価値観に違いが出ると思う。
アンパンマンは原作者のコンセプトとして【不変】である事を求められる主人公です。飢餓で苦しむ戦後の日本に問答無用であんパンを食わせに飛んで来てくれる【絶対のヒーロー】であるべく作られた、ある種の宗教―———地蔵菩薩に近いコンセプトです。
アンパンマンは、きっと悪人だって救おうと頑張ってしてしまうでしょう。
999は星を渡るたびに価値観や気持ちが少なからず変わってい行く【成長】を求められる・・・・のかな?キャプテン・ハーロックしか読んだことないから分かんないんだけど。
たしか主人公は、機械の体を手に入れて機械人間の仲間入りをしようと999に乗り込むも、旅の果てに「やっぱり機械の体イラネ」になる
自分の価値観次第では、悪人でも救おうとするけれど、善人でも殺そうとするし、最悪レベルで選択肢を間違えて死ぬほど後悔することもある等身大の人間。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
第三の選択で【キノの旅】と【星の王子様】も旅するアンパンマン・・・巡礼の聖人イエスとパウロが旅する民話系かな?
あー・・・奇跡の力を持つかもしれない【来訪神】に対応する人々のあれこれ、みたいな。
「来訪神」というか巡礼者や商人は、価値観や新しい情報、欲しくとも地元では手に入らない物をもたらしてくれる福の神であり・・・・病気や悪縁をもたらす疫病神でもあります。
人々は「来訪神」を殺そうとしたり歓迎したりする。
「来訪神」は相手のリアクションに関係なく旅をする(自衛のために反撃したり呪いを齎(もたら)す事もあるけどね)