訳 旅行用心集』(八隅盧庵、桜井正信監訳、八坂書房)
 江戸時代の旅行マニュアル兼温泉ガイドブック。題名通り、旅行の注意事項を細々と書いてある。よって、旅行に持っていくものにも詳しい。現代語に訳されていて読みやすい。

『江戸庶民の旅 旅のかたち・関所と女』(金森敦子、平凡社新書)
 旅の障害の一つは関所。江戸時代のパスポートである往来手形、ビザの関所手形について、発行手続きから、関所での調べまで、手形文面を引用して、詳しく書いてある。

『伊勢詣でと江戸の旅 道中日記に見る旅の値段』(金森敦子、文春新書)
 副題通り、旅費に詳しい。

『きよのさんと歩く大江戸道中記』(金森敦子、ちくま文庫)
 裕福な商家の奥さんの伊勢参り道中記を基にした本。江戸時代の旅の雰囲気がよく分かる。

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信の返信の返信 (No: 9)

スレ主 七詩 : 0 No: 6の返信

投稿日時:

このサイトの参考文献はまだ目にしたことがありませんでした。
こんなに近くにあるのに、自分の視野の狭さが恥ずかしいです。
たくさんの資料の提示ありがとうございます。とても嬉しいです。

『幻想世界のハローワーク』
これはとてもとっつきやすそうなので買ってみようと思います。
『空想世界構築教典』
この本はボリューム不足と書かれていましたが、情報量が多すぎると混乱してしまうので、かえっていいかなと思いました。
検討してみます。
『大航海時代』
この本の説明を見て思ったのですが……。
今僕が書こうとしている異世界が、現実に置き換えればどの年代をモチーフにしてるのか、明確に決めてないことに気付いてしまいました。
中世と大航海時代(近世)ではだいぶ違いますよね。
もちろん現実ではなく異世界で、想定している読者にもなるべくわかりやすく伝えたいので、テンプレな所謂「ナーロッパ」を書きたいと思っているのですが……。
これは、自分の考え方を今一度改めなくてはいけないかもしれません。

他に提示していただいた文献では、この本が気になりました。
『江戸庶民の旅 旅のかたち・関所と女』
「もし『小説家になろう』に出てくるような異世界が実在するとしたら、関所が多くの冒険者の足止めをするので、彼らは一つの国(街)に留まってやりくりするかもしれない。それは冒険者ギルドに深い関わりを持つ国王にとっても有事の際に戦力を数えやすくなるので、メリットになる」
と、以前目にした考察記事では書かれていました。
なので、実際の関所がどういうものか、若干興味があります。
サタンさんの言う通り、異世界であれば元が江戸時代でもアレンジを加えればOKみたいですしね。

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信の返信の返信の返信 (No: 16)

投稿者 ドラコン : 0 No: 9の返信

投稿日時:

 ドラコンです。ご返信ありがとうございます。

 参考資料は、サタンさんのご意見で江戸時代の日本中心にご紹介しました。ですが、ヨーロッパの旅の本もありますので、追記します。

『「伝説の乗り物」がわかる』
 このサイトの創作資料コーナーに、私が投稿した本。ファンタジー世界なら、天馬の類は必須かと。
 https://www.raitonoveru.jp/siryou/norimono.html
 
『グランドツアー 英国貴族の放蕩修学旅行』(中公文庫、本城靖久)
 18世紀の英国貴族の若様の、フランス・イタリア旅行について詳しい。パスポート、出入国審査、乗り物(馬車と船)、宿、食事、お金、健康管理、観光について一通り出てくる。特に、馬車について押さえておく必要はある(鉄道登場<近代>以前の、ヨーロッパと日本のたびの最大の違いは、馬車の有無)。古い本なので入手は難しいかもしれぬが、有効な一冊。

『英国流 旅の作法 グランド・ツアーから庭園文化まで』(中島俊郎、桑木野幸司、講談社学術文庫)
 2020年7月10日発売予定。まだタイトルしか発表されていないので、詳細は不明。タイトルから察するに、上記『グランドツアー』と類似した内容かと思われる。
 https://bookclub.kodansha.co.jp/calendar

『古代ローマ旅行ガイド』『古代アテネ旅行ガイド』(フィリップ。マティザック、安原和見訳)
 ガイドブック形式で古代のローマとアテネについての本。旅の目的地の都市について参考になる一冊。カラー図版が豊富。宿や通貨、言葉について旅行者視点で記述がある。

参考文献『英国流 旅の作法』についての追記 (No: 17)

投稿者 ドラコン : 0 No: 16の返信

投稿日時:

 ドラコンです。作成から2カ月以上経っているスレッドを今さら上げるべきではないのかもしれませんが、私が紹介した参考文献で追記すべきことがありますので、投稿します。

『英国流 旅の作法 グランド・ツアーから庭園文化まで』(中島俊郎、講談社学術文庫)

