小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

返信する!以下は元記事

タイトル:いわゆる追放系ラノベの書き方についての返信 投稿者: 読むせん

どういう追放モノにしたいか?ですね。
―――――――――――
①転職・リスタートものだと、最終的に解雇側とも(前ほどでもないにしろ)仲直り展開もあります。
 社員時には非道な行いも、いざ立場が変わり雇用主視点から見て、自身の追放理由に納得していたり、解雇後も何気に気にしてくれていて、主人公の大ピンチの時にサポート入ってくれたり―——とかですねー。主人公が助けるパターンもあります。
―――――――――――――
因果応報いわゆるザマァ系も2タイプほどあります
②破滅する仲間こそが主役型
③仲間は単なるスカッと要員
 
 ②は選択を失敗してしまった自分の姿として描きます。
大切な仲間を道具とみなし切り捨ててしまった絶望。尊敬に値する人を踏みにじった羞恥心。モブだと思っていた仲間こそヒーローであり、自身こそがモブ側だという現実感。いまさら謝りようがない罪悪感。今更後戻りはできない狂気感。そして破滅感。
 男性は【失敗への恐怖】【現実への恐怖】が強すぎる人が多いので書くのも読むのも難易度たかいよ。ただし説得力もドラマ性も高くなる。物語の長さによってはネームド君を主役を食いかねないポジにできます。
――――――――――――
③ウケは良いんですが、いかんせん軽くなりがちなポジション。
 ただ、このほうが作品全体の空気がダークにならず、ライトで爽快な物語にしやすいです。
================-
④復讐者
追放の復讐をするべく暗躍する、ある意味主人公の闇落ちパターン。主人公が頑張って破滅に導きます。
ーーーーーーーーーーーー
⑤理不尽な復讐者の叙述トリックもの
追放される側が【追放に値するクソ行為】をなしていて、それを仲間が止めても無視し続けたとかで、仲間に「愛想をつかされた」くせに逆恨みをする。
ーーーーーーーーーーー
⑥陰謀もの
主人公こそが真の勇者で、彼を生き延びさせるために仲間が「囮の勇者」として振舞い、主人公を安全圏に逃がし、自分たちは敵の油断を誘うべく討ち死にして見せるとか。ハリポタ展開乙。
ーーーーーーーーーー
追放はしょせんスパイス。これを主食にしたりオカズにして飯を食うには足りないので、メイン物語への風味付けくらいに思った方がいいです。

コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ 「いわゆる追放系ラノベの書き方について」のスレッドへ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