貴方の言っている文章のうまい下手は義務教育の国語的なもので、ライトノベルの日本語のうまい下手とは、およそ関係ありません。
無駄ではありませんが、的外れではあります。
要は、血肉になっているかどうかです。
それを説明します。
「頭痛が痛い」
よく教科書の国語ルールでは違反していると、持て囃され使われますが、ライトノベルの国語的には正しいです。
いや、何も正しくはありませんが、“ここでは”正しいということにします。
「頭痛が、痛い…」
これが、物語で使われるとしたら、どういう場合でしょう?
言語を、文章を司る頭が痛みで廻らずに痛みしか感じ無いーーなる程、「痛み」の表現として文芸レベルであります。
痛みで、正しいルーリングの文章が紡げないのです。
戦闘シーンや、緊迫したシーンでルーリングを守り続ける事は国語のルーリングでも違反します。
自分の作品にあっていたら、下手でも何でもいいのです。
「語彙を増やす。」
ライトノベル作家として、正しい姿勢です。
だが、“真”に迫るなら「語彙に敏感になる!」になったりします。
いえ、これも何一つ正しくはないですが“センス”を説明出来たらいいなぁーくらいに思ってます…
分かったら「風の傷跡ぉぉ!!!」と叫んで下し
未熟な内は、何やっても芸の肥やしになります。
意図しなくても意図しても大幅にズレたことをした方が大成する傾向はあります。
ただ、貴方の比較文はどちらの文章も良いし、どちらの文章
も悪いです。
それだけ言いたかったです。