返信ありがとうございます。
>スレ主様の中でヒロインが、ただ主人公にとって都合の良い、従属するだけの存在としかイメージされていないのではないかと。
序盤はそうですね。冒険者になる条件を満たす条件を揃えるのも主人公頼み、取柄と言えばかわいい事と優しい事くらい、そこから脱却するのが物語全体のテーマになります。
主人公は規格外に強く、ヒロインへの忠誠心が高くヒロインが誰々の首を取ってこい、と言ったら翌日の朝にはそいつの首をヒロインの枕元に置いておく様なキャラにする予定でした。
むしろ主人公の方がヒロインにとってのドラえもんみたいな都合のいいキャラになるかもしれません。
しかしヒロインは彼がその強大すぎる力を無暗に振るうことを良しとしない。それは自分の損得ではなく、命を奪われる相手や命のやり取りが当たり前に行われる環境に晒されて倫理観がズレてしまった彼自身の事を思っての事です。主人公はそういう所に惹かれてヒロインについていきます。
主人公についていけるくらい自分自身が強くなるのは当然の事として、主人公という強力すぎる駒(しかもこいつは放っておくと自分で考え動く)をどう御するか、彼はいつまで自分の傍に居てくれるのか、と言った悩みを抱えながら精神面で強くなっていく、というのがこの話の目標です。
そして、今の構想ではそういう関係になるのが難しいので、話を大きく変える必要があるのではないかと思った次第です。