大前提として、作品を出版するための資本(お金)を負担するのは出版社ですので、作品を出すか、出さないかの決定権は基本的に出版社/編集者にあると考えた方がいいと思います。
そして、ライトノベルビジネスは客商売であり、一巻当たりの値段=客単価を変えられない以上、「作品がどれだけ多くの人に受けるか」を編集者は考えることになります。※ 「売上=単価×数量」のため
そのうえで、社会にはある種語るのもタブーとなるようなデリケートな話題があります。ナチスなどはそういった類のもの。ですので、アイデアの段階で拒否される可能性が高いのではないかと思われます。
ただ、それを現実のナチスと分からないように表現するなら、その限りではないかもしれません。例えば、ナチズムやネオナチをモチーフにした架空の政党や思想を作り、あくまで架空の存在としてそれを描くのならば、あまりその辺りは気にしなくてもいいのかもしれません。※現実の編集者がどう判断するかは分かりませんが。