 この本は、近代以前のヨーロッパの旅行手続き(パスポート、出入国審査)、旅費・両替、観光、乗り物、携行品を調べるのが目的なら、ほとんど役に立ちません。それらが目的なら、『グランドツアー 英国貴族の放蕩修学旅行』(本城靖久、中公文庫)のほうが断然詳しいし、面白いです。イギリス貴族の若様の、旅の模様が生き生きと描かれていますね。新品の入手は無理でも、古本屋や図書館で探してでも、一読の価値がある一冊です。

『英国流 旅の作法』のほうは、イギリス人が「旅から見た夢」「旅に見たかった夢」という精神面を中心に描いています。全編通してもですが、特に前半は、イギリス文学・西洋美術の話が中心でした。そのため、それらに疎い私では、何が書かれているのか、よく分からなかったですね。それに、重要キーワードの説明も悪く、半ページ~1ページ無改行で読みづらかったです。

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信 (No: 7)

投稿者 ものとん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

資料探し、こんなサイトもあります。

Webcat Plus
http://webcatplus.nii.ac.jp/

キーワードから関連のありそうな書籍を検索するサイトです。
絞り込みが大変かとは思いますが、ご参考まで。

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信の返信 (No: 10)

スレ主 七詩 : 0 No: 7の返信

投稿日時:

面白いサイトをありがとうございます。
ブクマしておきます。

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信 (No: 8)

投稿者 もちもちだんご : 0 No: 1の返信

投稿日時:

私も過去に似たようなことで悩んでいたことがあります。

その時に私は
新紀元文庫出版・須田武郎作・「中世騎士物語」という書籍で勉強しましたよ。

この一冊で、当時の戦術から武器、食料、など中世ヨーロッパのことが書いてあるので勉強になると思います。

ただ、中世騎士を中心にして、当時のヨーロッパにふれてますのでスレ主様の内容からは少し逸れてしまうかもしれません。

ご参考になれば幸いです。

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信の返信 (No: 11)

スレ主 七詩 : 0 No: 8の返信

投稿日時:

「なにを持ってたのか」を知るには、やっぱり文化自体を勉強したほうがいいと僕も思っています。
「中世騎士物語」の本、なかなか良さそうです。
当時の中世ヨーロッパを勉強してから、自分の創作に活かせるかどうか検討してみたいと思います。
ありがとうございます。

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信 (No: 12)

投稿者 パクトボー : 0 No: 1の返信

投稿日時:

他の方が参考文献をたくさん提示してくださっているようなので、自分はアプローチをかえてみましょう。
ちょっとズルい解決法があります。
まず、でっかい馬車とか、荷車をひとつ持たせる。とにかく物が満載の。
何か描写や展開に必要なものが出てきたら、山盛りの荷物から都度都度取り出して使う。
あえて細かく描写せず、「商売道具や個人的な荷物が満載だ。」程度の描写にして、誤魔化す。
リアリティーや空気感は薄れますので、雰囲気を大事にしたい場合は使えないと思いますが、急いで執筆したい場合は参考までに。

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信の返信 (No: 13)

スレ主 七詩 : 0 No: 12の返信

投稿日時:

簡単で即席で使えそうなやり方ですね。ありがとうございます。

自分の今書いている話になって申し訳ないのですが(以下プロット板に書く内容かもしれないので読み飛ばしてもらって大丈夫です)
「主人公がステータス透視能力で見ただけで相手の持っているアイテムがわかる」
という内容なので、詳細に記述したほうが読者目線でも面白いのかな……と考えてしまっています。
でもやはり出てくる人全ての持ち物を全部書いていたらさすがに読者も「ウザいなぁ」と思うかもしれないので、大雑把にしてもいいかもしれませんね。

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信 (No: 14)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

とりあえず、これなんかいかがですか?

「西洋中世期における旅する商人」

ttps://sou-sou55.hatenablog.com/entry/2019/07/12/221251

ここで紹介されている以下の書籍も面白そうです。

阿部謹也『中世を旅する人びと―ヨーロッパ庶民生活点描』

中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信の返信 (No: 15)

スレ主 七詩 : 0 No: 14の返信

投稿日時:

読みました。
遍歴商人と定住商人という考え方があるんですね。とても面白かったです。
トルネコみたいなキャラクターも魅力があっていいですね。
う~ん、どっちのタイプをメインにしようか悩みます。笑

「中世を旅する人々」の本には、羊飼い、遍歴職人、乞食とかが出てくるみたいですね。
どのワードも興味をそそられますね……。
資料の提示ありがとうございました。

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タイトル:中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのか 投稿者: 七詩

「小説家になろう」で異世界ものを書いています。
その参考に中世ヨーロッパの公益をしている商人や旅人。また、街から街へ遠出をしていた人がどんな装備(特にアイテム)を持ち歩いていたのか知りたいです。
当然、中世と言っても年代が大雑把すぎますし、いろんな国もあると思うのですが、まとめて載せているサイトなどないでしょうか……?汗

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