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タイトル:文学賞に挑戦するモチベーションの返信 投稿者: 大野知人

 モチベーションが湧かないものはどうしようも……。

 これは俺の持論ですが、人間のすることは『①やりたいこと』『②やりたいことのためにやらなくちゃいけないこと』『③されたくないことを防ぐためにやること(②に含まれることが大半)』だと考えています。
 ネットの文学賞への挑戦は、その三つに含まれていますか? 含まれていないなら、しなくてもいいかもしれません。
 また、もしその三つに含まれているなら(と言っても、モチベが湧かない以上②だと思いますが)、『夢のため』と腹をくくってやることをオススメします。

 俺個人の経験としても、書いている作品が途中でつまらなくなって『もうこの作品諦めて、次の書こうかな』と投げそうになることがありますが、『作品の辻褄を付ける・書ききる・推敲する』ということの練習と思って、最後まで書くようにしています。

 やりたいことがあって、その過程ですべきことを困難に感じるとき。人が取れる手段は諦めるか、やるかの二つだけです。もし諦めそうになっていて、でも諦めたくないときは目標を強くイメージしてください。ありきたりな少年漫画の演出みたいですが、なんだかんだやり遂げられるものです。

 『大の本好き』なのに『小説を読もうとするとすぐ嫌になる』と言うのは矛盾していますが、それは『何かを学ぼうとして読もうとする』と嫌になるという話ですよね? 『図鑑や伝記・実用書は好きだけど、小説だけはムリ!』みたいな人でないことを前提に一つアドバイス。
 
 基本的に他の人の本を参考にするとき、まず最初に考えるべきは『ジャンル』とか『自分が書こうと思っている作品との共通点』とかではなく、『自分がどれくらい面白いと思ったか・感情を揺さぶられたか』です。
 俺も若輩で偉そうなことは言えないのですが、見てきた限りだと大概の小説家志望の人間は『コイツは面白い!』と言うアイデアが腹の中に有って、ただそれをうまく表現できていないだけに見えます(俺もですが)。

 なので、まずは『面白い』と思えた作品(できるだけ昔に読んだものが好ましい)を読み返して、自分の好きなシーンがどうして面白いのかということを考えましょう。『面白い』と思える小説には必ず理由があります。好きなものをたくさん見て、なぜ自分がそれを好きなのかよく考えるといいと思います。

以上。長文失敬。

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